「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」ORDER(オーダー)~殺し屋界の最高戦力、そのメンバー、何人いる?~

 今回は主人公が「安西先生そっくり」と話題の殺し屋アクションコメディ「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」から、殺し屋界の最強集団「ORDER(オーダー)」について解説します。

 「ORDER(オーダー)」とはかつて主人公の坂本太郎も所属していた殺連直属の特務部隊。

 殺連が指定した危険な殺し屋たちを抹殺することで殺し屋界の秩序を保つ存在です。

 未登場のメンバーも存在し、未だその力の底が見えない最強集団。

 本記事では、これまでに判明したORDERの情報と、そのメンバーについて解説してまいります。

「サカモトデイズ」ORDER(オーダー)とは?

殺連直属の特務部隊にして殺し屋界の最高戦力

 ORDER(オーダー)とは、殺連直属の特務部隊にして殺し屋界の最高戦力。

 殺連が選定した危険な殺し屋の抹殺を任務とする殺し屋界の秩序を保つ存在です。

 殺し屋が秩序を語るのもおかしな話ですが、所謂ヤクザ的な秩序なのでしょうかね。

 殺連のシマ(=殺し屋業界)で好き勝手してると、怖いお兄さん(=ORDER)に始末されちゃうぞ、的な。

 殺し屋を殺す殺し屋と言うだけあって、殺連に所属している約400名のプロの殺し屋の中でも、ORDER(オーダー)のメンバーは隔絶した実力を有しています。

登場話(初登場)

 ORDER(オーダー)の初登場はコミックス2巻14話。

 フルメンバーではありませんでしたが、南雲、豹、神々廻、大佛の4名が食事をしながらORDER(オーダー)の会議に出席していました。

 ちなみに南雲だけはコミックス1巻6話で先行して登場していますが、この時点ではORDER(オーダー)の存在は明かされていません。

 続いてコミックス4巻では神々廻と大佛のコンビがスラー一派の鹿島が占拠したラボに乗り込み、大暴れしています。

 その後、コミックス5巻38話では上記4名に篁を加え、豪華な車に乗って死刑囚討伐に乗り出すORDER(オーダー)の姿が描かれており、これ以降本格的にORDER(オーダー)メンバーの活躍が増えた印象です。

何人いるの? → 現メンバーは8名(定員は10名)

 ORDER(オーダー)の物語開始時点のメンバー数は8名。

 その内、まともに働いているのは(篁を含めても)5名で、残る3名は好き勝手にフラフラしていて会議などにもほとんど参加していません。

 これまでに判明しているメンバーは7名で、残る1名は今のところ未登場となっています。

 ちなみに定員は最大10名と決まっているそうですが、その席が全て埋まったことは一度もないそうです。

有名になったのは比較的最近

 ORDERは坂本たちが入るまでそれほど有名なチームではありませんでした。

 元々は創設者のキンダカ(鋼龍)と四ツ村が立ち上げたチームで、坂本たちが入る以前のメンバーは僅か4人。

 JCC時代の坂本たちはその名前を聞いたことさえありませんでした。

 当時のメンバーは実力こそあったものの、人手の問題もあってか、あまり目立った活動はできていなかったようです。


「サカモトデイズ」ORDER(オーダー)のメンバー

南雲(なぐも)

 主人公・坂本太郎の友人であり、変装術の達人・南雲(なぐも)

 その変装はエスパーで人の心が読めるシンですら見破ることができません。

 戦闘能力も極めて高く、描写から推察される強さは恐らくORDER(オーダー)内でもトップクラスです。

 武器は巨大なツールナイフ(六種類)。

 作中では、飽きるからという理由でサイコロを振って使う武器を決めていました。

 極めて適当な性格で、いつも他のメンバーを揶揄っています。

神々廻(ししば)

 メンバー随一の常識人にしてツッコミ担当・神々廻(ししば)

 変人揃いのORDER(オーダー)内では貴重な抑え役ですが、同時に極度の玉ねぎ嫌いで、玉ねぎが絡むと豹変してキレ散らかすという奇人属性も持ち合わせています。

 武器は普通サイズのネイルハンマー。

 他のメンバーの武器と比べると日曜大工的で地味ですが、それ故にカッコいいと一部ファンの間で人気を博しています。

 坂本の後輩らしく、坂本のことは「坂さん」と呼んで敬意を払っていますが、坂本と同い年の南雲ことは呼び捨てていました。

大佛(おさらぎ)

 ORDER(オーダー)の紅一点・大佛(おさらぎ)

 喪服のような黒いドレスを身にまとったダウナー系の美少女ですが、中身は非常にマイペースで愉快な女。

 ORDER(オーダー)内では新人で、指導係(?)の神々廻といつもセットで行動しています。

 兄妹のようなこの組み合わせは作中屈指の名コンビですね。

 武器は丸ノコ。

 見た目に似合わぬパワフルで豪快な戦い方を得意としています。

篁(たかむら)

 作中最強ジジイ・篁(たかむら)さん。

 見た目はボケて、うつむき加減で何事か小声でボソボソ呟いている普通のお爺ちゃん。

 その正体は最強の剣客であり、ORDER(オーダー)内でもその実力は隔絶しています。

 スラー曰く「殺連の亡霊」。

 いつからORDERにいるのか、殺連にとってどういう存在なのか、何を考えているのかさえ誰も知らない。

 その強さ以外が一切が謎とされている人物です。

 ……というか、意思疎通が取れてる様子がないし、近づいたモノを問答無用で斬る危険人物を、周りの人間が勝手にORDER(オーダー)と呼んでる気がしなくもない。


豹(ひょう)

 厳つい見た目の心優しきオッサン・豹(ひょう)

 見た目はORDER(オーダー)で一番の強面で口調も攻撃的ですが、その実、ORDER(オーダー)で最も心優しい苦労人。

 ご老人である篁に気を使ったり、危険に首を突っ込もうとする坂本を「残された家族はどうなる」と心配する優しい心根の持ち主です。

 戦闘スタイルはゴリゴリのステゴロタイプで、巨大な医療機器をくっつけたまま歩き回るなどかなりパワフル。

 坂本や南雲のJCC(殺し屋養成所)時代の先輩ですが、本人曰く「大器晩成型」らしく、学生時代は目立たない生徒だったようです。

京(かなぐり)

 映画監督にして殺し屋・京(かなぐり)

 映画にしか興味がなく、映画のためなら何でもする変人。

 殺し屋映画界では有名人らしく、本人の登場前から名前だけは映画のパッケージや新聞など色んな所に載っていました。

 武器はカメラとカチンコ(撮影用の道具)。

 戦い方は丸きりギャグのようですが、前ORDER(オーダー)メンバーを返り討ちにし、数合わせのためにORDER(オーダー)に加入したというだけあって実力は確か。

 ORDER(オーダー)を裏切り、敵であるスラー一派に通じていたため、最終的にORDERから除隊されます。

上終(かみはて)

 殺連史上最高のスナイパー・上終(かみはて)

 とんでもない引きこもりで、同じORDERメンバーでさえその素顔を見た事はありません。

 お天気お姉さんが好きと発言していましたが、狙撃で「おさらぎかわいい」とメッセージを送っていたので、多分普通に面食いです。

番外:元メンバー①坂本太郎

 本作の主人公にして元最強の殺し屋・坂本太郎

 現在は殺し屋を引退、ブクブクに太って安西先生のようになり、全盛期の30%ほどにまで弱体化しています。

 それでも並の殺し屋では手も足も出ない実力者ですが、現ORDER(オーダー)メンバーから見れば「格下」。

 一応、動き回ることで脂肪を燃焼し、一時的にかつての痩せた姿を取り戻すことはできますが、その状態も全盛期と比べれば衰えているものと考えられます。

番外:元メンバー②四ツ村暁

 元ORDER(オーダー)メンバー・四ツ村さん

 坂本たちの先輩にあたる中年男性で、かつてはORDER(オーダー)に入りたての神々廻(ししば)を任務に連れまわしていました。

 8年前に殺連会長殺しの濡れ衣を着せられ、殺連を追われ抹殺命令が出されることに。

 殺連を潰すため、スラー一派に協力していましたが神々廻に倒され、南雲に取り込まれることになります。

 武器は先端に刃のついた三節棍。

 ORDER(オーダー)メンバー3人を相手に無傷で逃走する実力者です。

番外:元メンバー③キンダカ

 元ORDER(オーダー)メンバー・キンダカ

 四ツ村と共にORDERを立ち会げた人物で、かつてのリーダー。

 自称「全殺し屋最速の男」であり、過去編ではその名乗りに恥じぬスピードで若かりし頃の坂本たちを圧倒していました。

 物語開始時点では8年に渡る意識不明の昏睡状態。

 坂本と南雲がORDERに入る切っ掛けとなった人物です。

「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キャラクター一覧

 



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