「ゴブリンスレイヤー」蜥蜴僧侶(リザードマン)~見た目は怖いが陽気でユーモアを解する竜司祭~

 今回はメディア展開が進む大人気ダークファンタジー「ゴブリンスレイヤー」から、主人公一行のまとめ役「蜥蜴僧侶(リザードマン)」について解説していきたいと思います。

 蜥蜴僧侶は妖精弓手、鉱人道士と共に主人公一行に加わった凄腕冒険者。

 蜥蜴人(リザードマン)という種族柄、非常に怖い見た目をしていますが、中身は穏やかでユーモアたっぷりな大人の紳士です。

 本記事ではそんな蜥蜴僧侶のプロフィールや強さ、人間関係を中心に解説してまいります。

 なお、ゴブリンスレイヤー(主人公)と物語の舞台となる四方世界の紹介記事もありますので、興味のある方はこちらも読んでやってください。

「ゴブリンスレイヤー」蜥蜴僧侶のプロフィール

基本プロフィール(名前、声優など)

 蜥蜴僧侶(リザードマン)は妖精弓手鉱人道士とともに主人公のゴブリンスレイヤー一行に加わった凄腕の冒険者。

 この作品では登場人物たちが固有名でなく役割で呼ばれるため、作中では蜥蜴僧侶(リザードマン)とだけ呼ばれています。

 外見は鱗で覆われた青緑の肌と二本の角を持つ蜥蜴人(リザードマン)。

 その体躯は成人男性の二倍近く、靴などは履いておらず、アメリカ先住民の民族衣装に似た衣を身に纏っています。

 非常に威圧的な外見をしていますが、性格は穏やかでユーモアたっぷりな常識人。

 アクの強いゴブリンスレイヤー一行のまとめ役を担っています。

 声優は杉田智和さんが担当。

「恐るべき竜」への先祖返りを目指す竜司祭

 蜥蜴僧侶は「恐るべき竜」への先祖返りを目指して修行を積む竜司祭です。

 竜司祭とは主に蜥蜴人たちの祖先とされる古代種族「恐るべき竜(多分恐竜のこと)」を信仰し、修行によって竜そのものへと至ろうとする異端の僧侶。

 他者(主にモンスター)の命を奪うことで位階を向上させ竜への転身を果たすという、かなりワイルドな宗教観を元に行動しています。

 ただし蜥蜴僧侶本人は決して野蛮な存在ではなく、命を奪った際には弔いを忘れることなく、また剣の乙女ら多宗派の僧に対しても敬意と礼節を以って接していました。


「ゴブリンスレイヤー」蜥蜴僧侶の強さ

銀等級の竜司祭兼戦士

 蜥蜴僧侶はゴブリンスレイヤーや妖精弓手、鉱人道士らと同じ、在野最上級の銀等級冒険者(上から三番目)。

 経験豊富で冒険者の中でもかなりの上澄みに位置する実力者です。

 蜥蜴僧侶が習得している竜司祭技能(ゲーム的表記)は、通常の神官技能と比べると竜の力を借りた独特の魔法を多く習得する技能。

 その魔法を十全に活かすため竜司祭の多くは戦士技能を備えていることが多く、作中では蜥蜴僧侶もその体躯を活かして前衛として活躍していました。

 また蜥蜴人は武器を使うことは惰弱の証として好みませんが、蜥蜴僧侶は出家しているからと魔法で作った竜牙刀などを躊躇いなく使っています。

習得している呪文(判明分)

 蜥蜴僧侶の一日の呪文使用回数は4回。

 治療から戦闘補助まで、様々な場面でその呪文が活躍しています。

 以下はこれまでに判明している習得呪文です。

竜牙兵(ドラゴントゥースウォリアー)
骨で出来た兵士を呼び出し使役する魔法。
アンデッドではなくゴーレムの一種で、作中では傷ついたエルフを里まで送り届けていた。

竜牙刀(シャープクロー)
竜の牙の如き鋭い骨刀を作り出す魔法。

擬竜(パーシャルドラゴン)
一時的に膂力を増強させる魔法。

竜吼(ドラゴンズロアー)
魔力の籠った雄たけびにより敵を恐慌状態に陥れるデバフ魔法。

竜息(ドラゴンブレス)
ブレス攻撃を使用できるようになる魔法。

治療(リフレッシュ)
怪我を治療する魔法。
神官技能ほどではないが、竜司祭技能にもこうした治療系魔法は存在する。

腐食(ラスト)
無生物を腐食させる魔法。

念話(コミュニケート)
言葉の通じない相手と会話ができるようになる魔法。


「ゴブリンスレイヤー」蜥蜴僧侶の人間関係

 前述したように蜥蜴僧侶はゴブリンスレイヤー一行のまとめ役です。

 ゴブリンスレイヤーは経験豊富で思慮深い蜥蜴僧侶を頼りにしており、何かあればまず蜥蜴僧侶に意見を聞き、助言をもらうようにしています。

 しょっちゅう口喧嘩を始める妖精弓手と鉱人道士の仲裁役に回ることも多く、彼がいなければ女神官の負担は倍では済まなかったでしょう。

 ちなみに爬虫類系モンスターと遭遇すると、仲間たちから「親戚だろ」と弄られるのが鉄板ネタ。

 ただ彼の中で「竜」と「竜以外」の区別はかなり厳しく、竜以外に対する反応は結構辛辣。

 「親戚づきあいはない」「拙僧の親戚にはおらん」などとユーモアを交えて否定しています。

「ゴブリンスレイヤー」蜥蜴僧侶とチーズ

 作中で蜥蜴僧侶はチーズにドハマりしてます。

 基本的に蜥蜴人は狩猟民族であり、畜産文化にはあまり縁がありません。

 しかしゴブリンスレイヤーたちと出会って初めて口にした「チーズ」は蜥蜴僧侶の口にピッタリだったらしく「甘露!」と叫んで狂喜。

 以降チーズかチーズ料理ばかり好んで食べるようになりました。

 特にお気に入りなのが牛飼娘の伯父が経営する牧場のチーズで、牧場がゴブリンに襲われると聞いた際には率先して防衛に協力し、報酬にチーズを要求したほど。

 蜥蜴僧侶が順調に成長し、この四方世界にチーズ好きのドラゴンが誕生することになるのか……将来が非常に楽しみですね。

【まとめ】「ゴブリンスレイヤー」キャラクター一覧



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