「アオアシ」福田達也監督~その野望とモデルとなった人物、引退の原因となった怪我、現役時代のポジションや名言など~

 今回は「ビッグコミックスピリッツ」で連載中の大人気サッカー漫画「アオアシ」から、東京エスペリオンユースの監督「福田 達也(ふくだ たつや)」について解説します。

 福田達也は元日本代表MFでかつてはスペイン1部リークでプレーしたこともある天才プレイヤー。

 現在は怪我が原因で引退し、新たな野望を胸にユースチームの監督となっています。

 主人公・アシトの才能を見出し、エスペリオンユースに誘ったのもその一環。

 本記事ではそんな福田達也監督の現役時代やモデルとなった選手、名言などを中心に深掘りしてまいります。

「アオアシ」福田達也監督のプロフィール

基本プロフィール(誕生日・身長・体重・声優など)

誕生日10月21日
身長176cm
体重68kg
血液型A型
声優小林親弘

 福田達也監督は主人公のアシトが入団した「東京シティ・エスペリオンFC」ユースチームの監督。

 34歳独身、普段はラフでだらしない格好をしたイケメンです。

 とぼけた態度をとることが多いものの、高い指導力を有し、周囲からは厚い信頼を得ています。

 出身地はアシトと同じ愛媛県で、小学校ぐらいまでは愛媛県で育ちました。

 そして里帰りをした際に偶然アシトと出会い、彼の俯瞰の才能を見出してユースチームのセレクションに誘ったところからこの物語は始まります。

 ヒロイン・一条花の義理の兄でもあり(福田の母と花の父が再婚した)、幼い頃の花ちゃんは福田のお嫁さんになるんだと彼にメロメロだったそうです。

ポジションはMF、現役時代は早熟の天才と呼ばれた

 現役時代の福田監督は日本代表にも選ばれたMFです。

 彼はサッカーの名門、東京国堂館高校で頭角を現し、卒業後はJ1「東京シティ・エスペリオンFC」に入団。

 2年後の20歳にはレギュラーとして定着し、活躍していました。

 そして23歳の時にはスペイン1部リーグに昇格したばかりのFCサバデルに移籍。

 世界最高峰の舞台で躍進し、チームの1部リーグ残留に大きく貢献します。

 しかしそのシーズンの最終戦で大怪我を負いチームを退団。

 その後日本に戻ることなく、メキシコやパラグアイの2部リーグで選手として活動していましたが、思うような活躍ができないまま引退。

 その経歴から「早熟の天才」と呼ばれています。


「アオアシ」福田達也監督、現役引退の原因となった怪我

 福田監督の現役引退の原因となった怪我については、あまり詳しく語られていません。

 作中で描かれているのは左膝を負傷し、ギブスでガチガチに固定した状態でうなだれる福田監督の姿だけ。

 恐らくは靭帯をやってしまったということなのでしょうね。

 10年以上経った今でも、後遺症で時折左膝が痛むそうです。

「アオアシ」福田達也監督のモデルは?

 福田監督には「選手」として「監督」として、それぞれモデルとなった人物がいるとされています。

「選手」としてのモデル:福田健二

 選手としてのモデルは愛媛県出身のサッカー選手・福田健二さん。

 福田健二さんは福田監督と同じく母子家庭で小学校まで愛媛県に在住。

 習志野高校から名古屋グランパスエイトに入団し、プロとなっています。

 その後、FC東京、ベガルタ仙台で活躍した後、パラグアイ、メキシコ、スペインと世界各国でプレーしており、福田監督の経歴と共通点が多いですね。

 現在は選手を引退し、横浜FCで裏方として働いてらっしゃるそうです。

 ちなみに福田健二さんはアシトのモデルでもあります。

「監督」としてのモデル:吉田達磨ほか

 監督としてのモデルは元柏レイソル監督、現シンガポール代表監督の吉田達磨さんだそうです。

 吉田さんはJリーガーとして現役を終えた後、柏レイソルの下部組織でコーチに就任し、育成を担当。

 下部組織では「ボールを保持する攻撃的なサッカー」というコンセプトを掲げて指導を行っており、それが福田監督の「5レーンフットボール」に影響を与えているものと考えられます。

 またこの他にも、福田監督の育成理念には大宮の中村育成部長、監修の上野さんの考えがそれぞれ反映されているそうです。


「アオアシ」福田達也監督の野望とは?

 第1話で福田監督はアシトにその野望を語っています。

「俺には野望がある」
「俺の作り上げたクラブで」
「世界を掌中に収める」
「世界への踏み台じゃない」
「我がクラブこそ世界だと」
「バルサもマドリーも」
「マンチェスターもミランも」
「叩きつぶす」

 その野望のために大切なのが若手を育成するユースだと、福田監督はユースチームの監督に拘っているようです。

 また、205話でも福田監督は栗林に気になる発言をしています。

 栗林が最短で世界に羽ばたいていけるよう、クラブ事情を度外視して栗林に有利な契約を結んだエスペリオン。

 そこには栗林が海外への道を切り拓き、エスペリオン、そして日本の選手が毎年当たり前のように海外に羽ばたいていくようになって欲しいとの思いがありました。

「俺の野望はその先にある」

 ただ選手が世界へ羽ばたいていくだけなら、エスペリオンというチームは踏み台に過ぎません。

 しかしそんな選手が当然のように生まれ続け、世界を席巻するのであれば、いずれエスペリオンこそがサッカー界の中心と呼ばれるようになる。

 福田監督の野望とは、あるいはクラブチームという枠組みに囚われない、より大きなものなのかもしれませんね。

「アオアシ」福田達也監督の名言・名シーン

 それでは最後に福田監督の名言を紹介してシメとさせていただきます。

「ハッキリこうと教えられるよりも」
「自分でつかんだ答えなら」
「一生忘れない」

「それってお前が楽ってだけだ」
「正解をさっさと伝えるなんて」
「指導者の怠慢さ」

 福田監督は直接指導し、答えを教えることはほとんどありません。

 答えを教えてしまうのは簡単です。

 しかしそれでは選手は考える力を失ってしまいますし、そこから生まれるのは指導者の理想の選手でしかありません。

「思いどおりに動く選手など要らない」
「世界へ出るには」
「俺の想像など簡単に」
「超えていける選手が必須」

 

「選手達は未熟だ、望」
「そして……俺たちも未熟だ」

 福田監督の親友、望コーチは選手の考える力を奪うまいと、具体的な指示を出すことに臆病になっていました。

 福田監督はそんな望コーチに、選手に言いたいことがあれば言えばいい、自分(福田)のやり方を気にし過ぎるなと背を押します。

 望コーチを気遣う言葉であると同時に、自分自身に言い聞かせているようにも聞こえますね。

 

「サッカーをするのは人間だからな」
「あいつらは想像を超えてくれたんだよ」

 試合中の選手たちの成長を計算通りなのかと問う望コーチに、抑えきれない笑みを浮かべ否定する福田監督。

 それは指導者としてこの上ない喜びだったのでしょう。

「今日という日は」
「素晴らしいな、望」



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