今回は少年ジャンプの大人気漫画「ブラッククローバー」から、瓶底眼鏡の王女「ロロペチカ」について解説します。
ロロペチカはウンディーネと契約したハート王国の王女。
歴代の王女から受け継いだ絶大な魔力の持ち主で、魔法を使って国内すべての事象を見通していることから「全智の巫女」とも呼ばれています。
作中ではスペード王国に対抗するためアスタたちに協力してくれたロロペチカ。
本記事ではそんな彼女のプロフィールや強さ、作中での活躍とその後どうなったかなどを中心に解説してまいります。
「ブラッククローバー」ロロペチカのプロフィール
基本プロフィール(年齢、誕生日、身長、血液型、声優など)
年齢 | 21歳(初登場時) |
誕生日 | 2月21日 |
身長 | 165cm |
血液型 | A型 |
魔法属性 | 水 |
好きなもの | ハート王国、可愛いもの |
出身地 | ハート王国 |
声優 | 芹澤優 |
ロロペチカはクローバー王国の西方に位置する友好国・ハート王国の王女。
作中では悪魔の手がかりを探していたアスタたちと共闘関係を結び、修行を課すなど様々な面で協力してくれることになります。
見た目は黒髪の美しい女性。
ただとんでもないド近眼でプライベートでは瓶底眼鏡をかけているため、普段その美貌は隠されています。
性格は心優しく思慮深い一方、ズボラでグータラな引きこもり。
それが余計に母性本能をくすぐるらしく、契約相手のウンディーネには溺愛されています。
また呪いを疑うほどのドジっ子で、しばしば何もないところでコケては眼鏡を壊していました。
悪魔メギキュラ(ヴァニカ)との因縁
ロロペチカは漆黒の三極性の一人、ヴァニカ・ゾグラティス(悪魔メギキュラ)に呪われ、初登場時点で余命一年ほどしかない状態。
ロロペチカ自身はそのことを恐怖しつつも受け入れていましたが、自分の命がある内に悪魔たちを倒したいとアスタたちに共闘を申し入れます。
ちなみにヴァニカ自身はただのバトルマニアなので、特別ロロペチカに興味があるわけではないようですが、彼女を呪えば周りがやる気を出すと思ってちょっかいを出した模様。
作中ではロロペチカに興味を無くして殺そうとしたり、やっぱりロロペチカを景品にした方がノエルたちがやる気を出すと考えて誘拐したりとやりたい放題していました。
「ブラッククローバー」ロロペチカの強さ(魔法)
ウンディーネと契約した絶大な魔力の持ち主
ロロペチカたちハート王国の王女は歴代王女(女王)の魔力や経験を代々受け継いでいます。
そのためロロペチカの魔力は絶大で、作中では彼女一人でクローバー王国の全魔法騎士団に匹敵する力を有しているとも評されていました。
精霊ウンディーネとも契約しており、歴代王女から引き継いだ膨大な知識によりかなり高精度の未来予知まで可能とその能力は盤石。
実際、潜在能力のみで言えばクローバー王国の全戦力に匹敵という評判も決して的外れなものではなかったでしょう。
しかしロロペチカには戦うものとして致命的な欠点がありました。
心優しい性格から攻撃魔法が使えない
ロロペチカの欠点はその優しすぎる性格。
多くの魔法を習得しているロロペチカでしたが、実は攻撃魔法を一つも習得していなかったことが判明します。
水で出来た兵士を操ったりはしているので、全く攻撃手段がないわけではないようですが、その程度では同格以上の相手には通用しません。
またウンディーネとの契約者ではあるものの、この性格的な理由でユノのように聖域に至ることはできておらず、ウンディーネは一時的にノエルに力を貸すことになります。
以下は、作中でロロペチカが使用した名前付きの魔法です。
<水精霊魔法>
巫水戯の聖域(ウーネデルミロスフィア)
マナゾーンと魔言術式を組み合わせた結界魔法。
結界内では水魔法の性能が向上し、逆に特定の魔法の威力が減衰する。
<魔水魔法>
暗黒深淵の邪水蛇(ダクネロスヒュドラー)
メギキュラによって操られた際に使用した攻撃魔法。
巨大な蛇の形をした水が襲い掛かる。
「ブラッククローバー」ロロペチカの活躍
悪魔の探索を命じられたアスタたちは、悪魔の呪いの反応を負ってハート王国へ入国。
その呪いの反応は、メギキュラに呪われたロロペチカのものでした。
ロロペチカは悪魔たちの脅威へ対抗するため、アスタたちに共闘を提案。
ハート王国の魔法技術をアスタたちに提供し、修行を付けるなどして彼らの力を高めます。
半年後、悪魔憑きを中心としたスペード王国の軍がハート王国に侵攻。
ロロペチカはノエル、ネロと組んで侵攻軍のリーダーであるヴァニカと相対しますが、悪魔憑きの理不尽な力の前に敗北し、ウンディーネも呪われ心折られてしまいます。
その後、ロロペチカはノエルたちのやる気を出させるためにヴァニカによって攫わることに。
そして再びロロペチカが現れた時、彼女はメギキュラによって操り人形にされていました。
「ブラッククローバー」ロロペチカのその後
メギキュラに操られたロロペチカは、攻撃魔法を使えるようになり、その圧倒的な魔力でシャーロットたちを蹂躙します。
寸でのところでロロペチカの部下であったガジャとノエルが乱入するも、ロロペチカの肉体を人質にとられた彼らは防戦一方。
ガジャは倒れ、ロロペチカはメギキュラの魔法で自爆させられそうになります。
それを救ったのが反魔法を使うアスタ。
ロロペチカを救い出した彼らは、ノエルとノゼルのコンビによりメギキュラを撃破。
死にかけていたガジャもミモザの回復魔法によって救われることになります。
そして起き上がったガジャは、ロロペチカのことを一人の女性として愛していることを告白。
まだ戦いの最中にも関わらずの告白にノエルはツッコミを入れていましたが、ロロペチカは顔を真っ赤にしており、この告白は成功に終わったようです。
コメント