ワールドトリガー「沢村響子」～忍田本部長に想いを寄せる元アタッカー、同期は東さん、声優は～

　今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から恋する25歳「沢村 響子（さわむら きょうこ）」について解説します。

　沢村さんは忍田本部長の補佐役であり、作中ではクセの強い上層部の面々に囲まれて影が薄くなりがちですが、実は現場隊員への指揮を取り仕切っている才女。

　本記事では、元アタッカーだったというその実力、忍田本部長や同期の東との人間関係などを中心に深掘りしてまいります。

ワールドトリガー、沢村響子のプロフィール（声優含む）

引用元：ワールドトリガー.info

忍田本部長に想いを寄せる本部長補佐

　沢村さんは本部で忍田本部長の補佐役を務めるうら若き女性。

　現ボーダー設立と同時に入隊した元防衛隊員でもあり、現在はその経験を活かして現場隊員への指揮・サポートを行っています。

　外見は黒髪ロングヘアの活発そうな雰囲気の持ち主。現場隊員たちとも気さくに接する良きお姉さん役です。

　元アタッカーということからも分かるように、女性としては相当な体力派で体育会系（成績も平均よりは上です）。
　同じ体育会系の忍田本部長との相性は非常に良さそうですね。

　沢村さんが補佐役に転身した時期や経緯は不明ですが、彼女は忍田本部長に想いを寄せているので、それが理由であることはほぼ間違いないでしょう。

セクハラエリート、迅悠一の第一の被害者

　さて、そんな才女である沢村さんですが、作中ではどちらかというと周りに振り回されている印象が強いです。

　その原因は、ひとえにセクハラエリート、迅悠一にあると言って良いでしょう。

　何せ沢村さんの初登場は迅の初セクハラ。
　両手が塞がっているところを、迅にお尻を触られるというものだったのですから。

　まあ、沢村さんもきっちりローキックで報復していましたから、いつものことなんでしょう。

　また、この他にも迅は様々な厄介事を本部に持ち込んで周囲の空気をピリピリさせていますから、作中では描かれていませんが本部長補佐役の沢村さんは相当苦労させられているでしょうね。

ワールドトリガー、沢村響子の強さ

元アタッカー、戦闘シーンはないが実力はマスタークラスか？

　これが沢村さんのパラメーターです。

　実際戦闘描写がないため詳しいことはわかりませんが、攻撃よりも防御や援護に長けたタイプのアタッカーだったようですね。

　能力的に近いのは二宮隊の辻です。
　辻は隊の服務規程違反により降格されてはいますが、元A級隊員にしてマスタークラスの実力を持つアタッカー。

　沢村さんもA級隊員と同等の実力を持っていると考えて間違いないでしょう（実際、A級隊員だった可能性も高そうですね）。

　ちなみに、沢村さんは射程が「3」となっていますから、近接用のトリガーに加えてメテオラ（炸裂弾）か拳銃型のガンナートリガーを使用している可能性が高いです（近接用のアタッカートリガーの射程は、一部の例外を除いて最大「2」）。

実戦経験を活かし、現在は本部で現場への指揮を下す

　優秀な戦闘能力を持つ沢村さんですが、現在は自ら剣を振るうことはありません。

　沢村さんの役割は忍田本部長の指示に基づき、現場への直接指揮やサポートを行うこと。

　特に大規模な防衛任務では部隊の一つ一つに本部長が指示を出していたのでは指揮などままなりません。
　本部長が出した全体的な指示を、現場、個別の部隊に落とし込んで直接指揮を下すのが本部長補佐である沢村さんの役割。

　こうした仕事は現場の動き方、本部の事情両方を把握している人でないと難しいでしょうから、防衛隊員の経験を持つ沢村さんは非常に得難い人材と言えるでしょうね。

ワールドトリガー、沢村響子の人間関係（東、忍田）

同期で同い年の東さん

　比較的年若い隊員が多い（若い方がトリオン器官の成長が見込めるため）ボーダーの中で、沢村さんはかなり年長の部類に入ります。

　そんな沢村さんの同い年の同期が、ボーダー最初の狙撃手にして元A級1位部隊隊長、東春秋です。

　二人は現ボーダーが設立された4年前（当時は大学生かな？）に入隊し、沢村さんはそのままボーダーに就職、東さんは大学院に進学しつつボーダーの中で揺るぎない地位を獲得しています。

　それほど絡みがあるわけではありませんが、作中での描写（コミックス14巻、第120話）を見る限り、二人はかなり気安い関係のようです。

　三輪を焼肉に誘う東さんに対し、沢村さんは「あっ、いいなー！」と自分も連れていけと言わんばかりによだれをたらしていました。

忍田本部長への想いを伝えられる日は来るのか？

　沢村さんと言えば忍田本部長への恋心。

　実はこの事実、本編で語られているわけではなく、コミックスのカバー裏や作者のQ&Aなどで触れられているだけなんですね。

　作中での沢村さんと忍田本部長は、互いに信頼し合う良き上司と部下そのもの。

　カバー裏でも触れられていますが、沢村さんは任務優先のために恋心を隠し続けているようです。

　ただ、アフトクラトルによる大規模侵攻の際には沢村さんも、

「この戦いが終わったら、本部長に告白するんだ……」

　と、死亡フラグのお手本のような覚悟を決めていたそうです。

　しかし、いざ戦いが終わってみると二人とも無事に生還した上、告白もできずじまい。

　葦原先生曰く「忍田本部長が男前すぎて告白できなかった」そうです。

　多分、この作品が続いている限り沢村さんが忍田本部長に想いを伝えられる日は来ないでしょうね（20代の内になんとか伝えられるといいですね）。

【まとめ】ワールドトリガーキャラクター考察wiki