今回は「ジャンプ+」で連載中の「魔都精兵のスレイブ」より、愛情表現がイビツなシスコンお姉ちゃん「東 八千穂(あずま やちほ)」について解説します。
東八千穂は魔防隊六番組の副組長。
七番組副組長の東日万凛の姉であり、実家にいた際は落ちこぼれとされていた日万凛を馬鹿にして毎日のように絡んでいました。
日万凛からは誤解されていたものの、実は妹大好きな重度のシスコン。
本記事ではそんな東八千穂のプロフィールや強さ(能力)、日万凛との関係性を中心に解説してまいります。
「魔都精兵のスレイブ」東八千穂のプロフィール
基本プロフィール(身長、誕生日、声優など)
身長 | 155cm |
誕生日 | 2月14日 |
血液型 | O型 |
声優 | 稗田寧々 |
東八千穂(あずまやちほ)は魔防隊六番組の副組長。
九番組組長にして名門東家当主である東風舞希の次女であり、九番組副組長の東麻衣亜は姉、七番組副組長の東日万凛は妹にあたります。
外見は黒髪ツインテールの気の強そうな少女。
性格は見た目通り高飛車でプライドが高く、自分を天才と疑っていませんが、同時に日々の鍛錬を怠らない努力家でもあります。
一人称は「私様(わたしさま)」で、祖母の東海桐花の影響か語尾に「~じゃ」とつける老人のような喋り方が特徴。
趣味は詩を書くこと。
舌は意外と庶民的で駄菓子好きですが、プライドが邪魔をして自分では買うことができず、見かねた同僚の若狭サハラが買ってきてくれています。
妹の日万凛を落ちこぼれと言って馬鹿にしていますが、実は重度のシスコンです(詳細は後述)。
魔防隊六番組副組長
東八千穂(あずまやちほ)は南方面を担当する六番組の副組長。
エリアが隣合わせということや、組長や副組長の縁から主人公の優希がいる七番組と連携することが多い部隊です。
組長の出雲天花は化け物ぞろいの組長陣の中でもトップクラスに有能な人物。
プライドの高い八千穂も天花の言うことには素直に従っており、天花も八千穂の育成のために組長の仕事を手伝わせるなどしています。
また同僚の若狭サハラはマイペースな性格で高慢な八千穂とも上手く付き合っており、良好な関係を築いています。
「魔都精兵のスレイブ」東八千穂の強さ(能力)
能力「東の辰刻(ゴールデンアワー)」
東八千穂(あずまやちほ)は魔防隊内でも特に希少な能力の持ち主で、実力至上主義の祖母・東海桐花からは特に可愛がられています。
能力:東の辰刻(ゴールデンアワー)
時間操作能力。
時間を五秒間だけ「止める」か「戻す」ことができる。
非常に強力な能力だが、それだけに消耗が激しく数回の使用でバテてしまう。
また発動の為に己を高めるルーティンとして「崇高なポーズ」を取る必要があるため、ノータイムでは使用できない。
能力:東の大辰刻(プライムタイム)
東の辰刻(ゴールデンアワー)の強化版で、「至高のポーズ」をとることで操作できる時間が倍の十秒に伸びた。
ただし消耗はより激しく、一度使用するとしばらく使用できない。
ラスボスが持つレベルのチート能力で、時を戻して判断ミスや致命傷を無かったことにしたり、疑似的な予知として活用したり、時を止めて不可避の攻撃を放ったりと使用方法は多彩。
しかし強力すぎるが故に、あまり多用はできず使いどころが難しい能力でもあります。
個人戦闘力は高くない
希少で強力な能力を持つ八千穂ですが、その個人戦闘能力は実はさほど高くありません。
というのも八千穂の攻撃手段は魔都用に改造された拳銃のみで、対人戦ならまだしも、高い耐久性を持つ強敵相手には力不足。
京香のように能力なしで醜鬼を倒せるほど体術に優れているわけでもなく、体術に関しては日万凛にも劣っています。
巻き戻しにより致命傷を回避できるなど、後方支援要員としては間違いなく優秀ですが、個人としてみるとその強力な能力を活かしきれていないというのが実態です。
「魔都精兵のスレイブ」東八千穂と東日万凛(姉妹)
シスコンだが日万凛に想いが伝わらない
東八千穂は重度のシスコンです。
妹の日万凛を溺愛していますが、その感情の表現方法はイビツで、日万凛本人には伝わっていません。
いつも日万凛に絡んで馬鹿にしていますが、それは東誉のイジメから守るためであり、自分と一緒に過ごして欲しいという八千穂なりの愛情表現。
ただそんな想いが本人に伝わる筈もなく、日万凛からは普通に敵視されていました。
ちなみに八千穂の部屋は日万凛の幼少期からの大量の写真で埋め尽くされており、日万凛がいる時は基本他の人間は眼中にない様子。
八千穂はシスコンではありますが姉の東麻衣亜にはあまり興味がなく、逆に麻衣亜からは風呂で「姉の背中を流しなさい」と強制されるなど可愛がられているフシがあります。
東の晩餐を経て和解
誤解から日万凛に嫌われていた八千穂ですが、その関係も東家の当主を決める「東の晩餐」を経て改善されています。
八千穂は次期当主に興味はなかったものの、日万凛を支援するために「東の晩餐」に参加。
「東の晩餐」での周囲の言動などを見て、日万凛は小さい頃八千穂が毎日自分の隣にいたのは、誉のイジメから彼女を守る為だったと気づきます。
誤解の解けた日万凛から「ありがとうね お…お姉ちゃん」と言葉をかけられ、八千穂は風呂場でご満悦でした。
ただその可愛い妹は自分の知らないところで母親と一緒に男に叡智なご褒美をあげていて……優希との関係やスレイブの代償を知らない八千穂が真実を知った時、彼女がどんな反応を示すかが注目されています。
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