「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」眞霜平助~狙撃”だけ”なら作中最強?、鳥のピー助は本体より賢い?~

 今回は主人公が「安西先生そっくり」と話題の殺し屋アクションコメディ「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」から、作中最強格のスナイパー「眞霜 平助(ましも へいすけ)」について解説します。

 眞霜平助は鳥のピー助を相棒に持つフリーの殺し屋。

 当初は主人公・坂本太郎にかけられた10億円の懸賞金を狙っていましたが、あっという間に坂本たちに絆され、友人として彼らに協力するようになります。

 とんでもないアホの子で狙撃以外何も取り柄がありませんが、狙撃の腕に関しては間違いなく作中最高峰。

 本記事ではそんな特化型スナイパー・平助のプロフィールや強さを中心に解説してまいります。

「サカモトデイズ」眞霜平助のプロフィール

基本プロフィール(年齢・誕生日、声優など)

年齢20歳(初登場時)
生年月日(誕生日)2001年12月17日
所属無し(無職)
声優鈴木崚汰

 眞霜平助は殺連に所属するフリーの殺し屋です。

 狙撃の技量に関しては作中最強格ですが、それ以外はまるでダメ。

 JCC(殺し屋養成所)を卒業して殺し屋会社に就職していたものの、狙撃以外に仕事ができずクビにされてしまい、現在は田舎のばあちゃんからもらったテントで、鳥のピー助と貧乏暮らしをしています。

 初登場はコミックス3巻17話、主人公・坂本太郎にかけられた10億円の懸賞金を狙って登場しました。

 その変態じみた狙撃の技で坂本とシンを追い詰めたものの、坂本に倒され、見逃されたことが切っ掛けで彼らに絆された平助。

 以降は、坂本たちに友人として協力しています。

 外見は右頬に狙撃の的のタトゥーを入れた純朴そうな青年。

 とんでもないアホの子ですが、明るく気の良い人間で、友人に飢えています。

元ネタは「シモ・ヘイヘ」

 眞霜平助の元ネタは実在した伝説のスナイパー「シモ・ヘイヘ」です。

 シモ・ヘイヘはフィンランドの軍人で、ソ連がフィンランドに侵攻して起きた冬戦争で活躍し、白い死神と呼ばれ恐れられていました。

 確認された戦果はなんと542人。

 これはスナイパーとして射殺した戦果としては史上最多と言われています(ここには狙撃以外の戦果は含まれていないので、実際の殺害数はもっと多いそうです)。

 実戦での狙撃成功率はほぼ100%だったとか、1分間に150mの距離から16発的当てに成功したとか、様々な逸話を持つ近代戦争史における最強の兵士。

 ……平助じゃ、若干名前負けしてますね。


「サカモトデイズ」眞霜平助の強さ(狙撃)

3連跳弾・変態の域に達した狙撃能力

 眞霜平助は作中最高峰の狙撃能力の持ち主です。

 超人的な殺し屋ばかりが登場するこの作品で、ただ的を外さないだけの狙撃であれば、簡単に躱されるか防がれるかしておしまい。

 あまり意味のある技術ではありません。

 しかし平助の狙撃は3連跳弾。

 弾丸に異常な回転数を加え、意図的に跳弾させることで弾道を読ませない超人的な技巧が用いられているのです。

 しかも平助はただ壁や地面を跳弾させるだけではなく、空中に落下する強化ガラスを利用して跳弾を起こすことさえできるのですから、もう変態としか言いようがありませんよね。

JCCの射撃演習では坂本・南雲を抑えて歴代トップ

 眞霜平助は、技量において明確に坂本たちORDERメンバーを上回っていることが描写された数少ないキャラクターです。

 坂本たちも通っていたJCCでは、1分間で銃を組み立て100m先の的を狙う射撃演習があるのですが、そのスコアで平助は坂本や南雲を抑えて歴代トップ(ただし、平助が名前を書き忘れたため、記録はNO NAMEで登録されています)。

RANKNAMESCORE
1NO NAME96
2SAKAMOTO89
3AKAO86
4NAGUMO84

 射撃のみとはいえ、全盛期の坂本を大きく引き離しての歴代1位ですから、平助の技術がどれだけ突出しているかよくわかりますね。


「サカモトデイズ」眞霜平助の相棒・鳥のピー助

鳥のピー助は本体(平助)より賢い

 平助の相棒でいつも一緒にいる鳥のピー助はとても賢く、優秀な鳥です。

 頭に冠毛があって大型なので、多分オウムでしょうね。

 声優は根本京里さん。

 平助はピー助の言葉を理解することができ、ピー助にプライベートで癒されているだけでなく、仕事でもサポートしてもらっています。

 時には金のない平助のために換金可能な綺麗な石を拾ってきて、平助の食事代を稼いだことも。

 その立ち位置はペットではなく相棒、むしろ平助本体より格上と言っても過言ではありません。

 ちなみに、無職の平助は1か月の食費を切り詰め、自分は2千円におさえて暮らしていますが、ピー助の餌代は何とその10倍の2万円。

 平均的なオウムの1か月の餌代が1万円ぐらいですから、普通のオウムよりも上等なものを食べています。

戦闘時には索敵・武器の運搬で平助をサポート

 ピー助は戦闘時のサポート能力も極めて優秀です。

 ピー助は記憶力が良く、一度見たものであれば空中から索敵を行い、それを平助に伝えることができます。

 平助はピー助の言葉が理解できますから、リアルタイムで狙撃の死角をカバーすることができるわけですね。

 またピー助は武器や弾丸を運び、平助に届けて的確に戦いをサポートしてくれます。

 ライフル銃とかは平均的なもので重さ3~5kgぐらいあるそうですから、実はピー助、とんでもなくパワフルなんですよ。

 むしろ本体(平助)が戦えるのはピー助あってこそ、と言っても過言ではないかもしれません。

「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キャラクター一覧

 



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