「ワンパンマン」虚空のヴォイド~忍者の里の創設者、その強さ、ブラストや神との関係(正体)、何話に登場?(原作との違い)~

 今回は「ONE」先生原作の大人気作品「ワンパンマン」から、最強の忍者「虚空のヴォイド」について解説したいと思います。

 虚空のヴォイドはフラッシュやソニックが育った「忍者の里」の創設者であり、彼らから「あの御方」と呼ばれ畏怖される最強の忍者。

 15年前のブラストとの戦いの後、消息を絶っていました。

 「神」と繋がりを持ち、かつてはブラストの盟友でもあったヴォイド。

 本記事ではそんな彼のプロフィールや強さ、正体や登場話(何話)を中心に解説してまいります。

「ワンパンマン」虚空のヴォイドのプロフィール

基本プロフィール

年齢不明
身長不明
体重不明
怪人名不明(あのお方)
災害レベル不明(竜以上)
声優

 虚空のヴォイドはフラッシュソニックが育った「忍者の里」の創設者であり、史上最強の忍者と謳われる存在。

 当初はその名を伏せられ「あの御方」と呼ばれていました。

 15年前にブラストとの戦いに敗れて以降消息不明。

 回復カプセルの中でずっと回復に専念していました。

 作中では怪人協会編後にその意識を回復。

 里の卒業者たちで結成された天忍党(原作版では「忍天党」)に命じてフラッシュらを抹殺しようとしました。

 元々は普通の人間でしたが、ガロウらと同様「」に力を与えられて怪人化し、その支配下に置かれています。

忍者の里と神

 忍者の里は17歳以下の孤児を集め、10年以上の時をかけて暗殺者を育成し闇社会に出荷する工場。

 フラッシュが卒業検定の日にソニックを除く施設関係者を皆殺しにし、現在は壊滅状態となっています。

 実はこの忍者の里の真の目的は、ヴォイドと同じ神の手先となるものを育成すること。

 暗殺者を育てながら、神の手先となる適性のふるいにもかけていました。

 ただそのことはヴォイドしか知らず、天忍党ら彼の部下も神の存在は把握していませんでした。


「ワンパンマン」虚空のヴォイドの強さ

 虚空のヴォイドは戦闘描写すらなくサイタマ先生にワンパンで倒されている為、実際どの程度の強さなのか分かりづらい存在です。

 作中での評価はブラストとほぼ互角。

 二本の刀を持って戦い、ブラストと同様時空に干渉する力を持つのか「次元斬」という巨力な斬撃を放つことができます。

 ハッキリとしたことは言えませんが、描写のイメージからすると覚醒したコズミックガロウより実力は下。

 スペック的にはブラストと互角か少し上回っている印象ですね(戦えばブラストが勝つのでしょうが)。

「ワンパンマン」虚空のヴォイドとブラスト

 虚空のヴォイドはかつてのブラストの相棒でした。

 ブラストの仲間は複数いますが、ヴォイドは優れたサポート役であり、神との戦いにおけるキーマンの一人だったようです。

 ただヴォイドは神を倒そうと躍起になり、ブラストを信じ切れず先走った結果、神の罠にかかりその手に落ちてしまいました。

 神によって心の中の歪みを増幅されたヴォイドは神の手先となってブラストの敵に回っています。

 しかしブラストは今でもヴォイドを仲間だと考えており、倒すのではなく神の手から奪還したいと考えていました。


「ワンパンマン」虚空のヴォイドの登場話(何話?)

 虚空のヴォイドはかなり早い段階から存在が匂わされていましたが、具体的に名前と姿が登場したのはリメイク版242話。

 実際に本人が登場したのは246話ですが、これはアジトを訪れたサイタマ先生に襲い掛かって殴られ地面にめり込んだ状態という間抜けな登場でした(地面にめり込んだ人型を”登場”と言っていいかは微妙ですが)。

 続く247話では地面から飛び出してきたヴォイドが本格的に登場。

 サイタマ先生に殴られた衝撃で神の支配を脱し、正気を取り戻してブラストの仲間に復帰しています。

「ワンパンマン」虚空のヴォイド、原作との違い

 リメイク版では大幅に出番が増えていい感じの役どころに収まったヴォイドですが、原作での扱いは非常に不遇なものでした。

 原作でのヴォイドはリメイク版と同じく画面外でサイタマ先生にワンパンされて地面にめり込んでの登場。

 ただリメイク版とは違いそのまま復活することなく倒されて終わりです。

 名前が登場することもなく、ブラストとの過去が語られることもなく。

 ただただサイタマ先生の強さを引き立てる噛ませ犬として退場しています。



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