今回はアニメ化、実写化もされた大人気漫画「弱虫ペダル」から、山の皇帝・雉弓射のライバル「吉丸 雷音(よしまる らいね)」について解説します。
吉丸雷音はMTB編で登場し、IH2連覇中の雉弓射と激闘を繰り広げたMTBレーサー。
雉の後塵を拝し続けている”二番手の男”という位置付けでしたが、その実力は雉に肉薄するほどに高いものでした。
非常に気持ちの良い性格で、妹の鈴音ちゃんとの関係も尊い吉丸雷音。
本記事ではそんな彼のプロフィールや人間関係、今後の予想を中心に解説してまいります。
「弱虫ペダル」吉丸雷音のプロフィール
基本プロフィール(誕生日、身長、声優、自転車)
所属 | (埼玉県)長瀞東高校 |
身長 | 171cm |
体重 | 61kg |
誕生日 | 7月30日 |
タイプ | 不明 |
愛車 | GT |
声優 | ー |
吉丸雷音はMTB編において、IH2連覇中の雉弓射のライバルとして登場したMTBレーサー。
鋭い目つきの精悍な顔立ちの少年で、年齢は主人公の小野田坂道と同じ高校2年生(初登場時)。
性格は極めて前向きでパワフル、東堂と鳴子を足して二で割ったような気持ちの良いバカです。
作中では雉に誘われMTBレース会場を訪れた小野田と遭遇。
雉が何処にいるか分からず迷っている小野田に「困りごとか」と親切の押し売り気味に声をかけ、小野田のリアクションを気に入って自分のファンになれと告げて去っていきました。
ちなみに、小野田の困りごとは全く解決していません。
「追いかける雷鳴(ライトニングチェイサー)」2番手の男
吉丸雷音は高校MTB界において”山の皇帝”の異名を持つIH2連覇中の王者・雉弓射の最大のライバルです。
その異名は「追いかける雷鳴(ライトニングチェイサー)」。
カッコいい異名ですが”雉を追いかける2番手の男”という不名誉な意味合いも含まれているそうです。
中学最後の大会で初めて雉と対戦して以降、ずっと負け続き。
しかし雉との実力差は僅かなものであり、作中では雉をあと一歩のところまで追い詰めていました。
ちなみに雉と出会う前の異名は「先頭の雷音(ライトニングトップ)」だったそうです。
「弱虫ペダル」吉丸雷音と雉弓射
中学最後の大会で10連覇を阻まれる
吉丸雷音は雉が現れるまではMTB界で無敵の存在でした。
小学5年生の時に初優勝して以来、公式戦で9連勝。
10連勝がかかった中学最後の大会・秩父連山CUP中学生の部でも、周囲は吉丸の圧倒的勝利を疑っていませんでした。
しかしその大会に突如現れた、Tシャツ、短パン姿で旧式MTBに跨る雉弓射。
彼は後方から次々と選手を追い抜き、最後は2位の吉丸雷音に3分以上の圧倒的大差をつけて優勝しました。
それは雉弓射が初めて世に現れた「伝説のレース」であり、吉丸雷音にとっては今もなお脳裏に焼き付く強烈な敗北の記憶です。
筑波山のレースで激闘を繰り広げる
吉丸雷音はMTB編、坂道が雉に誘われて観戦に来た筑波山のレースで雉と激闘を繰り広げます。
まずスタートダッシュに成功した吉丸雷音が先頭を奪い、逆に雉は少し遅れた位置からスタート。
トリッキーな走りですぐ先頭に追い付き、吉丸を追い抜いた雉でしたが、吉丸は雉の想定を上回る走りで再び戦闘を奪い返します。
そのことに焦りを抱き、吉丸に大きく遅れる雉。
しかし吉丸に口癖の「ヨン」が言えてないと焦りを指摘され、自分を取り戻すと再び巻き返し吉丸に追いつきます。
最後は激しいデッドヒートを繰り広げ、ゴール前僅か2mで雉が吉丸を抜き、レースに勝利しました。
吉丸雷音は負けはしましたが、雉にとっても、これほど追い詰められた余裕のないレースは初めての経験だったのではないでしょうか。
「弱虫ペダル」吉丸雷音と妹・鈴音
吉丸雷音には鈴音という1歳年下の妹がいます。
鈴音は兄に対し一見サバサバした態度を取っていますが、実は物凄いブラコン。
誰より兄の勝利を信じ、献身的にレースのサポートをしています。
筑波山レースで兄が敗北した時も、「期待してなかったから」とまるで動じずテキパキと兄にタオルやドリンクなどを渡していましたが、実は一番ショックを受けていたのが鈴音。
小野田に捨ててきてくれと渡した紙袋の中には「おめでとう LIGHTNING TOP」というメッセージカードが添えられた花束が準備されていました。
吉丸雷音もそんな妹の想いを理解しており、
「すまなかったな」
「また悔しい思いをさせて」
「あと2mをうめるために」
「また練習するわ」
と敗北後すぐに前を向いていました。
「弱虫ペダル」吉丸雷音の今後(ロード編での登場は?)
MTB編終了後、ライバルである雉弓射がロードレースへの参戦を表明。
雉に強い対抗意識を持つ妹の鈴音は、吉丸雷音にもロードレースに参戦するようけしかけていました。
しかし自分はMTB命で浮気はしないとその提案を即座に拒否した吉丸雷音。
もし彼が雉と同じ学校だったりすれば、一緒にロードレースに、みたいな展開もあり得たかもしれませんが、吉丸雷音は埼玉県(雉は群馬県)。
流石にロードレースにMTBから2チーム参加はないでしょうから、吉丸雷音がロードレースに参戦する展開はまずないでしょう。
恐らくロードレースのIHを観戦しに来て、雉の過去を回想してキャラクターを深掘りする役割に回るのではないのかな、と思われます。
どうせだからMTBで雉のIH3連覇を阻んでほしいですね。
コメント