青年漫画

レビュー

「私の息子が異世界転生したっぽい」感想(原作ネタバレ注意)~タイトルからは想像できない展開、結末(その後)に泣ける~

 今回は「スピリッツ」でフルver.が連載中の話題作「私の息子が異世界転生したっぽい」について紹介したいと思います。 もともとこの作品は「伝説のお母さん」などで知られる「かねもと」氏による自主製作漫画。 それがSNSなどで爆発的な反響を呼び、「だから私はメイクする」で知られる「シバタヒカリ」氏作画で内容を膨らませフルver.として連載されています。 タイトルだけ見ると”なろう系”にも思えますが、実際はとても切なくて泣ける内容となっています。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」永倉新八~土方への恩義に報いんとする新選組最強の老剣客、その若い頃の姿、声優など~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、新選組最強と謳われた剣客「永倉 新八(ながくら しんぱち)」について解説します。 正史においては局長・近藤勇らとの意見対立により新選組と袂を分かち松前藩に帰参し、後に小樽に移り住んで余生を過ごしたとされる人物。 ゴールデンカムイにおいては、函館戦争を密かに生き延びていた土方歳三と再会し、土方の下で再びその刃を振るっています。 本記事では新選組最強と謳われるその強さ、土方歳三との過去を中心に、最強おじいちゃんの魅力を深掘りしてまいります。
レビュー

「永世乙女の戦い方」感想&評価(ネタバレ注意)~女流棋士の世界をダイナミックに描いた将棋バトル漫画にして成長物語~

 今回は「くずしろ先生」が「ビッグコミックスペリオール」で連載中、将棋の女流棋士の世界をダイナミックに描いた「永世乙女の戦い方」について紹介します。 昨今は藤井聡太竜王の登場で将棋にスポットが当たることが増えてきましたが、女流棋士はプロ棋士よりも格下とされ、どうしても注目度は低いまま。 そんな世界で全身全霊で将棋に打ち込む少女たちの姿を鮮烈に描き出したのがこの「永世乙女の戦い方」。 女流棋士の世界で生きる彼女たちの必死の生き様は、ただひたすらに”熱い”ですよ。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」海賊房太郎~王を夢見た男、その家族と迫害の過去、モデル(元ネタ)、親分とのあれこれ、最期(死亡)~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、物語後半に登場人物たちに大きな影響を与えた重要人物「海賊 房太郎(かいぞく ぼうたろう)」について解説します。 海賊房太郎はアイヌ民族の金塊の行方が記された刺青を持つ囚人の一人。 作中屈指の美丈夫であり、金塊を手に入れ王になりたいという夢を持つ、ゴールデンカムイでは珍しいスケールの大きな陽キャです。 決して善人ではなく、夢のためなら手段を選ばない男でしたが、だからこそその在り方は登場人物に大きな影響を与えました。 本記事では海賊房太郎の過去やモデル(元ネタ)、彼が物語に与えた影響などを中心にその魅力を語ってまいります。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」辺見和雄~作者・野田サトルによる変態の先駆け(辺見先生・ワンドロ)、モデル、声優など~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、作品に勢いをつけてしまった変態の先駆け「辺見 和雄(へんみ かずお)」について解説します。 辺見和雄はアイヌ民族の金塊の行方が記された刺青を持つ囚人の一人。 一見するとどこにでもいる冴えないオッサンですが、その正体は「抗った末に惨たらしく殺されたい」という倒錯した性癖を持つ殺人鬼です。 ゴールデンカムイでは代名詞とも言える常軌を逸した変態の一人ですが、辺見はまさにその先駆け。 本記事では辺見和雄の本編での活躍(杉元との交流・死亡)、そして彼が作品と作者に与えた影響などを中心に語ってまいります。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」家永カノ~見た目は妙齢の美女だが中身は老人で男、本名やモデル、つまみ食いエピソードと最期(死亡)~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、見た目は美女、中身はジジイ「家永 カノ(いえなが かの)」について解説します。 家永カノはアイヌ民族の金塊の行方が記された刺青を持つ囚人の一人。 一見すると麗しい妙齢の美女ですが、その正体は狂気の手法によって美と若さを手に入れた元医者の老人であり、れっきとした男です。 本記事ではそんな家永カノの正体(本名や過去など)や活躍(つまみ食い)、最期(死亡)を中心に、そのキャラクターを深掘りしてまいります。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」ヴァシリ~頭巾ちゃんと呼ばれるかわいいスナイパー、尾形との因縁(顎の傷)、実在のモデルなど~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、尾形百之助へのリベンジを誓う帝政ロシアの凄腕スナイパー「ヴァシリ」について解説します。  ヴァシリは皇帝殺しがロシアに渡るという情報を掴み、それを迎え撃つべく登場した...
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「ゴールデンカムイ」江渡貝弥作~狂気の剝製職人、母親の歪んだ愛情(去勢)、実在するモデル、その最期(死亡)~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、狂気のファッションショーで読者に強烈なインパクトを残した男「江渡貝 弥作(えどがい やさく)」について解説します。 江渡貝弥作は北海道で剥製工房を営む若き職人。 しかしその正体は人間の皮を材料に革細工を作成するという、作中でも指折りの歪んだ性癖の持ち主でした。 そんな男があの変態大好き鶴見中尉に見出されないはずがなく…… 本記事では江渡貝弥作の狂気を生んだ母親との過去(去勢)や元ネタとなった実在のモデル、作中で彼が鶴見とともに繰り広げた狂気のファッションショーなどを中心に、彼の性癖について深掘りしてまいります。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」インカラマッ~かわいい美人占い師、谷垣ニシパとのラッコ鍋・オチウ・出産・子供~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、谷垣源次郎と結ばれた美人占い師「インカラマッ」について解説します。 インカラマッは謎めいた雰囲気を持つアイヌの女占い師。 その言動から当初は周囲から中々信用されず、実際に鶴見一派と裏で繋がっていたことも含め、非常に複雑な背景を持っていましたが、その中身は非常に一途で純粋な女性でした。 本記事ではインカラマッの過去や人間関係、そして彼女と谷垣源次郎との物語(ラッコ鍋・オチウ・出産・子供)を中心にその魅力を語ってまいります。
ゴールデンカムイ

「ゴールデンカムイ」門倉利運(看守部長)~狂運に愛されたかわいいダメ中年、最後の刺青、門倉スイッチ、声優など~

 今回はヤングジャンプで連載中の大人気漫画「ゴールデンカムイ」から、その愉快な狂運によって読者から愛されたダメ中年「門倉 利運(かどくら としゆき)」について解説します。 門倉はのっぺら坊が収監されていた網走監獄の看守部長。 その正体は土方歳三に忠誠を誓う内通者の一人であり、能力は決して高くないものの、作中ではその驚異的な狂運でしぶとく死亡フラグを回避し続けてきました。 本記事ではそんな門倉の狂運(通称:門倉スイッチ)や、その背中に隠された最後の刺青などを中心に、彼について深掘りしてまいります。
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