「エクソシストを堕とせない」マルコ~神父くんの狂信者、その強さ(能力)と登場話など~

 今回は「ジャンプ+」で連載中の恋と希望のダークファンタジー「エクソシストを堕とせない」より、神父くんの狂信者「マルコ」について解説します。

 マルコは主人公の神父くんの同僚で書記官兼凄腕のエクソシスト。

 登場当初はただのモブ書記官かと思いきや、後にとてつもない実力者であったことが判明しています。

 神に愛された存在である神父くんを崇拝しており、能力はあるものの状況的に非常に扱いづらい存在。

 本記事ではそんなマルコのプロフィールや強さ(能力)、登場話を中心に解説してまいります。

「エクソシストを堕とせない」マルコのプロフィール

基本プロフィール

 マルコは神父くんと同様、教会に所属するエクソシストの一人です。

 外見はくすんだ金髪を短く切り揃えた、どこにでもいそうな普通の少年。

 第1話から神父くんの補佐役として登場しています。

 性格は生真面目で信仰厚い優等生。

 ただし、神に愛された存在である神父くんに狂信的とも呼べる感情を向けており、ある意味とても危うい存在でもあります。

 また、神父くんを「たった一人の目標」と語るなど、無意識なのかもしれませんが神父くん以外の存在を格下にみているフシがあります。

ローマの護りを任されたエクソシスト兼書記官

 マルコの初登場時の肩書は書記官。

 教会に書記官という役職は一般的に存在しませんが、おそらく神父くんの秘書兼サポート役のような立ち位置なのでしょう。

 マルコ自身も凄腕のエクソシストであったことは後から判明。

 愛月イムリの護衛のためにローマを離れた神父くんから、ローマの守りを任されています。

 教会内での派閥は教皇派で、革新的な考えを持つ枢機卿派に対しては警戒の目を向けていました(枢機卿派が神父くん頼りの教会の現体制を問題視していることに対し、枢機卿が神父くんを快く思っていないのだと誤解)。


「エクソシストを堕とせない」マルコと神父くん

 マルコは神父くんに狂信的とも呼べる重い感情を向けています。

 今のところ二人の間にどんな過去があったのかは不明ですが、マルコは神父くんをまるで神そのもののように崇めて絶対視しています。

 その在り方はダニエルやレアたち周囲の人間が危うく思うほど。

 そもそもマルコが凄腕のエクソシストで、本来であれば神父くんのサポートではなく、単独で動かすべき駒。

 それがわざわざ神父くんのサポートに回っていること自体、恐らくはマルコの強烈な希望があったのだろうと推察されます。

「エクソシストを堕とせない」マルコの強さ(能力)

 マルコは教会内でもトップクラスの実力を持つエクソシストです。

 今のところ本格的な戦闘描写はありませんが、周囲の反応からすると恐らく神父くんに次ぐ実力者。

 レアやミハイルダンテのよりも格上と予想されます(彼らと戦って勝てるわけではない)。

 能力の詳細は不明ですが、作中では光の柱のようなものを生み出して攻撃(天界の物質とかでしょうか?)。

 その奇跡は悪魔とその契約者にしか通じず対人戦では無力であるものの、神父くん(ベルフェゴールの影響を受けていた)にダメージを与えるほど強力なものでした。


「エクソシストを堕とせない」マルコの登場話

第1話から書記官として登場

 マルコの初登場は第1話のラスト。

 特別司祭である神父くんの書記官として登場し、当時はただのモブキャラとさえ思われていました。

 マルコはイムリの護衛として日本に旅立った神父くんからローマの守りを託され、一旦フェードアウト。

 その後、リモート会議などで時折登場していました。

神父くんに次ぐ実力者であることが判明

 マルコが凄腕のエクソシストであることが判明したのは、おまけ漫画の26.5話。

 ローマを襲撃した多数の悪魔をたった一人で殲滅している姿が描かれていました。

 その後69話では、神父くんがイムリ(=教会から悪魔だと疑惑を持たれていた)から誘惑されている状況的に扱いづらい駒ではあったものの、実力と必要性を買われて神父くんのサポート役として来日が決定。

 81~82話ではついに神父くんと再会したものの、神父くんはその時ベルフェゴールの誘いに乗って暴走した直後。

 マルコはその原因はイムリにあるとして彼女を攻撃し、イムリは意識不明の重体に。

 神父くんと教会との決定的な決裂を招いてしまいます。

 その後、神父くんがいなくなった後の教会では、マルコを中心とした悪魔の迎撃態勢がとられているようですが、そのマルコの心中たるやいかなるものか……

【まとめ】「エクソシストを堕とせない」キャラクター一覧



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