「鍋倉夫」~「路傍のフジイ」「リボーンの棋士」、そのプロフィール(経歴)や素顔、作品など~

 今回は「路傍のフジイ」「リボーンの棋士」の作者として知られる「鍋倉夫」先生について解説します。

 鍋倉夫先生は神奈川県出身の男性漫画家。

 学生時代はごく普通の人生を歩みながらも、大学四年になってから就職活動もせず(初めて)漫画を描き始めて漫画家を目指したという一風変わった経歴の持ち主です。

 独特の人生経験から生まれるキャラクターと作風は唯一無二。

 本記事ではそんな鍋倉夫先生のプロフィール(経歴)や素顔、過去作を中心に解説してまいります。

「鍋倉夫」先生のプロフィール

引用元:鍋倉夫(X)

基本プロフィール(出身など)

性別男性
本名鍋倉純樹
生年月日???
年齢???(2026年時点で39歳)
出身地神奈川県横須賀市

 鍋倉夫先生は神奈川県出身の男性漫画家です。

 鍋倉夫先生は中高がエスカレーター式の学校で、高3の時に必死になって勉強し東洋大学に入学。

 大学時代はニコニコ動画にハマり、その将棋動画が切っ掛けで将棋に興味を持つようになったそうです。

 漫画好きではあったものの、漫画家を目指して実際に描き始めたのは大学四年生の時。

 就活もせず、漫画家になれるだろうという根拠のない自信を持って行動していたそうです。

漫画家としての経歴

 鍋倉夫先生は大学卒業頃に初めて描いた漫画が完成しアフタヌーンに持ち込んだものの見事玉砕します。

 大学卒業後はアルバイトをしながら漫画執筆を続け、24歳の時に描いた2作目でアフタヌーン四季賞奨励賞、3作目で同大賞を受賞。

 その後、後述する花沢先生の下でアシスタントをしながら長い下積みを経験し、2018年に「ビッグコミックスピリッツ」にて、将棋漫画「リボーンの棋士」で連載デビューを勝ち取ります。

 2023年からは「ビッグコミックスピリッツ」で「路傍のフジイ」の連載が始まり、これが「このマンガがすごい!2025」オトコ編第5位、「マンガ大賞2025」で第2位を受賞するなど人気を博し、現在に至ります。


「鍋倉夫」先生と「リボーンの棋士」


 「リボーンの棋士」は年齢制限により奨励会を退会し将棋棋士になる夢を諦めた主人公が、「プロ編入制度」により再び将棋棋士を目指して将棋に取り組む挫折と再生の物語。

 プロ編入試験受験に必要な条件は「プロとの公式戦において、最も良いところから見て10勝以上。なおかつ6割5分以上の成績」という極めてハードルの高いものでしたが、主人公はプロ相手に奮闘し勝利を積み重ねていきます。

 最終的には若き才能に阻まれあと一歩のところで編入試験受験資格を逃しますが、その後も諦めることなくプロを目指して奮闘する姿が描かれるラストとなっていました。

 非常にリアリティのある人物描写が特徴で、将棋を知らない人間でも引き込まれる良策です。

 

「鍋倉夫」先生と「路傍のフジイ」


 この作品はとある中小企業に勤める40歳過ぎで非正規社員の独身、地味で目立たない中年男性の藤井さん。

 真面目で仕事はしっかりするけれど、どこかズレていて周囲から舐められてしまっている、世間でいうところの「負け組」オジサンです。

 一見すると可哀想で、ああはなりたくない人。

 そんな藤井さんに、ふとした切っ掛けで周囲が興味を持ち始めるところからこの物語は始まります。

 勝手に藤井さんのことを下に見ていたけれど、実はこの人は誰より人生を楽しんでいるんじゃないだろうか。

 藤井さんとの生き方に触れて、少しずつ周囲の人たちが自分の生き方を見つめなおす、どこにでもありそうでどこにもないヒューマンドラマです。


「鍋倉夫」先生と花沢健吾先生(アシスタント)

 鍋倉夫先生はアフタヌーン四季賞で大賞を受賞した後、20代半ばから30歳頃まで「アイアムヒーロー」などで知られる花沢健吾先生の下でアシスタントをしていました。

 編集部の紹介とかではなく、SNSでのアシスタント募集に応募して採用された形らしいですね。

 鍋倉夫先生は花沢先生の縁で編集者の石田貴信さんと知り合い、これが後の連載デビューに繋がったそうです。

 花沢健吾先生の下でのアシスタントは「アイアムヒーロー」完結のタイミングでチームが解散となり終了していますが、鍋倉夫先生は花沢先生から多くのことを学び、師と仰いでいます。

「鍋倉夫」先生の素顔(写真)

 鍋倉夫先生は写真を見ると、細身で飄々とした雰囲気の男性です。

 作品を読むと骨太な印象が強いので、見た目は真逆の印象を受けますね。

 インタビューなどを読むと苦労し挫折した経験を作品に見事に活かしており、人は見た目だけでは分からないなと思わせてくれます。

 色んなメディアに積極的に出ておられますが、そうした場での発言より何より、作品で雄弁に語るタイプの作家さんですね。



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