今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、佐鳥をリスペクトするサイドエフェクト持ちスナイパー「宇野 隼人(うの はやと)」について解説します。
宇野隼人はA級草壁隊の一員として遠征選抜試験編から登場したキャラクターです。
まだ本編での登場シーンは少ないものの、コミックスカバー裏のキャラクター紹介で「サイドエフェクト」と「佐鳥リスペクト」が判明したことで一気に話題沸騰。
本記事ではミステリアスな男・宇野隼人について、判明しているプロフィールやデータなどからその強さや魅力を深掘りしてまいります。
ワールドトリガー、宇野隼人のプロフィール(声優除く)
ミステリアスなノーコメントスナイパー
ボジション | スナイパー(A級4位部隊 草壁隊所属) |
年齢 | 17歳 |
誕生日 | 4月10日 |
身長 | 182cm |
血液型 | B型 |
星座 | はやぶさ座 |
職業 | 高校生 |
好きなもの | 塩焼きそば、餃子、散歩、動物 |
声優 | ー |
宇野隼人はA級4位部隊草壁隊に所属するスナイパー。
草壁隊は片桐隊と共に県外にスカウト活動に出ていたため、永らく未登場となっていましたが、遠征選抜試験編から本編に登場しています。
外見はミラーグラスをかけた短髪で長身の少年。
非常に落ち着いた雰囲気の持ち主で寡黙。初登場以降一言もしゃべっていません。
スカウト活動にはどう考えても不向きに思えますが……まあ、草壁隊は佐伯(体育会系)、里見(無駄に陽気)と社交性の高いメンバーが集まっていますから、周囲がフォローしていたんでしょう。
中学までは体操をしていたが、背が高くなりすぎたため引退
宇野隼人は中学時代までは体操をしていたそうですが、背が高くなり過ぎたため引退した過去の持ち主です。
体操はその競技の性質上、背の低い人の方が向いているとされています。
高速で回転するためには、体重の分布が回転軸に近い方が有利。
背の高い人は回転軸から離れた所に体重が分布されるため、背の低い人と比べるとより多くのエネルギーが必要になるのです。
内村航平選手も身長は162cmと小柄ですし、日本代表になるような体操選手は概ね170cm未満。
宇野は「精密身体操作」のサイドエフェクト(詳細は後述)を持っていて、その点では体操に向いてますから、身長さえ低ければトップクラスの選手になれたかもしれませんね。
ワールドトリガー、宇野隼人の強さ
A級草壁隊の走れるスナイパー
トリオン | 不明 |
攻撃 | 不明 |
防御・援護 | 不明 |
機動 | 不明 |
技術 | 不明 |
射程 | 不明 |
指揮 | 不明 |
特殊戦術 | 不明 |
合計 | 不明 |
現時点で宇野隼人のパラメーターは公表されていません。
具体的に判明していることは、宇野は走りながら狙撃を当てることのできるヤバい技術の持ち主だということ。
狙撃は基本的に止まった状態で行うものです。
近距離ならともかく、距離が延びれば銃身の僅かなブレが狙撃の精度に大きく影響してきますから、狙撃の瞬間はきちんと静止していなければなりません。
しかし宇野が所属する草壁隊はボーダーでも特に機動力を重視する部隊で、スナイパーである彼も走ることが求められています。
この無茶苦茶な二律背反を両立させている秘密は、宇野の持つサイドエフェクトにあります。
サイドエフェクト:精密身体操作
サイドエフェクト:精密身体操作
具体的な能力の詳細については語られていませんが、名称から推測するに、一分のブレもなくイメージ通りに身体を操ることができるサイドエフェクト。
これにより宇野は、走りながら狙撃を当てるという離れ業を成し遂げているのです。
トリガー構成から考察するとまさかの凸砂!?
また、判明している宇野のトリガー構成からも、彼の特異な戦い方を窺い知ることができます。
メイン | サブ |
ライトニング | バッグワーム |
イーグレット | サイレンサー |
シールド | シールド |
FREE | FREE |
狙撃銃は、軽量で取り回し重視の「ライトニング」と射程重視の「イーグレット」を使い分け、威力重視で持ち運びが難しい「アイビス」を外している点は予想通り。
アイビスを持って走ることはできませんからね。
ただ、気になるのはサブトリガーの「サイレンサー」。
サイレンサーについての詳細は未だ作中で語られていませんが、名称や仕様描写などから、攻撃時の音を消すものだと推察されます。
しかし、サイレンサーを使用するには「バッグワーム(レーダーから身を隠すトリガー)」を外す必要があるため、敵に位置を知られてしまうという欠点があります。
また遠距離からの「狙撃」であれば、攻撃時の音はあまり問題にならないでしょうから、サイレンサーを有効活用するとすれば必然的に近中距離戦。
……大人しい顔して、まさかの凸砂か?
ワールドトリガー、宇野隼人と佐鳥賢
佐鳥賢リスペクト
コミックスカバー裏のキャラクター紹介で判明し、宇野隼人のキャラを一気に立てたのが、このまさかの「佐鳥賢リスペクト」です。
かわいいお調子者の三枚目キャラであると同時に、同時に二つの狙撃銃で的を射抜く必殺技「ツイン狙撃」という唯一無二のスゴ技の使い手です。
とは言え、この「ツイン狙撃」、凄まじい難度の割に、スナイパーの生命線であるバッグワームを使用できないという致命的な欠点があり……
「精密身体操作」のサイドエフェクトを持つ宇野でさえ、いくら練習しても佐鳥の絶技を再現することはできなかったため、宇野は佐鳥のセンスと努力をリスペクトしているのだとか。
実は「ツイン狙撃」って宇野とは相性が良かったりする
初めてそのエピソードを聞いた時は「バカじゃねぇの? 何で「ツイン狙撃」なんてネタ技練習してんだよ。宇野ってヤバい奴なのか?」と思ったものですが、冷静に考えると宇野と「ツイン狙撃」の組み合わせは理に適っています。
「ツイン狙撃」は「『バッグワーム』と同時使用できない」という欠点さえなければ、二人同時に敵を狙えたり、敵の集中シールドを分散させることができたり、意外と有用な技術。
普通のスナイパーは「バッグワーム」を外すとレーダーで位置が割れ、すぐ敵に近づかれて落とされてしまいますが、走れるスナイパーである宇野はその限りではありません。
走って移動しながら「ツイン狙撃」で敵を翻弄するスナイパー……浪漫のある組み合わせなので、是非、宇野には佐鳥に弟子入りして頑張ってもらいたいものです(いや、佐鳥を走らせた方が速いのか……?)。
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