今回は「ジャンプ＋」で連載中の「魔都精兵のスレイブ」より、魔防隊マニア「備前 銀奈（びぜん ぎんな）」について解説します。
備前銀奈は魔防隊十番組の一般組員。
魔防隊員ではありますがその特殊な能力故に本人が直接戦闘することはなく、作中では主に訓練や交流戦のサポート役を担っています。
生粋の魔防隊マニアであり、魔防隊員たちの戦いを見ては大興奮するオタク美少女。
本記事ではそんな備前銀奈のプロフィールや能力、隊長・山城恋との関係や登場話を中心に解説してまいります。
目次
「魔都精兵のスレイブ」備前銀奈のプロフィール
引用元：『魔都精兵のスレイブ』人気投票
基本プロフィール（身長、誕生日、声優など）
| 身長 | 159cm |
| 誕生日 | 6月30日 |
| 血液型 | B型 |
| 声優 | 吉田有里 |
備前銀奈（びぜんぎんな）は魔防隊十番組の一般組員です。
外見は色素が薄く緩く波うったボブカットをヘアピンでまとめた明るい雰囲気の美少女。
魔防隊マニアでオタク気質のキャピキャピした性格の持ち主で、魔防隊の活躍を見ると興奮し目をキラキラさせていました。
普段はしっかりした振る舞いをしていますが、興奮すると口調が崩れ、頭に「激」をつけるのが口癖です。
魔防隊十番組組員
十番組は魔防隊の総組長である山城恋が率いる部隊（149話で恋は京香に総組長選挙に敗退しているが、神の脅威が去り魔都緊急宣言が解かれるまでは有事ということで総組長の地位に残留。その後は防衛大臣への就任が予定されている）。
十番組の担当区域は魔都の中央で、総本部から魔都全体を監視する役割を担っています。
そのため普段は防衛任務のようなものはなく、異常があればその地区を担当している組に対処を指示し、一つの組で対処困難であれば他の組に応援を要請する役割を担っています。
「十番組の戦力＝山城恋」なので、実際に十番組が動くのは八雷神が動くケースなど極めて稀です。
一般組員である備前銀奈は防衛任務がない代わり、普段はその能力（後述）を活かし魔防隊内の訓練や交流戦にサポート役として引っ張りだことなっています。
「魔都精兵のスレイブ」備前銀奈は魔防隊オタク
備前銀奈は魔防隊オタクです。
魔防隊の大ファンで自身も組員でありながら魔防隊のサイン集めが趣味。
京香や天花ら隊長のことは様付けで呼んでおり、作中では彼女らに声をかけられただけで目を輝かせて大興奮していました。
交流戦の仕切りを任された際にはマイク片手に実況をしながら大興奮。
魔防隊組員の能力を熟知しており、その解説は的確で読者にも分かりやすいモノとなっていました。
当初、男である和倉優希には興味がなく冷めた目を向けていましたが、交流戦後の八雷神の襲撃の際に京香のスレイブとして戦う彼の姿を見て評価を改め、優希にサインを求めるまでになっています（あくまで京香の能力のおまけ的な評価ですが）。
「魔都精兵のスレイブ」備前銀奈の能力（強さ）
能力：会員制闘技場（ギンナクラブ）
備前銀奈の能力は本人のオタク気質を受けた極めて特殊なものとなっています。
能力：会員制闘技場（ギンナクラブ）
銀奈が引いた線を境界に特殊な結界を作り出す能力。
この結界は醜鬼千匹が来ても破壊されないほどの強度を持ち、銀奈が持つ巻物（アニメだと板）に署名した者だけが結界の中に入ることができる。
署名した者同士の戦いで負った傷は、結界内に限りどんな傷でも直ぐに癒すことができる。
魔防隊の戦いを間近で見たいという本人の願望を反映したものとなっており、まさに交流戦や訓練のためにある様な能力ですね。
戦闘能力は皆無？
極めて特殊な能力を持っている備前銀奈ですが、本人の戦闘シーンは今のところなく、恐らく戦闘能力はほぼ皆無なのではと推察されます。
一応、結界自体に防衛能力がありますし、本人も魔都の「桃」を食べているので身体能力は常人を遥かに上回っている筈ですが、醜鬼の襲撃の際には大川村寧と共に避難していたので戦闘が不得手なのは間違いありません。
魔防隊に入ったのもその能力の便利さを買われたからで、だからこそ普段防衛任務がない十番組に所属している、ということなのでしょうね。
「魔都精兵のスレイブ」備前銀奈と山城恋
引用元：『魔都精兵のスレイブ』人気投票
備前銀奈は総組長である山城恋直属の部下で、普段は彼女の秘書役のようなことをしています（この二人の他に十番組の組員は確認されていない）。
備前銀奈は山城恋のことを尊敬しており、優希から山城恋が怖くないのかと尋ねられた際には、
「怖さもまた恋サマの魅力！」
「恋サマ直属の部下である事が私の誇りです！」
と言い切っていました。
ファンというのもあるでしょうが、自分を魔防隊に受け入れてくれた恋に感謝しているということなのかもしれません。
二人の直接の絡みは今のところ緊急連絡や援軍要請など事務的なものばかりですが、今後二人のプライベートな絡みなんかも見てみたいですね。
「魔都精兵のスレイブ」備前銀奈の登場話
備前銀奈の初登場は13話。
七番組と六番組の交流戦の審判役として登場しました。
魔防隊員というよりは当初から審判・解説・実況役という立ち位置での登場でしたね。
その後はメインでの登場回こそないものの、山城恋の秘書役として要所要所で顔を出しており、108話では桃源郷など特殊な施設の解説役として登場するなど、非常に便利なキャラクターとして重宝されている印象です。
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