今回は「ジャンプ+」で連載中の「ふつうの軽音部」より、良い子過ぎる美少女「大道 優希(おおみち ゆうき)」について解説します。
大道優希は主人公の鳩野ちひろの同級生で同じ軽音部に所属する少女。
入部当初は内田桃たちと3ピースバンド「sound sleep」を組んでいましたが、メンバーの恋愛トラブルを契機に解散し、新たに「Color Circuit」を結成しています。
善良な少女で鳩野たちとも仲がよく、藤井彩目が鳩野とバンドを組む後押しをしたことも。
本記事ではそんな大道優希のプロフィールや人間関係を中心に解説してまいります。
「ふつうの軽音部」大道優希のプロフィール
引用元:『ふつうの軽音部』人気投票
基本プロフィール
大道優希は主人公の鳩野ちひろが通う谷九高等学校の同級生で、同じ軽音部に所属している少女です。
元々は中学時代からの友人である内田桃、乃木舞伽と三人で「sound sleep(サウンドスリープ)」というバンドを組んでいましたが、異性関係のトラブルが切っ掛けで解散。
その後は新たに「Color Circuit(カラーサーキット)」を結成し、軽音部を続けています。
誕生日は8月10日。
外見は黒髪ロングでセンター分けの大人っぽい美少女で、作中ではキラキラした一軍女子の筆頭として扱われています。
性格は自称「八方美人」ですが、周囲に気を遣える普通に善良な良い子。
好きな食べ物はチーズが乗ったもの全般、好きなアーティストは「YOASOBI」「BiSH」「新しい学校のリーダーズ」とドノーマルな趣味趣向の持ち主。
ただ大人しそうに見えて意外と胆が太く、虫系は一応怖がるフリはするものの全然平気なのだだそうです。
また鷹見に対しては「女性関係カス」と辛らつな評価を下したこともありました。
軽音部の2年で一番モテる須田先輩と交際しています。
担当はギターボーカル
大道優希の担当はギターボーカルです。
中学時代から高校に入ったらバンドを組むつもりで練習していたらしく、その演奏と歌唱力は中々の物。
「protocol.」のメンバーのように別格の上手さという訳ではありませんが、普通に1年生としては上手で、その容姿の華やかさもあって人気、という印象ですね。
作中では「Hump Back」をよくカバーしています。
「ふつうの軽音部」大道優希と「sound sleep」
引用元:『ふつうの軽音部』人気投票
内田桃、乃木舞伽と3ピースバンドを組む
前述した通り、大道優希は当初、中学時代からの友人である内田桃、乃木舞伽と三人で「sound sleep」という3ピースバンドを組んでいました。
メンバー全員の容姿の華やかさや演奏のそつなさもあり、1年生バンドの中では目立つ存在。
入部後最初にあった6月の校内ライブにも出演し(1年生からは3組しか出られない)ていました。
やる気も実力も人気もあり、メンバー仲も良く、理想的なバンドに思えたのですが……
恋愛トラブルにより解散
しかし6月の校内ライブが終わった直後、「sound sleep」は恋愛関係のトラブルが原因で解散しています。
切っ掛けは、ベースの乃木舞伽が4月から付き合っていた鷹見に校内ライブの後にフラれたこと。
しかもその数日後には鷹見は同じバンドの藤井彩目と付き合いだし、気まずくなった乃木舞伽は軽音部を辞めると言い出しました。
内田桃はそれに食い下がったものの、大道優希は乃木舞伽の気持ちも分かる為、無理に引き留めようとはせず、また新しいメンバーを入れて頑張ろうと内田桃を励まします。
しかしその時、ちょうど2年の須田先輩と付き合いだしたばかりの大道優希は、内田桃にそのことを伝えることが出来ずちょっとした嘘をついてしまい、そのせいで内田桃との関係も拗れてしまうことに(裏で糸を引いた幸山厘の存在も影響)。
結局、こうした一連のいざこざが原因となり、「sound sleep」は解散してしまいました。
「ふつうの軽音部」大道優希と「Color Circuit」
「sound sleep」の解散後、大道優希はギター八車、ベース古旗、ドラム色川と組み、新たにガールズバンド「Color Circuit」を結成しています。
こちらのバンドも1年生バンドとしては評価が高く、順調にいっているようですが、鳩野からは「バンドとしてはサウンドスリープの頃のほうが…」とも評されていました。
「ふつうの軽音部」大道優希は良い子です
内田桃との友情と和解?
中学時代からの友人である内田桃とは「sound sleep」解散前後は若干ゴタゴタしていたものの、桃とはその後きちんと和解しています。
元々「sound sleep」は内田桃が組もうと言い出したバンドで、バンド名の由来も桃が授業中熟睡していたこと。
桃とのバンドを解散することには寂しい想いもあったでしょうが、新たに鳩野たちとバンドを組むという桃を笑顔で送り出していました。
ただ、内田桃と乃木舞伽との関係は微妙なままで、大道優希は二人の間に入ってずっとそのことで気を揉むことに。
文化祭の後にはなんとか三人で話し合う場をセッティングし、これで以前のように仲直りできると思っていたのですが、内田桃と乃木舞伽の確執は思った以上に深く、乃木舞伽からはっきり決別を告げられてしまいます。
大道優希は間に挟まれて振り回されているだけなのに、自分のせいで二人が決定的に決裂してしまったのだと気に病んでいました。
因縁のある藤井彩目を応援
引用元:『ふつうの軽音部』人気投票
大道優希にとって、藤井彩目は間接的とはいえ「sound sleep」が解散する切っ掛けを作った因縁の相手です(乃木舞伽が鷹見にフラれた直後に鷹見と付き合った)。
いえ、実際に部を辞めることを決めたのは乃木舞伽自身で、一番カスなのは鷹見。藤井彩目に非があるわけではありませんが、やはり感情的なしこりはあったはず。
鳩野や内田桃が藤井彩目をバンドに誘っていると知った時は内心不満に感じる部分もあったようですが、そうした自分の感情に蓋をして藤井彩目を叱咤し、鳩野たちとバンドを組む後押しをしていました。
藤井彩目が内田桃と自分より仲良くなったら嫌だな~、と複雑な感情を抱きつつ、それでも藤井彩目が無事鳩野たちとバンドを組んだと知ると、大道優希は満面の笑みを浮かべていました。
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