今回は主人公が「安西先生そっくり」と話題の殺し屋アクションコメディ「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」から、人見知りな巻き込まれ系男子「加耳 丈一郎(かじ じょういちろう)」について解説します。
加耳丈一郎はシンたちと同期でJCC(殺し屋養成所)の編入試験を受験した青年です。
特に優秀とされる推薦組で、編入試験には3次試験から参加。
超聴覚の持ち主ですが、人見知りで当初はその実力を発揮できずにいました。
本記事では加耳丈一郎のプロフィールや強さ、作中での活躍(死亡?)を中心に深掘りしてまいります。
「サカモトデイズ」加耳丈一郎のプロフィール
基本プロフィール(年齢、誕生日など)
年齢 | 不明 |
生年月日(誕生日) | 不明 |
身長 | 不明 |
所属 | なし(初登場時:JCC受験生) |
加耳丈一郎(かじじょういちろう)はJCC編から登場した殺し屋志望の青年。
シンたちと同期でJCC(殺し屋養成所)の編入試験を受験しています。
外見はファー付きのキャップを被った三白眼で無表情の青年。
ただその中身は極度の人見知りでただ消極的なだけだったりします(詳細は後述)。
JCC受験生の中でも現役のプロや殺し屋会社から推薦を受けた推薦組の一人で、虎丸や軟柔らと共に三次試験から参加しています。
極度の人見知り
加耳丈一郎は無表情で怖そうに見えますが、実はただ極度の人見知りで対人関係が苦手なだけです。
人見知りなだけでなく消極的で恥ずかしがりなため、人に話しかける時も頭の中で「変に思われないか?」と考えてしまい、結局自分からは話しかけられません。
また小さな失敗を恐れて身動きが取れなくなる悪癖があり、大事なところでいつも出遅れてしまいます。
加耳丈一郎もそのことを自覚しており、物語を通じてその悪癖を克服していくことになります(メンタル弱めなことは変わりませんが)。
「サカモトデイズ」加耳丈一郎の強さ(能力)
超人的な超聴覚の持ち主
加耳丈一郎は超人的な聴覚の持ち主です。
人の話し声や心音、精密機器の音や衣擦れ、反響音などを聞き取り、人ごみの中でもそれを聞き分けることができます。
広範囲の探索能力に関しては右に出る者がなく、また作中では心音の異常から敵が遠隔で操られていることを見抜き、電子機器から漏れる音から操作相手の動きを先読みしたり行動範囲を読んだりしていました。
単純に小さな音を拾えるだけでなく、その拾った音の膨大な情報量を処理できる脳を持っていることなので、地味に凄い能力ですよね。
体術は並だが音で相手の動きを再現できる
加耳丈一郎は推薦組ではありますが、同じ推薦組の虎丸ほど体術に優れているわけではありません。
作中での描写を見ると編入試験編時点でシンと同等かそれ以下(その後シンは成長しているので多分大分引き離されているでしょうね)。
しかし加耳丈一郎には音から相手の動きを読み取り、再現するという隠し技も有り、決して戦闘能力が低いわけではありません。
かなり集中して音を聞かないとできない技なので、仲間がいない状況で使うことは難しく、またフィジカルが向上するわけではないので圧倒的な格上には通用しませんが、それでもかなり強力な技であることに間違いはありません。
「サカモトデイズ」加耳丈一郎の登場回(何話)
加耳丈一郎の初登場は原作62話(コミックス8巻)のJCC編入試験編。
推薦組である彼は三次試験からシンたち受験生と合流しました。
三次試験の課題は三人一組、七チームに分かれてのハチマキの取り合い(チーム対抗Tail Tag)。
加耳丈一郎はシンや真冬と同じチームでした。
虎丸とのいざこざなどがあったものの、消極的な性格から一歩引いてしまい何もできずにいた加耳。
そんな中、スラー一派の楽(がく)に操られた推薦組の軟柔(しなや)が暴れだし、シンたちに襲い掛かります。
強敵に果敢に立ち向かうも虎丸と真冬は敗北。
加耳はそんな彼らの姿を見て、覚悟を決めてシンと共に軟柔(しなや)に立ち向かいます。
音から軟柔(しなや)が何者か(楽)に遠隔で操られていることを見抜き、動きを先読みし、動きを再現して軟柔(しなや)に食い下がる加耳丈一郎。
最終的に軟柔(しなや)を操る楽(がく)が本気になってしまい一蹴されてしまいますが、彼の奮闘が坂本が到着する時間を稼ぎました。
その後、三次試験が最終試験となり、無事に試験には合格した加耳丈一郎。
しかし試験で重傷を負い入院中だった彼は入学が遅れ、その間にJCCが滅茶苦茶にされてしまったため、未だに彼はJCCに通うことができていません。
「サカモトデイズ」加耳丈一郎の再登場(死亡?)
その後、加耳丈一郎は原作141話、世紀の殺し屋展編で再登場を果たしています。
シンによってその優れた聴覚を頼りに爆弾を捜索するために呼ばれた加耳丈一郎。
彼は会場でスラーに囚われている筈の真冬と再会。
彼の体内に爆弾が仕込まれていることを気づきますが、真冬によって喉を刺されてしまいます。
一瞬死んだかと思われましたが、流石に真冬も顔見知りということもあって手加減していた模様。
シンに爆弾のことを伝え、倒れながらも期待されていた役割を果たしています。
その後、加耳自身は一時的に戦闘不能に陥っていましたが、夏生に拾われ手当を受けて戦線に復帰。
シンと夏生が真冬を救出した際には、その場で「まず俺に謝れ真冬…」と怒りつつも、それ以上文句を言うことなく、人の良い部分を見せてくれていました。
「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キャラクター一覧
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