今回は「ジャンプ+」で連載中のオカルティックラブコメ「ダンダダン」より、最高にカッコいいバモラのお母さん「バンガ」について解説します。
バンガさんとは怪獣スーツを着て現れた宇宙人の美少女バモラの育ての親。
彼女たちの星は他の宇宙人の侵略に遭っており、バンガさんはその命を懸けてバモラを地球へと逃がしました。
バモラへの深い愛情で多くの読者を感動させたバンガさん。
本記事ではそんなバンガさんのプロフィールや元ネタ、登場話(何話)やその後(生きてる?)を中心に解説してまいります。
「ダンダダン」バンガのプロフィール
基本プロフィール
バンガとは宇宙人の美少女バモラの育ての母親。
シュメール人と呼ばれる宇宙人です。
外見はサザエさん風の頭が特徴のゴツイ体格の老婆。
口が悪くいつも悪態ばかりついていますが、根は非常に愛情深い女性であり、バモラからとても慕われていました。
作中でバンガたちシュメール人は深淵の者達(クル)と呼ばれる侵略者によって攻め込まれ滅亡寸前。
バンガはやむを得ず仲間の「アジャ」や「トメ」たちと共に武器を持って戦っています。
ただ元々バンガは王宮の料理で、料理で人を幸せにするために磨いてきたその腕で銃を持ち戦うことは彼女にとって不本意なことでした。
シュメール人とは?(元ネタ:宇宙人説)
バンガたちシュメール人とは、怪獣のような神を崇め、特殊なスーツをまとって戦う宇宙人。
イデアという第二の故郷があってそこからピラミッドでワープし移住してきたという神話が伝わっており、バモラはそのピラミッドを使って地球へやってきました。
このイデアというのが恐らく地球のことなのでしょうね。
元ネタとなったシュメール人とは、紀元前4500~2000年頃にメソポタミア南部に文明を築いた人種。
最近だとギルガメッシュとかが有名ですね。
このシュメール人には何かと謎が多く、実は宇宙人説ではとのトンデモ説が根強くささやかれており、ダンダダンでもこの「シュメール人=宇宙人説」が採用されたものと思われます。
「ダンダダン」バンガとバモラ
引用元:林士平
幼いバモラを拾った「お母さん」
バモラは怪獣スーツをまとってオカルンやモモの前に現れた謎の宇宙人の美少女。
バモラは幼い頃に深淵の者達の侵略によって両親を亡くし、そこをバンガに拾われて育ちました。
バンガは悪態をつきながらも親身になってバモラを育て、バモラはバンガのことを「お母さん」と呼び慕うようになります。
いつも一緒に行動していたアジャやトメのことは「さん」付けで決してお母さんとは呼びませんでしたから、バモラにとってバンガは特別だったのでしょう。
バモラは深淵の者達に追い詰められた際には、バンガの手で殺して欲しいとまで口にしています。
バモラに注いだ愛情と言葉
バンガはいつもバモラにキツイ言葉を投げかけています。
バモラが自分を「お母さん」と呼べば、「バンガさん」と呼べと言って距離を取ろうとしていました。
しかしそれはバンガがバモラを愛していなかったわけではなく、バモラのことがかわいくて仕方がなかったから。
バンガに「お母さん」と呼ばれると母性が爆発して戦えなくなってしまうので、仕方なくそう言っていました。
そんなバンガは、バモラの回想シーンでバモラを地球に逃がす際、バモラに新しい星で新しく人生を始めるように伝えます。
そこでたくさん恋をして、結婚して。一緒になるなら優しくて強い男がいい。そして強い子供を産んでシュメールの血を後世に繋いでいって欲しい、と。
バモラがオカルンに突然求婚したのも、このバンガの言葉を彼女なりに忠実に守ってのことでした。
「ダンダダン」バンガの登場話(何話)
バンガの初登場は101話。
そこから106話にかけてバモラの回想シーンの中でバンガとバモラの過去が語られています。
深淵の者達に侵略され、女たちばかりとなり滅亡寸前のシュメール人たち。
そんな中、シュメール最後の子供であるバモラをバンガは大切に育てていました。
しかし深淵の者達の罠にかかり、バンガたちの仲間はほとんど殺されてしまい、バンガたちも死を覚悟します。
そんな時、バンガはシュメールの神話を思い出し、神話にあるピラミッド(=ワープ装置)を使ってこの惑星を脱出しようと思いつきました。
何とかピラミッドに辿り着いたバンガたちでしたが、ワープのためのエネルギー残量は一人分。
バンガは深淵の者達に囲まれたピラミッドに残り、バモラを地球へと送り出したのでした。
「ダンダダン」バンガのその後(生存or死亡?)
バモラを送り出した後、深淵の者達に捕まり死亡したかと思われていたバンガ。
しかし120話で彼女はアジャやトメたちと共に生き延び、宇宙船を奪って深淵の者達から逃げ出していたことが判明します。
深淵の者達はワープゲートの仕組みを解析するためにバンガたちを利用しようとしていたので、恐らくその隙をついて逃亡に成功したのでしょう。
「待ってろバモラ!」
「ちょいと宇宙を大冒険してよお!」
「迎えに行くからよぉ!」
イデア(=地球)まで何光年も離れているそうなので、いつのことになるかは分かりませんが、作中でバンガとバモラの再会が描かれる日がくるかもしれません。
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