今回は荒川弘先生が少年ガンガンで連載中のダークファンタジー「黄泉のツガイ」から、ユルとアサの両親「ミネ(父親)」「ナギサ(母親)」について解説します。
ミネとナギサは本作の主人公ユルとアサの両親。
10年前にアサを連れて東村から逃亡し、ナギサの故郷である沖縄に向かう飛行機の中で突如行方不明になってしまいました。
両親との再会が主人公たちの大きな目的の一つですが、既に死亡したとの説も……
本記事ではそんなミネとナギサのプロフィールや現在の行方、死亡説などを中心に解説してまいります。
「黄泉のツガイ」ミネとナギサとは?
ユルとアサの両親
ミネとナギサは本作の主人公で「昼と夜を別つ双子」ユルとアサの両親です。
かつては現代文明から隔絶された東村で暮らしていましたが、10年前にアサを連れて東村から逃亡。
その後、ナギサの故郷である沖縄に向かう飛行機の中で忽然と姿を消してしまいました。
両親との再会は本作における主人公たちの大きな目的の一つとなっています。
プロフィール①ミネ(父親)
父親の名前はミネ。
元々東村に住んでいた狩人の男性で、ユルに狩りを仕込んだ師匠でもあります。
ユルの師匠だけあって、その戦闘力は一級品。
東村という文明から隔離された世界で育ったため、現代日本の常識がなく浮世離れしたところがあります。
プロフィール②ナギサ(母親)
母親の名前はナギサ。
元々は偶然東村に迷い込んでしまった沖縄出身の下界人で、フルネームは金城ナギサといいます。
秘密を守るため東村から出してもらえず、途方に暮れていたところミネに絆されて夫婦となり、ユルとアサの双子をもうけています。
東村から逃亡する際には、デラの父親の田寺ロウエイを脅して東村の結界を抜ける方法を聞き出しており、ロウエイからは「あの女おとなしい顔しておっかねぇ」と評されていました。
「黄泉のツガイ」ミネとナギサの行方
東村からアサを連れて逃亡、影森家に保護
ユルとアサは「昼と夜を別つ双子」と呼ばれ、一度死ぬことでそれぞれ、あらゆるものを強制的に閉じる「封」の力と、あらゆるものを強制的に解く「解」の力を手に入れることができます。
東村の人々はその力を利用して世を支配しようと目論んでおり、アサを座敷牢に閉じ込め、ユルに対して何度も刺客を送り込んできていました。
ミネとナギサは双子をそうした因習から解放するため10年前に東村から逃亡。
本来は双子両方を連れて逃亡する予定でしたが、ヤマハおばぁの妨害でアサしか連れていくことが出来ませんでした。
その後彼らは東村と対立する影森家に保護されることになります。
沖縄に向かう飛行機の中で行方不明に
一先ず東村の手を逃れたミネとナギサでしたが、二人はその後まもなくアサを影森家に残して行方不明となっています。
二人はナギサの故郷である沖縄に向かう飛行機の中で忽然と姿を消してしまいました。
墜落したとかではなく、突然姿を消したということですからツガイ使いによる超常の力が関わっていることは間違いありません。
二人の行方はアサを保護する影森家は勿論、デラたち東村関係者も把握していないようで……
「黄泉のツガイ」ミネとナギサは死亡した?
与謝野イワンが斬ったと発言
行方不明となっていたミネとナギサですが、25話では二人の行方に繋がる手掛かりが判明しています。
その手掛かりとは東村と敵対する西ノ村陣営のツガイ使い与謝野イワン。
左右様は彼の持つ刀からミネとナギサの血の匂いがすることを察知。
ユルたちからそれを追及された与謝野イワンは、
「ミネとナギサを斬ったのは俺だ 首を刎ねた」
と発言しています。
生きている可能性が高い理由
与謝野イワンの口から「殺された」かのように語られたミネとナギサですが、しかし二人はまだ死んだと決まった訳ではなく、むしろ生きている可能性が高いと予想されています。
そもそも与謝野イワンの刀は「マガツヒ」という斬った空間を入れ替える能力を持つツガイで「首を刎ねた」からといって「死んだ」とは限りません(与謝野イワンも「殺した」とは発言していません)。
また、普通に考えればミネとナギサを殺す意味はなく、双子に対する人質として生かしておいた方が都合がいいので、与謝野イワンはユルを動揺させるためにワザと誤解させるような発言をした可能性が高いです。
ちなみにナギサの故郷である沖縄の実家にはナギサの母が住んでいますが、彼女は何者かのツガイに操られ、アサを騙しておびき寄せようとしています(アサたちにはバレバレ)。
状況的には西ノ村陣営がミネとナギサを捕え、ナギサの実家を占拠して双子を手に入れようとしているように思えますが……?
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