「弱虫ペダル」高田城礼~永らくフルネームが明かされなかった箱根学園の頭脳、初登場やプロフィール(声優・自転車など)~

 今回はアニメ化、実写化もされた大人気漫画「弱虫ペダル」から、箱根学園の新エースアシスト「高田城 礼(たかだじょう れい)」について解説します。

 高田城礼は作中3年目における王者箱根学園3人目の男です。

 メンバー全員がエースという箱根学園では珍しい、影が薄めの頭脳派タイプ。

 実は比較的初期から登場していたのですが、永らくフルネームが明かされず、一部で「高田 城」がフルネームだと勘違いされていた不遇の男です。

 本記事ではそんな高田城礼のプロフィールや人間関係、作中での活躍を中心に解説していきます。

「弱虫ペダル」高田城礼のプロフィール

基本プロフィール(誕生日、身長、声優、自転車)

所属箱根学園
身長不明
体重不明
誕生日不明
タイプ不明
愛車不明
声優花江夏樹

 高田城礼は作中3年目にレギュラーを獲得した王者箱根学園のエースアシストです。

 学年は真波山岳と同学年。

 黒髪をセンター分けにしてメガネをかけた如何にもな頭脳派キャラで、実際に箱根学園で学年1位の秀才だそうです。

 親しいハコガクメンバーからは「ジョー」と呼ばれており、永らくフルネーム(下の名前)が不明となっていたキャラクター。

 そのため総北の鏑木一差や一部の読者からは「高田 城」が本名だと勘違いされていました。

 脚質は不明。

 スピードスケートに着想を得た必殺技「スケーティングダンシング」は平坦より山に向いているということですから、ややクライマー寄りと推察されます。

初登場は3年生追い出しレース

 高田城の初登場は258話、1年目のIH終了後の箱根学園の3年生追い出しレースです。

 そこで高田城は、新開隼人泉田塔一郎の走りを体験したいと喰らいつく、名前のあるモブ役として登場しました。

 とは言え、彼が付いていけたのは2人のスプリント争いが本格化するまでのこと。

 この時点では明らかにレギュラー陣と比べると見劣りする実力しか持っていませんでした。

 

 その後、2年目のIHではサポートに回り、泉田に京都伏見の選手交代を告げる役など、本当にちょいちょい色んな所に登場しています。


「弱虫ペダル」高田城礼と真波山岳

 真波にとって高田城は「救世主」です。

 作中3年目、箱根学園の新キャプテンに選ばれた真波でしたが、彼は度重なる遅刻により「留年」という学生生活最大の危機に瀕していました。

 そんな彼を救ったのが高田城のノート。

 的確に授業のポイントを記し、字もキレイで読みやすいそのノートは「高田城ノート」として半ば伝説扱いされているそうです。

 

 しかし、学生生活において高田城に散々世話になっていた真波ですが、実はまるまる1年間高田城が自転車競技部だということに気づいていませんでした。

 真波のマイペースさ、高田城の影の薄さが組み合わさった故の悲劇であり、後にそのことを知った高田城はガチで凹んだそうです。

「弱虫ペダル」高田城礼と新開悠人

 高田城と普通に相性が良いのが、1年後輩の新開悠人です。

 高田城と新開悠人は新チームのエースアシストとエース。

 新開悠人はやや喧嘩っ早いところはありますが、合理的な指示にはキチンと従うタイプです。

 加えて高田城は悠人の性格を把握して、適度にガス抜きさせるだけの寛容性も持ち合わせています。

 エースアシストはただ速いだけでなく、エースと息が合っていなければ十全にその役割を果たすことはできません。

 恐らく新キャプテンの真波は、2人の相性を確かめるために早くから積極的にコンビを組ませていたんでしょうね。


「弱虫ペダル」高田城礼の活躍と名言

IH2年目終了後の峰ヶ山レースに新開悠人と共に参戦

 2年目のIHが終了した後、昨年葦木場が参戦した千葉の峰ヶ山ヒルクライムレースに新開悠人と共に参戦した高田城礼。

 そこで彼らは総北の小野田、鏑木、段竹の3名と対決します。

 鏑木の頭の悪さを指摘し、挑発する高田城。

「闘うことにおいて」
「知識を獲得するということは」
「0gで武装できる」
「ということだよ!!」

 小難しいことを言われて怒った鏑木は挑発に乗り、2人はコーナー明けの街灯を各ゴールとする
「つづらバトル3本勝負」に突入します。

 1本目は鏑木に先行させたものの、「スケーティングダンシング」により2本目を取り返す高田城。

 そして3本目は斜度15度の登りで、スプリンターの鏑木は圧倒的に不利な状況です。

 勝利を確信した高田城でしたが、鏑木はコーナーを敢えて2段階で曲がることで長い距離を走る代わり、斜度を抑えて走るという奇策に出て、高田城に勝利します。

 しかしその直後に鏑木は脱落。

 高田城は勝負には負けましたが、その後も新開悠人を引き続け、エースアシストとしての役割では鏑木に勝利したとも言えそうです。

3年生追い出しレースでは最終ステージでエースをアシスト

 そして正式に高田城がエースアシストであることが明言されたのは、3年生追い出しレース、その最終ステージです。

 3年生追い出しレースが始まってから気配を消し、全くその存在が描かれていなかった高田城。

 エースアシストの先輩である黒田は、その選出におあつらえ向きだと太鼓判を押します。

 同時に新エースに任命された新開悠人を引いて、先代エース葦木場を追う高田城。

 スプリント対決で疲弊した新開悠人では、ゾーンに入った葦木場の相手をするのは厳しい状況でしたが、そこを高田城が上手くフォロー。

 息を合わせ、高田城の「ステルス・レイ」によって姿を消した2人は、奇襲により葦木場に先行することに成功します。

 その後、新開悠人は葦木場を一騎打ちで破り見事勝利。

 王者箱根学園に、新たなエースとエースアシストが誕生した瞬間でした。

【まとめ】「弱虫ペダル」キャラクター一覧



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