今回は「ジャンプ+」で連載中のオカルティックラブコメ「ダンダダン」より、実は全知全能の凄い奴「ルドリス」について解説します。
ルドリスは邪視編の後でシャコ星人の友人として登場した宇宙人。
カクカクしたコミカルな見た目で地球人とは言葉も通じませんが、その技術力はすさまじく、後にセルポ星人も驚く有名人であったことが判明します。
本人の登場は一瞬でしたが、彼が残した技術は形を変えてその後もオカルンたちをサポート。
本記事ではそんなルドリスのプロフィールや正体(元ネタ)、登場回(何話)を中心に解説してまいります。
「ダンダダン」ルドリスのプロフィール
基本プロフィール
ルドリスはシャコ星人の友人として登場した宇宙人です。
ゲームのドットキャラのような角張った見た目をしていて、動作も雰囲気も非常にコミカル。
「トゥンムトゥンム」という謎の言語を発しています。
単純に言葉が通じないだけでなく、地球人とは感情の出力方法が違うため(見た目からは怒っているのか喜んでいるのか分からない)、直接意思疎通することは困難。
ただその知性と技術力は宇宙人の中でも非常に高く、見た目とは裏腹な有能キャラです。
宇宙を飛び回る超レアキャラ
ルドリスはシャコ星人の友人。
地球にいたのは偶々らしく、一度登場した後は再び宇宙中を飛び回っているそうです。
出会えるのは奇跡的な確率だそうで、そんなレアキャラと友人だというシャコとの過去が気になりますね(友人としか語られていない)。
本人が登場したのは今のところ一話だけですが(詳細は後述)、彼が残した技術は何度もオカルンやモモたちを助けてくれています。
「ダンダダン」ルドリスは全知全能
ルドリスは後にセルポ星人(六郎)の口から「全知全能」の凄い宇宙人であることが語られています。
普段は冷静なセルポ星人もルドリスの名が出ると興奮しており、モモがルドリスを蹴ったと聞くと「蹴った!? ルドリスを蹴った!?」と二度も聞き返していました。
実際、ルドリスが持ち込んだ技術は素晴らしく、作中では邪視とオカルンの戦いでボロボロになった綾瀬家をナノスキンを使ってあっという間に修理しています。
このナノスキンはイメージによって何にでも形を変え、しかも壊れても勝手に再生して元通りになる優れもの。
この特性を活かし、後に坂田金太はその妄想力によって綾瀬家をロボ化。
巨大ロボ・グレートキンタを操り宇宙人たちと戦っています。
ちなみに邪視編のラストでシャコ星人や星子たちが乗ってきた宇宙船は、ルドリスから借りたものだそうです。
「ダンダダン」ルドリスの元ネタは?
ダンダダンの宇宙人や妖怪は何らか元ネタが存在しますが、調べた限りにおいてルドリスにそうしたオカルト関係の元ネタは存在しませんでした。
ただルドリスはそのカクカクした見た目や、キューブ状のナノスキンを使って建物を作るというその能力から、ゲームの「マインクラフト」が元ネタだろうと言われています。
確かに普通のオカルトネタだと「全知全能」と表現するのは、他のオカルトネタとの比較で差し障りがありますが、「マインクラフト」が元ネタだと考えればそう表現してもおかしくありませんね。
「ダンダダン」ルドリスの登場回(何話)
ナノマシンで綾瀬家を修理(初登場)
ルドリスの初登場は原作62話。
オカルンと邪視のバトルで大破した綾瀬家跡に、シャコ星人に連れられてやってきたのが彼です。
突然敷地に怪しい角張った生き物がいたため、初対面でモモはルドリスを蹴り飛ばしてしまいます。
その後、シャコ星人から彼が綾瀬家を修理するために連れてきた建築のスペシャリストだと説明されると、モモはすぐさま謝罪。
ルドリスは頭から湯気をたてて怒っているように見えますが、シャコ星人の翻訳では「美女に蹴られて光栄だ」と発言していたそうです(ホントか?)。
その後、シャコ星人はキューブ状のナノスキンをモモたちに提供。
イメージを形にするナノスキンによって、綾瀬家はあっという間に修復されたのでした。
セルポ星人の口からその凄さが語られる
ルドリス本人が登場したのは今のところ62話の一度きりですが、90話ではその名前が再び登場。
シャコ星人やモモの口から出たルドリスの名前にセルポ星人が反応し驚愕。
ルドリスが全知全能の存在であり、宇宙中を飛び回っているため出会えるのは奇跡とされていることが語られました。
ただその後もルドリスの再登場はなく、何故敢えてこのタイミングでルドリスの情報を出したのか作者の意図は不明。
あるいはルドリスには今後何か大きな役割があるのかもしれませんね。
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