今回は「ジャンプ+」で連載中のダークファンタジー「ケントゥリア」より、おどおど系最強キャラ「処刑人(仮称)」について解説します。
処刑人(仮称)は王国に仕えるおどおどした雰囲気の女性。
初登場時は王妃に仕えるモブ執事かと思いきや、後に最強キャラの一角であったことが判明します。
未だ謎が多いキャラクターで、処刑人というのもあくまで仮称。
本記事ではそんな処刑人(仮称)の判明しているプロフィールや強さ(異能)、登場話を中心に解説してまいります。
目次
「ケントゥリア」処刑人(仮称)のプロフィール
引用元:林士兵
基本プロフィール
処刑人(仮称)は王宮に仕える異能持ちの女性。
本名は今のところ不明で、49話でヘーレムが「処刑人」と呼んでおり、ファンの間ではその呼称で呼ばれています。
外見は目の下に隈があるおどおどした雰囲気の若い女性。
ただしアルコスが子供の頃からずっと今と見た目が変わっておらず、見た目通りの年齢ではない可能性があります(至高き君の異能で寿命を延ばしている)。
王宮内ではエイレ王妃に仕えているらしく、執事服を着て彼女の傍に侍っています。
『冥身』の二つ名を持つ処刑人
処刑人は『冥身(めいしん)』の二つ名を持つ異能持ちであることが判明しています。
しかも王宮最高戦力、七人しか存在しない最高位の異能持ち「天弓(イーリス)」の階層の第一席です(アルコスの死後、その席に座った)。
その実力は王の近衛である黒騎士よりも上とされていますが、しかし本人は非常に気弱で責任ある立場を嫌がっている模様。
第一席にも関わらず周囲からパシリのように使われていて、しかも本人もそのことを不満なく受け入れています。
「ケントゥリア」処刑人(仮称)の強さ(異能)
現時点で処刑人の戦闘シーンはなく、具体的な強さや異能については不明。
ただしヘーレムは処刑人であれば確実にユリアンに勝てると断言(身体強化と復活能力のみを見てのもので、海の加護については考慮されていない)。
天弓でも第五席以下では絶対に勝てず、第二、三、四席でも条件付きでしか勝てないだろうと評価されているユリアン相手に、です。
ただ元々はアルコスが天弓の第一席であったことを考えると、処刑人はアルコスにはギリギリ及ばない程度の実力ではないかと思われます。
また、彼女は刀を常に携帯していて、幼い頃のルーカスから師匠と呼ばれていたことを踏まえると、白兵戦の実力も相当なものである筈。
スタイルとしては異能と剣術を組み合わせた達人タイプ、という可能性が高そうですね。
「ケントゥリア」処刑人(仮称)の人間関係
処刑人はエイレ王妃の傍仕え。
本来は使用人のようなことをするような立場ではない筈なのですが、何故か執事服を着てエイレ王妃の傍に侍っています。
エイレ王妃に敵対したものを排除することもあるようで、国王よりも王妃に忠実な私兵といった印象ですね。
前述した通り、ルーカスが王子として王宮に住んでいた時の師匠役で、当時は「ルカくん」と呼んで仲良くしている姿が描かれていました。
ただその後、ルーカスの母はエイレ王妃の勘気に触れて王宮を追放されてしまっており、今も両者の関係性が良好なままかは不明です。
「ケントゥリア」処刑人(仮称)の登場話
アルコスの回想で初登場
処刑人の初登場は26話。
アルコスの回想シーンでエイレ王妃に仕える姿が描かれています。
ただこの時点での彼女はただのモブ女執事で、刀を持っていること以外何の特徴もなく、振る舞いもごく常識人的なものでしかありませんでした。
その後、49話でヘーレムとエルストリの会話の中で「処刑人」と呼ばれ、王妃の敵を排除する凄腕の殺し屋であることが明かされ、一気に読者の注目を浴びました。
その正体は王宮最強戦力「天弓」の一人
具体的にその正体が明かされたのが75話。
それまではただの凄腕の剣士なのか異能持ちなのかも分かっていませんでしたが、ここでようやく王宮最高戦力「天弓(イーリス)」の第一席『冥身』であることが語られています。
実は処刑人の腰のベルトにはヘーレムと同じひし形の飾りがあり、一部読者の考察ではこれが「天弓」の証ではないかと言われていましたが、それが見事に当たった形ですね。
まだまだ本名やその異能、王宮内での立ち位置など謎多き存在ではありますが、今後物語において重要な役割を果たすキャラクターであることは疑いありません。



コメント