今回は「ジャンプ+」で連載中の大人気作品「SPY✖FAMILY(スパイファミリー)」から、エレガンスを愛する老紳士「ヘンリー・ヘンダーソン」について解説します。
ヘンリーは東国の名門・イーデン校の教師であり、アーニャたちのクラス担任。
全てにおいてエレガントであることを重視しており、入試の場で完璧なエレガントさを見せつけたロイドに骨抜きにされた御仁でもあります。
また、ただ厳しいだけでなく、教育者として確固たる信念と誇りを持つ作中屈指の好人物。
本記事ではそんなヘンリーのプロフィールやエレガントさを存分に語っていこうと思います。
「スパイファミリー」ヘンリー・ヘンダーソンのプロフィール
基本プロフィール(年齢、身長、体重、誕生日、声優など)
年齢 | 66歳 |
身長 | 183cm |
体重 | 不明 |
髭の長さ | 一番長い所で17cm |
誕生日 | 不明 |
職業 | 教師(歴史担当)、第3寮<セシル>寮長(ハウスマスター) |
所属 | イーデン校(1年3組担任) |
得意スポーツ | 乗馬 |
声優 | 山路和弘 |
ヘンリー・ヘンダーソンはアーニャたちが通う東国の名門・イーデン校に勤める教師。
第3寮<セシル>の寮長(ハウスマスター)で、入試の際は他の試験官たちを統括しており、学内でもかなりの地位にあると考えられます。
外見は長く伸ばした白髪と単眼鏡が特徴の厳格そうな老紳士。
実際に性格も厳しく、自分にも他人にも「エレガント」であることを求め、それが他人を見定める際の評価基準にもなっています。
口癖は「エレガント(orエレガンス)」で、興奮するとウルトラとかアメイジングとかプレシャスとか色々形容詞が追加されていくようです。
本来であればクラス担任などを務める立場の御仁ではありませんが、入試の際に起こした問題行動(後述)の処罰という形で、アーニャたちのクラス担任となっています(本人は前向き)。
エレガントで完璧な老紳士……なのだけど
ヘンリー・ヘンダーソンは絵に描いたような完璧な紳士です。
まず朝は誰より早く起きてジョギング。
それが終わるとシャワーを浴び、靴を磨いてアイロンをあてたシャツに身を包み、完璧に身なりを整えます。
そしてその頃ようやく起きてきた同僚教師に紅茶を振る舞い、生徒たちのことで歓談。
そして登校前に書き物をし、準備を完璧に整えてから、登校までの時間を音楽を聴きながら読書をして過ごし、エレガントでブリリアントな一日の始まりに気持ちを高めます。
そして……教室に入るとアーニャ、ダミアン、ベッキーら子供たちの醜い争い。
エレガントのままじゃいられない、教師、ヘンリー・ヘンダーソンの大変な一日が始まります。
「スパイファミリー」ヘンリー・ヘンダーソンの過去
ヘンリー・ヘンダーソンは若い頃から生真面目で、教育によって国と人を変えるのだという熱い信念を持った男でした。
現実は中々上手くはいかず、国は戦争に傾き続けていますが、それでもヘンリーは諦めず教育を続けています。
物語のラスボスと目されているドノバン・デズモンドもヘンリーの教え子の一人です。
ベッキーに使えるマーサとは学生時代の友人で、互いに恋心を抱いていましたが、戦火によって引き裂かれ結ばれることはなく、結局ヘンリーは別の女性と結婚しています。
「スパイファミリー」ヘンリー・ヘンダーソンとフォージャー家
ロイドのエレガントな振る舞いに骨抜きにされる
ヘンリー・ヘンダーソンの初登場はコミックス1巻4話。
フォージャー家の面々がイーデン校の面接試験に訪れた場面です。
敷地内に入った瞬間から試験を受ける一家の様子を評価する試験官たち、その統括をしていたのがヘンリーでした。
多くの受験生一家が「エレガンスに欠ける」と落第評価を受ける中、ヘンリーたちの視線に気づいたロイドは完璧な振る舞いでヘンリーを感嘆させます。
まず初代学長の像に敬礼してヘンリーの心を掴んだロイドたちは、ドブにハマった生徒の救出、逃げ出した動物たちのスタンピードといったトラップに対してヘンリーの予想を超える完璧なエレガンス力で対処。
そして実際の面接でもロイドは、紳士として父として完璧なエレガントさを見せつけ、ヘンリーを骨抜きにしてしまいました。
そうした経緯もあり、ヘンリーはアーニャのことを「ロイドの娘」として期待し、ちょっと甘めに評価しているフシがありますね。
アーニャの問題行動に振り回されながら、その成長を温かく見守る
アーニャはヘンリーが受け持つ生徒の中でぶっちぎりの問題児です。
何せ入学初日にダミアンを殴り飛ばしてしまったのですから、その問題児ぶりは他の追随を許しません。
しかしそこは意外と情に厚いヘンリーのこと。
アーニャがダミアンを殴った理由が、ダミアンがベッキーの足を踏んだことだと聞いた(アーニャの嘘ですが)ヘンリーは、友人のために怒ったアーニャの行動に理解を示します。
そして本来ならアーニャに雷<トニト>(8つ集まると退学)3つの罰則が下されるところ、事情を勘案して雷<トニト>1つに抑え、穏便な処分で済ませてくれたのです。
その後もアーニャの問題行動に頭を悩ませながら、それでも温かくアーニャを見守るヘンリー。
恐らくそこには、子は親を見て育つもの、というロイドへの期待が過分に含まれているのでしょうが……
「スパイファミリー」ヘンリー・ヘンダーソンのエレガントな活躍
アーニャの入学試験では問題教師に鉄拳制裁(名言)
ヘンリーは他人だけでなく自分にも厳しく、常にエレガントたらんと自分を律しています。
その彼らしい一面が最もよく表れているのが、アーニャのイーデン校面接試験の場でした。
順調に面接が進む中、面接官の一人で嫌味な問題教師、マードック・スワンはロイドとヨルが美男美女であることを妬み、アーニャに酷い質問を投げかけます。
「今のママと前のママ」
「どっちが高得点だ?」
本当の母親を思い出して泣き出すアーニャを見て怒りを露にしたロイドは、蚊ごと机を叩き折り、
「子供の気持ちを軽んじるのが」
「貴校の教育理念なのでしたら」
「選ぶ学校を間違えました」
と告げ、ヨルとアーニャを連れてその場を去ってしまいました。
その行動に「我が校を侮辱する気か」と激怒するマードックでしたが、
「我が校を侮辱したのはどっちだ」
とヘンリーはマードックに鉄拳制裁。
「我ながらエレガント」
「これで堂々とイーデンの教師として」
「向き合えるかね、フォージャーよ」
厳しいだけではない柔軟な指導
エレガントで自分にも他人にも厳しいヘンリーですが、意外にもその指導は柔軟性に満ちています。
例えばベッキーに対しては、動物というテーマなのにロイドをモデルに工作を行った彼女に、人間も広い意味では動物だと一概に生徒を否定しない姿勢をみせていました。
また、ダミアンが良い成績をとろうと睡眠時間を削って勉強をしていた際には、罰則という形で彼らを校外学習という名のピクニックに連れ出し、気分をリフレッシュさせたこともあります。
厳しいだけ、否定するだけでは子供たちはついてきませんが、ヘンリーはその辺りをきちんと理解しており、子供たちからの信頼も厚いようです。
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