「ブラッククローバー」チャーミー・パピットソン~実はドワーフとの混血だったかわいい食いしん坊魔導士、その強さと魔法~

 今回は少年ジャンプの大人気漫画「ブラッククローバー」から、食いしん坊ロリっ子魔導士「チャーミー・パピットソン」について解説します。

 チャーミーは魔法騎士団「黒の暴牛」に所属するアスタたちの先輩魔導士。

 とりあえず何かあればご飯を食べ、何もなくともご飯を食べ、一人だけ別次元の理屈で動いている作中屈指の理不尽系能力の持ち主です。

 実はドワーフとの混血で、覚醒した真の姿(大人ver)も披露したチャーミー。

 本記事ではチャーミーの基本プロフィールに加え、その強さや魔法、彼女を取り巻く男たち(ユノ、リル)などを中心に、その魅力を深掘りしてまいります。

「ブラッククローバー」チャーミーのプロフィール

基本プロフィール(年齢、誕生日、身長、血液型、声優など)

年齢19歳(初登場時)
誕生日6月3日
身長142cm
血液型A型
魔法属性綿・食
好きなもの食べ物
出身地不明
声優安野希世乃

 チャーミー・パピットソンは魔法騎士団「黒の暴牛」に所属するアスタたちの先輩魔導士。

 外見はおでこを出した黒髪のロリっ子で、「もっちゃり」「もぐんちょ」と独特の擬音を立てながら常に何かを食べている食いしん坊ガールです。

 何をおいても「食」が最優先で、美味しいものがあれば他人にも「食べてみ?」と勧める陽気な少女ですが、自分の分の食べ物に手を出そうとする者や、食べ物を粗末にするものに対しては激怒し、容赦なく怒りの鉄槌を下します。

 基本的にはギャグキャラで、物語の本筋に積極的に関わってくるタイプではありません。

 しかし一度本気を出せば、常識を覆す凄まじい力で何度もアスタたち「黒の暴牛」の助けとなっています。

実は最強!? 作中屈指の理不尽ギャグキャラ(強い・強すぎる)

 チャーミーは普段はあまり戦うことはありませんが、実は「黒の暴牛」でも屈指の実力を誇る魔導士です。

 単純に強いだけでなく、何と魔法を使って魔力を回復させるという常軌を逸した魔法さえ使いこなし(詳しくは後述)、窮地に陥った仲間たちを何度も救っています。

 また、ハート王国での修行後はその食いしん坊ぶりにさらに拍車をかけて丸々と肥え、修行を担当した精霊守からも「私はとんでもない怪物を生み出してしまったのかもしれない」と畏怖されていました。

 とにかく理不尽なまでに強く無茶苦茶なチャーミーですが、彼女の強さにはある秘密が隠されていたのです。


「ブラッククローバー」チャーミーの正体はドワーフとの混血

 本編194話、エルフ化したリル(リラ)との戦いにおいて、実はチャーミーがドワーフと人間の混血であったことが明かされています。

 ドワーフとはエルフと同じく大昔にいたと言われる特殊な技能を持った異種族のこと。

 今のところその出生の秘密については語られておらず、チャーミー自身も自分がドワーフとの混血であることを知りませんでした。

 感情が昂り、ドワーフとしての特性が表に出たチャーミーは、大人の姿へと変貌し、魔法属性さえも普段とは別の物に変化します。

 混血は生まれつき二つの属性を持つ者がいるとされており、恐らくチャーミーは人間としての属性は「綿」、ドワーフとしての属性が「食」ということなのでしょう。

「ブラッククローバー」チャーミーの強さ(魔法・覚醒)

 チャーミーは普段は「綿」、大人の姿になった時は「食」と二つの属性を持つ魔導士です。

 普段使用している綿魔法は非常にファンシーかつ多彩な魔法となっており、これまでに作中で使用された技は次の通り。

<綿魔法>

ヒツジのコックさん
綿でファンシーなヒツジのコックさんを創り出し、料理を作らせる魔法。
食材や調理のための炎、調理器具がどうなっているのかは考えてはいけない。

ヒツジのコックさん 料理長
ヒツジのコックさんの上位魔法で、これにより作られた料理を食べると魔力が増える。
ある意味、作中で一番理不尽なチート魔法。

眠れる羊の一撃
綿で出来た羊がパンチを放つ攻撃魔法。

ヒツジのトランポリン
巨力な弾力を持ったヒツジを生み出す魔法。
これにより人を弾いて射出することもできる。

 とにかく適当で理不尽な魔法ばかりですね。

 この綿魔法は「ヒツジ」とセットになっていますが、これが大人の姿に変貌すると、「ヒツジ」が「狼」へと変化し、それに併せて魔法属性も「食」へと変化します。

<食魔法>

大食らいの晩餐会
狼が他人の魔法(魔力)を食べ、食べた魔力をチャーミーの魔力へと転換する魔法。
ハート王国での修行後は、魔言術式で魔法を「調理」してから食べる魔法へと強化されていた。

 大人の姿のチャーミーはこの魔法で魔力を吸収し、強化した肉体で敵をぶん殴る武闘派。

 ドワーフの血に覚醒し、間違いなく強くなっているのですが……綿魔法の方が実は理不尽な気がするのは気のせいか?


「ブラッククローバー」チャーミーとユノ

 チャーミーが「食」以外で唯一興味を持っているのがアスタのライバル・ユノ

 白夜の魔眼による王都襲撃の際、たまたま自分の食事を守ってくれたユノのことを「救食の王子」と呼んで想いを寄せています。

 今のところユノにその気はないようですが……チャーミーは綿と食の二重属性、ユノも風と星の二重属性と、ある意味お似合いっちゃお似合いなんですかね?

 まあ、ノエルミモザを始めとしてノーマルな美少女たちから好意を寄せられるアスタ、シャーロットバネッサら美女に好意を寄せられるヤミ団長と比べると、ちょっとユノの格差が凄いことになってますね。

「ブラッククローバー」チャーミーとリル

 一方、チャーミーに想いを寄せているのが魔法騎士団「水色の幻鹿」の団長・リル

 リルは白夜の魔眼の襲撃でエルフ化した際、ドワーフ化したチャーミーにボコボコにされ、救われています。

 リルは自分を救ってくれた大人の姿のチャーミーに恋をしているのですが、それがチャーミーだとは気づいていません。

 自分を救ってくれた女性に相応しい強い男になるべく、ハート王国で修業を積んだリル。

 半年間、チャーミーと同じ師の下で修業したにも関わらず、全く正体には気づく様子がありません。

 果たしてチャーミーは、ユノとリル、どちらと結ばれることになるのでしょうか?



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