今回は「ジャンプ+」で連載中の大人気作品「SPY✖FAMILY(スパイファミリー)」から、アーニャの親友「ベッキー・ブラックベル」について解説します。
ベッキー・ブラックベルはイーデン校に通うアーニャの同級生で、6歳児とは思えないほどませた思考を持つ女の子。
大手軍事企業CEOを父に持つお嬢様で、イーデン校ではアーニャを気に入り公私にわたって彼女をサポートしています。
本記事ではベッキーとアーニャの友情、そしてベッキーがアーニャの父ロイドに抱いた恋心などを中心に、彼女の魅力を語ってまいります。
「スパイファミリー」ベッキーのプロフィール
基本プロフィール(年齢、身長、体重、誕生日、声優など)
年齢 | 6歳 |
身長 | 104cm |
体重 | 不明 |
靴のサイズ | 15cm |
誕生日 | 不明 |
所属 | イーデン校1年3組 |
好きなもの | アーニャとおそろいのキーホルダー、ビーゼルちゃん(飼い犬)、恋愛ドラマ |
嫌いなもの | 子供っぽいもの、パーティーでの挨拶回り、パパの靴下 |
声優 | 加藤英美里 |
ベッキー・ブラックベルはイーデン校に通うアーニャの同級生。
外見は黒髪を二つ結びにしたおませな雰囲気の女の子で、学校の外では髪をほどいてストレートにしています。
非常に勝ち気でませた性格の持ち主で、大好きな恋愛ドラマ「バーリント・ラブ」に影響を受け、何かと恋愛に結び付けた言動をすることが多いです。
幼稚園時代はその気の強さから周囲を泣かせてしまい、友達がいませんでしたが、イーデン校に入学して以降はアーニャを気に入り親友に。
世間知らずで幼い(実際に年齢をごまかしている)アーニャを様々な形でサポートしています。
大手軍事企業ブラックベルCEOの愛娘で物凄いお嬢様
ベッキーは大手軍事企業ブラックベルCEOを父に持つ物凄いお嬢様です。
家は物凄い豪邸で送り迎えは高級車、買い物に行くとなれば百貨店を丸ごと貸し切り(というか普段は店を家に呼ぶ)。
テストでいい点を取った時のご褒美も規格外で、過去もらったものはドレスと本物の宝石付きのティアラに始まり、ダイヤが散りばめられた人形、巨大ケーキ、庭に作った小さな家、ピンクの戦闘機に戦車と、かなりヤバいものも含まれています。
ちなみに軍事企業の娘らしく戦車が好きなようで、愛犬であるヨークシャーテリアには「ビーゼル」とドイツ陸軍の小型装軌車両の名前がつけられていました。
「スパイファミリー」ベッキーとアーニャの友情
右ストレートを切っ掛けにアーニャと親友に
ベッキーにとってアーニャは初めての親友と呼べる存在です。
幼稚園で孤立していたベッキーは、イーデン校に入学した際は友達を作ることを諦め、周りに合わせて適当にやり過ごそうと考えていました。
アーニャと出会った際も、当初はガキっぽい子なので世話を焼いてやろうかと上から目線。
しかし、ダミアンに喧嘩を売られても笑って(ただし薄ら笑い)受け流す大人の余裕(?)を見せるアーニャを見て徐々にその評価を見直すことに。
そんな時、笑ってダミアンをあしらっていたアーニャが突如右ストレートでダミアンを攻撃。
困惑する周囲でしたが、その怒りの理由がダミアンが自分(ベッキー)の足を踏んだこと(友達のために怒ったことにすれば許されると考えたアーニャの嘘)だと知ったベッキーは、アーニャの振る舞いに感動して彼女を気に入り、親友となったのです。
ひょんなことから仲良くなった二人ですが、無邪気で素直なアーニャと、実は面倒見の良いベッキーは非常に相性が良く、次第にその仲を深めていくことになります。
アーニャがダミアンを好きと勘違いし、恋をサポート
アーニャは父・ロイド(黄昏)のミッションの為、ダミアンと仲良くなる必要があります。
そのため、何かとダミアンにちょっかいをかけたり、遠くからじっとダミアンを観察することが多かったのですが、その様子を見たベッキーはアーニャがダミアンのことを好きだと勘違い。
まあ、多少ベッキーが恋愛脳だというのもあるかもしれませんが、裏の事情を知らない人が見たらそう考えるのは自然ですよね(ダミアンも若干勘違いしてますし)。
ベッキーは恋愛ドラマから得た知識でアーニャにアドバイスをし、ダミアンを悩殺すべく一緒に服を買いに行ったこともありますが、今のところそのサポートが役に立ったことはありません。
「スパイファミリー」ベッキーはおませさん(ロイド)
アーニャの父・ロイドに一目惚れ
ベッキーはイケメン好きで、写真で見たアーニャの父・ロイドに一目惚れしています。
その熱の入れようはかなりのもので、アーニャにロイドを紹介するように迫り、ロイドの写真を半ば強引に強奪してしまうほど。
恋愛ドラマの略奪愛に影響を受け、(ベッキー本人としては真面目に)ロイドを奪い取ろうと画策したこともありました。
ちなみに、アーニャにとってベッキーが母になるという想定は、「(財力的に)なしじゃない!」らしく、あっさりヨルを裏切っていましたね。
ロイドは流石に6歳児相手に恋愛云々は考えていなかったものの、大手軍事企業CEOの娘と仲良くなっておけば後々損はないとスパイ丸出しのことを考え、熱心に父親のことを聞いてしまい、
「こんなに家のことを」
「聞いてくるなんて」
「ロイドさまもしかして」
「あたしと将来を見据えた」
「真剣なお付き合いを……!」
とベッキーを勘違いさせていました。
(色んな意味で)罪な男ですね。
ラスボス・ヨルと対決、何故か弟子入りすることに
ロイドへ恋心を抱くベッキーにとって、その妻・ヨルはまさにラスボス。
ベッキーは恋愛ドラマで得た手練手管を以ってヨルの眼前でロイドを誘惑しますが、流石に6歳児には少し早すぎたのか、ロイドにもヨルにも全く(意味が)伝わりません。
挙句、紅茶を飲んで「酔ってきちゃった~」とロイドにしなだれかかったベッキーを見て、ヨルは本当に子供が酔ってしまったのだと勘違いし、彼女を抱えて病院に猛ダッシュ。
車に跳ねられたりしつつも必死に病院に向かうヨルを見て、ベッキーは罪悪感にかられ嘘を付いていたことを白状しました。
笑ってそれを許すヨルに感動したベッキーは、彼女にどうやってロイドを射止めたのかを尋ねます。
その答えはかつてロイドに言われた「強いから」。
その後、ロイドを諦めきれないベッキーは、公園でヨルと「ハンマーで叩いて威力を競うゲーム」で勝負します。
ハンマーを持てず記録なしで終わったベッキーに対し、機械をぶっ壊すほどの馬鹿力を見せたヨル。
そのヨルに驚愕しドン引きしていたロイドの様子を「あんなにヨルさんを見つめて……!」と勘違いしたベッキーは、強さを求めヨルに弟子入りすることになったのです。
ベッキーはヨルを奥様と呼んで慕い、筋トレに夢中になって宿題を忘れそうになるほど強さにハマっているようですが……いいの、それ?
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