今回は少年ジャンプの大人気漫画「ブラッククローバー」から、究極のシスコン魔導士「ゴーシュ・アドレイ」について解説します。
ゴーシュは魔法騎士団「黒の暴牛」に所属するアスタたちの先輩魔導士。
妹マリーが自分の全てと宣言する病的なシスコンで、妹を守るため犯罪にさえ手を染めた過去の持ち主です。
一方で、妹以外にグレイから好意を寄せられていたり、エルフ転生者であったりと、単なるシスコンに留まらないゴーシュ。
本記事ではゴーシュのプロフィールや強さ(魔法)、人間関係などを中心にその魅力を語ってまいります。
「ブラッククローバー」ゴーシュのプロフィール
基本プロフィール(年齢、誕生日、身長、血液型、声優など)
年齢 | 19歳(初登場時) |
誕生日 | 6月27日 |
身長 | 181cm |
血液型 | B型 |
魔法属性 | 鏡 |
好きなもの | マリー(妹) |
出身地 | 不明 |
声優 | 日野聡(幼少期:景山梨彩) |
ゴーシュ・アドレイは魔法騎士団「黒の暴牛」に所属するアスタたちの先輩魔導士です。
外見はパーマのかかった髪で左目を隠した、もっさりした雰囲気の長身の青年。
見た目はそこそこイケメンですが、病的なまでのシスコンが全てを台無しにしています。
元々は貴族の生まれでしたが、両親が亡くなった際、周囲に財産を乗っ取られ、妹のマリーと共に家を追い出されてしまった過去の持ち主。
理不尽に家も財産も奪われたゴーシュは、妹を守り生きていくため盗みなどの犯罪に手を染め、投獄されてしまいます。
その後、脱獄したところを追手としてやってきたヤミ団長に捕まり、彼に気に入られて黒の暴牛に入団することに。
そうした過去からゴーシュはかなりの人間不信。
ヤミ団長のことでさえ感謝はしていてもまったく信頼はしていません。
しかしそんなゴーシュもアスタとの出会いを経て、徐々に仲間たちへの信頼が芽生えていくことになります。
妹マリーを溺愛する究極のシスコン
前述した通り、ゴーシュはシスコンという名の不治の病を患っています。
彼は妹のマリーを「天使」であり「女神」と称え、マリーこそが自分の全てと公言。
妹の写真を見ては鼻血を流し、最近ではフィギュアまで作ってその素晴らしさを周囲に布教しています。
ちなみにマリーはまだ幼いため、ゴーシュと離れて平界の教会で暮らしており、ゴーシュは月に一度しか彼女に会うことができません(実際は色々小細工をしてそれ以上に会いに行っているようですが)。
マリーは兄ゴーシュのことを慕ってはいるものの、こちらは常識的な範囲の兄妹愛。
マリーは幼いながらもアスタに好意を寄せており、それによりゴーシュはしばしばアスタ殺害を企て、実際に行動に移しています。
「ブラッククローバー」ゴーシュの強さと魔法(左目の義眼)
トリッキーな鏡魔法の使い手
ゴーシュはトリッキーな鏡魔法の使い手です。
鏡魔法は分身を作ったりビームを放ったりと、応用性が非常に高い魔法。
ゴーシュ自身も「黒の暴牛」の中では一番頭脳派で戦い方が巧みだと評されています。
作中でゴーシュが使用した魔法(技)は次の通り。
<鏡魔法>
リアル・ダブル
実体を持つ自分の分身を作り出す魔法。
リフレクト・レイ
鏡からビームを放つ攻撃魔法。
リフレクト・リフレイン
複数の鏡からビームを放つ広範囲攻撃魔法。
ダブル・リフレクト・リフレイン
「リアル・ダブル」で分身した状態で「リフレクト・レイン」を放つ技。
ミラーズブリケイト
対象を無数に分身させる技。
単純に味方の手数を何倍にも増やせるので、シナジー効果がエグイ。
フル・リフレクション
魔法を反射する魔法。
左目の義眼(魔道具)の能力
ゴーシュの左目は義眼です。
義眼となった経緯などは不明ですが、この義眼は魔道具でありゴーシュの奥の手。
ゴーシュは普段からこの義眼に魔力を貯め込んでおり、強力な魔法を使う際にはこの義眼を使用しています。
使用にあたっては誰かにこの義眼を見てもらわなければならないという制約があるようですね。
「ブラッククローバー」ゴーシュはエルフ転生者
ゴーシュはエルフ転生者(=転生魔法によってエルフの魂を受け入れることができる器)です。
リヒト(パトリ)が大規模転生魔法を発動させた際は、妹のマリーと共にエルフの魂を宿していました。
ゴーシュに宿ったエルフは「ドロワ」、マリーに宿ったエルフは「エクラ」でこちらも兄妹。
エルフ化している間は、ゴーシュがマリーに対して素っ気なく、マリーがゴーシュにべったりという珍しい光景が見られました。
ちなみに、マリーの住む教会が白夜の魔眼に襲撃された際、現れたリヒト(パトリ)がゴーシュに対し、
「君を傷つけるわけにはいかなかった」
と意味ありげな発言をしていたため、ゴーシュは白夜の魔眼(リヒト)と何か関係があるのかと、かつてファンの間で様々な考察がなされていました。
結局これはゴーシュが転生魔法の受け皿となれる存在だったから、だったんですね。
「ブラッククローバー」ゴーシュとグレイ
ゴーシュは同じ「黒の暴牛」の団員であるグレイから好意を寄せられています。
グレイは変身魔法の使い手で、極度の恥ずかしがり屋。
素顔は非常にかわいらしい雰囲気の女性なのですが、普段は主にマツコ・デラックスのような巨漢に変身して過ごしています(ちなみにゴーシュより5歳年上の24歳)。
グレイは貴族の生まれでしたが、家族に虐待され家を飛び出したところ強盗に襲われ、そこを(マリーに助けてとお願いされた)ゴーシュに助けられたことがあります。
その時の出来事が切っ掛けでグレイは自分を変えようと奮起し、後にヤミ団長にスカウトされて「黒の暴牛」に入団、ゴーシュと再会することに。
ちなみにゴーシュはグレイと出会った際のことを全く覚えていません。
グレイとゴーシュの魔法の相性は非常によく、作中ではゴーシュの鏡魔法でグレイを分身させ、グレイが強力な敵の魔法を無力化する、といったコンビ技が活躍しています。
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