今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、体育会系に適合し過ぎた先輩大好き犬っころ系イケメン「佐伯 竜司(さえき りゅうじ)」について解説します。
佐伯竜司はA級部隊草壁隊の一員として遠征選抜試験編から本格登場したキャラクター。
当初は単に裏表のない素直なタイプのイケメンかと思われていましたが、コミックス24巻のカバー裏でキャラクター設定が紹介されて以降、女性ファンから「かわいい」と人気が沸騰しています。
本記事では佐伯竜司のプロフィールや過去、隊長草壁早紀との確執(?)などを中心に、その魅力を深掘りしてまいります。
ワールドトリガー、佐伯竜司のプロフィール(声優含む)
A級4位草壁隊に所属する無邪気でかわいい体育会系イケメン
ボジション | オールラウンダー(A級4位部隊 草壁隊所属) |
年齢 | 17歳 |
誕生日 | 4月19日 |
身長 | 176cm |
血液型 | AB型 |
星座 | はやぶさ座 |
職業 | 高校生 |
好きなもの | 先輩に褒められること、サッカー、カレー、少年漫画 |
声優 | 新井良平 |
佐伯竜司はA級4位部隊草壁隊に所属するオールラウンダー。
外見は黒髪で凛々しい目つきの、いかにも体育会系といった雰囲気が漂うイケメンです。
草壁隊(緑川除く)は片桐隊と共に県外にスカウト活動に出ていたため永らく本編には未登場でしたが、コミックス24巻の遠征選抜試験編から本格的に登場しました。
ただ、佐伯は名前そのものは「風刃適合候補者」として以前から挙がっていましたし、同じ草壁隊の里見一馬が先行して登場した際に一瞬だけその姿を見せています。
ちなみにアニメ第3期にも一瞬だけ、セリフは「一馬~」だけでしたが、ちゃんと登場していましたよ。
好きなものに「サッカー」「カレー」「少年漫画」とあるように、小学生かよと言いたくなるような無邪気な性格をしており、基本的には周囲を引っ張っていくタイプの好青年。
しかし現在の草壁隊内ではやや不愛想でひねた物言いが目立っています(その理由は後述)。
体育会系に適合し過ぎた先輩大好き犬っころ系男子
佐伯竜司の一番の特徴は、幼少期から体育会系社会に適合しすぎた結果、先輩が大好きになった犬っころ系男子である点。
先輩に褒められることを至上の喜びとし、作中では勝手に先輩の良い所を見つけては都度尊敬の念を深めています。
遠征選抜試験編でも、
「生駒さん料理できんのか!」
「意外でかっけぇ……!」
「今先輩のメシ超うまそう!」
「料理人かよ、かっけぇ……!」
と先輩たちの料理を見て大きな声でリアクションしていました(そして緑川に「声でかくない?」とツッコまれていました)。
先輩に対しては素直で忠実、同年代や年下はグイグイ引っ張っていく、体育会系としては理想的な青年と言えるでしょう。
ワールドトリガー、佐伯竜司の強さ
エスクードをメインとサブ両方に装備する珍しいオールラウンダー
トリオン | 不明 |
攻撃 | 不明 |
防御・援護 | 不明 |
機動 | 不明 |
技術 | 不明 |
射程 | 不明 |
指揮 | 不明 |
特殊戦術 | 不明 |
合計 | 不明 |
現時点では佐伯竜司のパラメーターは公表されていません。
分かっていることはオールラウンダーであるということと、そのトリガー構成のみ。
メイン | サブ |
弧月 | アステロイド(突撃銃) |
エスクード | エスクード |
シールド | シールド |
旋空 | バッグワーム |
近接戦用に刀型の「弧月」とその間合いを伸長する「旋空」を装備し、中距離戦用に突撃銃タイプの「アステロイド(通常弾)」を装備している点は、ごくごくオーソドックスなオールラウンダーと言えるでしょう。
一方で目立っているのは、物理的な壁を地面から生やす「エスクード」(地面以外からも生やせますが)をメイン・サブ両方に装備していること。
エスクードは防御力こそ「シールド」より高いものの、扱いが難しい上に消費トリオンが大きい不人気なトリガー。
これまでは「未来視」のサイドエフェクトを持ち、エスクードをトラップとしても使える迅悠一や、その後輩である烏丸、ネイバーで高いトリオン量と独特の発想力を持つヒュースなど、一部の人間が使っているのみでした。
見た目や発言からしてあまり頭脳派とは言えない佐伯に向いたトリガーとは思えないのですが……
「機動力重視」の草壁隊では、戦場に基点を作る役割か?
もう一つ気になる点は、佐伯の所属する草壁隊が「機動力を駆使して敵の弱点を突くことを得意とする」部隊だということ。
機動力重視だというならなおさら、その場に壁を作る「エスクード」は不向きなように思えますよね。
作中ではヒュースがエスクードをジャンプ台として使っていましたが、単に移動手段として使うなら「グラスホッパー」の方が適しているわけですし。
佐伯のエスクードが草壁隊の戦術と噛み合うとするならば、それは「戦場に楔を打ち込み、基点を作る役割」を担う場合でしょう。
例え部隊全員が高速で移動し続けていたとしても、戦闘を行えば必ずどこかで敵に追い付かれますし、延々走り続けるわけにもいきません。
機動力を最大限に活かそうとすれば、必ずどこかで敵を足止めしたり、戦場に基点を作ることが必要となってきます。
恐らくはその役割を担っているのが佐伯竜司。
エスクードを駆使して敵を牽制、足止めし、他のメンバーが最大限動きやすい環境を作ることが草壁隊における彼の役割なのではないでしょうか。
ワールドトリガー、佐伯竜司の過去と草壁早紀との確執?
元々は「佐伯隊隊長」として活動していた
佐伯竜司は元々佐伯隊隊長として部隊を率いていたことが判明しています。
当時はその明るい性格で同期や後輩を引っ張っていたとも。
その後、どうして今のように草壁隊に所属することになったのか、そもそも佐伯隊と草壁隊が同一の隊なのかなどは明らかになっていませんが、恐らくは現隊長の草壁早紀に隊長の座を譲る形で、佐伯隊が草壁隊になったのだろうと考えられます。
体育会系で上下関係を重んじる佐伯のことですから、年下の草壁に自分からすんなり隊長の座を譲ったとは思えません。
気の強い草壁早紀の性格を考えるに、隊長交代の背景には相当バチバチしたやり取りがあったのではないかと想像されますが……(「自分の指示に従えばこの部隊をA級にしてやる」と言った早紀ちゃんに、売り言葉に買い言葉で「もしできたらお前に隊長を譲ってやる」と返した佐伯、とか?)
現隊長・草壁早紀との間にある確執?
隊長交代の経緯こそ不明ですが、佐伯竜司と草壁早紀の間に何らか確執があることはほぼ間違いありません。
草壁隊で話をしている時も、他のメンバーが草壁のことを早紀ちゃんと呼んで和気あいあいとしている中、佐伯だけは一人むすっとした表情で彼女に反発するような発言を連発しています。
遠征選抜試験で草壁が各臨時部隊の戦略の差を機動力を軸に考察した際も、里見が「さすが早紀ちゃん……!」と感心する一方で、
「ほんとかよ」
とどこか不審げな様子(先輩である来馬、北添、諏訪を低く評価されたことに反発しているというのもあるのでしょうが)。
部隊の和を乱さないよう配意しているのかそれほどあからさまではないものの、やはり年下の草壁を隊長として仰ぐことには少なからぬ反発があるようです。
今後そのあたりの関係性が本編で描かれると面白そうですが……まあ、ボーダーの隊員たちは基本頭が良くて人間が出来ているので、その辺の確執が前面に出てくる可能性は低いかな(香取隊は除く)。
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