「弱虫ペダル」作者/渡辺航~プロフィール(誕生日・出身地など)、死亡や事故と物騒な噂が付きまとう理由は?~

 今回はアニメ化、実写化もされた大人気漫画「弱虫ペダル」から、ガチの自転車乗りとしても知られる作者「渡辺 航(わたなべ わたる)」について解説します。

 今でこそ押しも押されぬ人気漫画家ですが、デビュー当時は鳴かず飛ばずで一度は筆をおったこともある苦労人。

 プライベートでは忙しい執筆の合間を縫ってロードバイクに跨るアグレッシブな一面も持ち合わせています。

 一方で、ネット上では何故か「死亡」や「事故」と不穏なワードが付きまとう渡辺先生。

 本記事ではそのプロフィールや素顔、ネット上の噂の真相などを中心に深掘りしてまいります。

「弱虫ペダル」作者/渡辺航のプロフィール

基本プロフィール(誕生日・年齢・出身地など)

生年月日(年齢)1971年3月9日(2022年11月現在51歳)
性別
出身地長崎県
出身校長崎大学教育学部

 渡辺航先生は長崎県出身の男性漫画家です。

 素顔は「小野田くん」がそのまま大人になったような雰囲気の、メガネをかけた細身の優しそうな男性で、ご自身のブログで顔写真や近況を公開されています(リンクは下記の項目に)。

 今でこそ押しも押されぬ人気漫画家ですが、デビュー当初は鳴かず飛ばずで一度は筆を折ったこともある苦労人。

 多くの挫折と失敗を経験されており、失敗してもいいのでとにかく「全力でやる」「もがく」ことを大切にされているそうです。

漫画家としての経歴

 渡辺航先生は若干15歳(高校1年生)で集英社のホップ☆ステップ賞で応募作が佳作に選ばれ、漫画家としての道を歩み出します。

 当時のペンネームは「ナツメハルオ」。

 しかしデビューこそ早咲きでしたが、その後の道は苦難の連続でした。

 そこから大学時代にかけて集英社でいくつかの賞を受賞し、週刊少年ジャンプの増刊号に何度か読み切りが掲載されたものの、結局集英社では連載作家となることが出来ず仕舞い。

 その後、2001年にようやく講談社の「マガジンSPECIAL」で「サプリメン」の連載を開始しますが、それもわずか14回で打ち切られてしまいました。

 この時、渡辺先生は一度漫画家の道を諦め、地元長崎放送に美術スタッフとして入社しています。

 しかし結局夢を諦められず1年足らずで退社、ペンネームを現在の「渡辺航」に改め、漫画家を目指し再出発しました。

 その後、2002年に「チャンピオンRED」で「制服ぬいだら♪」の連載を開始。

 「電車男」のコミカライズの作画担当に選ばれるなど、徐々に仕事が軌道に乗っていきます。

 「ゴーゴー♪こちら私立華咲探偵事務所。」や「まじもじるるも」など、更にいくつかの連載を経験し、2008年にはついに「週刊少年チャンピオン」で「弱虫ペダル」の連載が開始され、現在まで続く大ヒットとなりました。

 初受賞から15年以上、30歳を超えてなお夢を追い続けたからこそ得られた成果というわけですね。


「弱虫ペダル」作者/渡辺航はガチの自転車レーサー

 渡辺航先生はプライベートでもMTBやロードバイクに跨るガチの自転車乗り。

 その様子はご自身のブログ(アメブロ)でも公開されています。

渡辺 航さんのプロフィールページ
渡辺 航さんのプロフィールページです

 ブログでは夏休みに実家までロードバイクで帰る「ツール・ド・夏休み」が定番企画で、出発地点は様々ですが、何日もかけて自力で帰省する本気ぶりです。

 渡辺先生が自転車に乗り始めたのは1990年代後半。

 元々は当時ブームだったMTBに乗っていたそうですが、友人に熱心にロードバイクを勧められ「弱虫ペダル」連載開始の1年ほど前にロードバイクにも乗り始めたそうです。

 ロードバイクに乗り始めた当初は扱いづらく印象最悪だったそうですが、徐々にその魅力に取りつかれ、いつの間にやらレースにも参戦するようになった渡辺先生。

 その経験を当時の担当編集者に語っていたら、せっかくなのでそれを漫画化しようと「弱虫ペダル」が誕生したそうです。

 「弱虫ペダル」を描くから自転車を始めたわけじゃなく、先に自転車の経験があったわけですね。

 現在はJプロツアーにも参戦している「弱虫ペダルサイクリングチーム」の監督も務められており、若手選手の育成にも励んでおられる渡辺先生。

 先生にとって自転車は単なる漫画の題材ではなく、ライフワークの一つになっているようです。


「弱虫ペダル」作者/渡辺航に「死亡説」が流れる理由

 ある時期からネット上で渡辺航先生について検索すると、「死亡」という検索ワードが出てくるようになっています。

 そのため、ネット上では渡辺先生の死亡説が流れたこともありました。

 しかし今も「弱虫ペダル」の連載は続いており、当然のことながら渡辺先生に死亡の事実はありません。

 なぜこのような噂が流れたのか。

 それは2020年3月23日に癌でお亡くなりになった俳優の「渡辺 航(わたなべ こう)」さんと情報が混同しているためと考えられます。

 名前の読み方は違いますが、漢字は全く同じなので誤解される方がおられ、そこから「弱虫ペダル」「作者」と検索すると「死亡」がサジェストワードに出てくるようになり、余計に誤解が生じたということなのでしょう。

 渡辺先生の元気な様子は、上記のブログの近況からも確認できます。

「弱虫ペダル」作者/渡辺航に「事故説」が流れる理由

 「弱虫ペダル」「作者」と検索すると、「死亡」というワードとならんでサジェストに出てくるのが「事故」というワード。

 こちらも非常に不穏なワードです。

 これは渡辺先生本人に起きた「事故」ではなく、2017年にドラマ「弱虫ペダルSeason2」の撮影中に転倒事故で脊髄損傷の大怪我を負った俳優・滝川英治さんと情報が混同したもの。

 渡辺先生本人が大きな事故をしたという情報は確認されておりません。

 滝川さんは「福富寿一」役で出演しており、荒北の原付を自転車で追い越すというシーンの撮影中にハンドル操作を誤って転倒してしまったそうです。

 原付などとの接触もなく、滝川さんご本人も事故は自分の責任によるものと語っています。

 が、この事故に関して何故かネット上で一部の方から原作者である渡辺先生に事故の責任を問う声が上がり、炎上。

 何でも「危険なコンテンツを生み出した責任が~」とか。

 勿論、大多数の方はドラマスタッフの責任であって、渡辺先生には責任は全くないと理解していましたが、検索ワードなど一部に火種が残る形となってしまいました。

【まとめ】「弱虫ペダル」キャラクター一覧



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