今回は「ジャンプ+」で連載中のオカルティックラブコメ「ダンダダン」より、オカルンたちの仲間になった宇宙人「シャコ星人」について解説します。
シャコ星人は元々セルポ星人に雇われオカルンたちを襲撃した宇宙人。
しかしオカルンたちに敗北し、親切にされたことが切っ掛けで彼らの仲間となり、協力してくれるようになります。
元々善良で子供の命を救うためセルポ星人に協力していたシャコ星人。
本記事ではそんな彼のプロフィールや強さ、息子チキチータと作中での活躍を中心に解説してまいります。
「ダンダダン」シャコ星人のプロフィール
基本プロフィール
シャコ星人は主人公たちが遭遇した宇宙人。
第20話「また来たじゃんよ」でセルポ星人に雇われ、オカルンやモモ、アイラを襲撃する形で登場しました。
外見は頭部がシャコっぽい二足歩行のマッチョで、鼻と口がオッサンぽいのが特徴。
実際に中身(性格)は昭和のオッサンで、種族的なものか語尾によく「でいス」とつけています。
見た目や生物学的な特徴から「シャコ星人」と呼ばれることになりますが、正式名称は「ドーバーデーモン」。
元ネタはアメリカ、マサチューセッツ州ドーバーの住宅地で複数の目撃情報があったとされるUMAです。
作中ではある事情からセルポ星人に雇われ、アウトローとして活動していたものの、オカルンたちに敗北した後、親切にされたことが切っ掛けで彼らの仲間になります。
放送禁止用語にひっかかりそうな名前(本名)
シャコ星人は皆から「シャコ」と呼ばれていますが、それは見た目から勝手に周囲がつけたあだ名。
当然彼にも本名が存在します。
地球の発音で言うと「ペニーチン〇ス」。
規約に引っかかりそうなので伏字で繰り返しますが「ペニー〇ンコス」です。
当然それを聞いた仲間たちはとても微妙な表情をし、以降彼のことは「シャコ」と呼ぶようになります。
なお、人間に混じっている時は「辺新(ペニー)」と名乗っていました。
「ダンダダン」シャコ星人の強さ(変身)
頑丈でパンチが強力な武闘派宇宙人
シャコ星人は頑丈な肉体と強力なパンチ力を持つ近接型の武闘派宇宙人です。
その戦い方はゴリゴリのボクシングスタイルで、普通に陸上で戦っても十分強いのですが、彼の本領は水中。
水中でのパンチ力は地上での10倍とされています。
ただ空中では威力が強すぎて全力を出すと自分の腕が壊れてしまうという欠点も(甲殻類のシャコも、空中では空振りで関節を傷めないようパンチの威力を弱めていると言われています)。
また水中でないと全力が出せないくせに、肺呼吸というチグハグな性能をしています。
「シャコ」は同族の中では落ちこぼれだそうですが、それでも普通に強いです。
変身すると24倍強くなる
シャコ星人はよりエイリアンっぽいスリムな姿に変身することができます。
この姿になっている時は「にじゅ~よじかん、たたかーえますか~ ビジネスま~ん」と歌い出すのが特徴。
変身モード中の戦闘力は普段の24倍。
しかしセルポの栄養ドリンクが無い状態では、24秒しかこの状態を維持できないそうです。
便利な道具や宇宙人を仲介
シャコ星人は意外に顔が広く、便利な道具や宇宙人を紹介することでもオカルンたちの役に立ってくれます。
バモラが登場した時には、言葉が通じない彼女のために翻訳機を提供。
またオカルンが重傷を負った際には彼の治療道具を準備してくれました。
またジジに宿った邪視により綾瀬家が破壊された際には、建築の得意な宇宙人ルドリスを紹介し、ナノスキンを使ってあっという間に家を再建してくれました。
この家は後に坂田のロボ、グレートキンタとしても使われており、色んな所で役に立っています。
「ダンダダン」シャコ星人の子供・チキチータ
シャコの息子・チキチータは病気です。
体内の血液が尿や便で出てしまい、毎日新しく血を取り込まないと死んでしまう病気。
シャコの妻も同じ病気で亡くなりました。
治療には沢山の貨幣が必要なのですが、シャコ星人の故郷は紛争地帯で供給能力がなく、外に出て外貨をかせぐしかありません。
頑強なシャコ星人には普通はボディガードなどの仕事があるのですが、落ちこぼれの「シャコ」はアウトローで危険な仕事をするしかなく、セルポ星人に雇われてオカルンたちを襲いました。
しかし星子がシャコ星人たちの血が牛乳と同じものであることを発見。
星子が酪農家を紹介してやったことで、シャコは悪さをしなくとも息子のチキチータに新鮮な血(=牛乳)を与えることができるようになりました。
以降、チキチータは父親と違って丸っこくとてもかわいらしい見た目をしており、宇宙船の操縦係などとしてしばしば作中に登場。
アイラにとても可愛がられています。
「ダンダダン」シャコ星人の活躍
当初シャコ星人はセルポ星人に雇われ、オカルンたちを襲撃する形で登場します。
しかしオカルンたちに敗北した後、彼らから傷の手当てを受け親切にされたことで恩義を感じ、二度と彼らに敵対しないことを誓うシャコ。
その後、星子によって息子の病気に対応にも目途がたち、一旦自分の星に戻っていきましたが、病気の対処に必要な牛乳が故郷の星の環境では取れないことが判明。
息子のチキチータと共に地球に移住し、星子の紹介で近くの酪農家で住み込みで働き始めます。
ジジと邪視を巡るオカルンたちのピンチに颯爽と駆け付けると、チキチータと共に恩返し。
その後もことあるごとにオカルンたちに協力してくれ、バモラを追って表れた外宇宙の侵略者たちとも命がけで戦ってくれました。
宇宙人ではあるのですが、もうすっかりオカルンたちの身内、大切な仲間の一人ですね。
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