今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、赤髪の怪人「レヴィス」について解説します。
レヴィスとは外伝「ソード・オラトリア」で暗躍する怪人。
見た目は普通の人間ですが、実は人間と怪物の混合種であり、文字通り人間離れした基礎スペックの高さでロキ・ファミリアを苦しめていました。
作中ではある事情から正体不明のまま死亡してしまったレヴィス。
本記事ではそんな怪人のプロフィールや強さ、その正体やアリーゼとの関係を中心に解説してまいります。
「ダンまち」レヴィスのプロフィール
基本プロフィール(声優など)
レヴィスは外伝「ソード・オラトリア」で暗躍する怪人。
外見は赤髪ショートカットのスタイル抜群の美女ですが、実は人間ではなく、人間と怪物の混合種である「怪人(クリーチャー)」です。
ダンジョン地下に潜む穢れた精霊を守護しており、彼らと目的を共有している模様。
闇派閥とは協力関係にあります。
あまり地上の事情には詳しくないのか、上位冒険者の情報やスペックなどについて無知な様子を見せることがあります。
声優は大原さやかさんが担当。
アイズに謎の執着を見せる
レヴィスは都市の破壊を目論むエニュオや闇派閥に協力し、ダンジョン内で暗躍していました。
その見返りとしてエニュオや闇派閥には「アリア」と呼ばれる存在の捜索に協力させていた形です。
しかし闇派閥に協力する中で偶然アイズと遭遇し、彼女の「風」を見たレヴィスはアイズこそがアリアだと確信。
アイズに謎の執着を見せるようになります。
このレヴィスたちの執着があったがために、闇派閥との戦いにロキ・ファミリアが巻き込まれた形ですね。
「ダンまち」レヴィスの強さ(レベル)
魔石を吸収することで成長
当初から強かったレヴィスですが、彼女は作中で劇的にその能力を強化されています。
怪人である彼女はモンスターと同様に身体に自分の核となる魔石を保有しており、他の魔石を吸収することで能力を強化することができます。
登場当初のレヴィスは当時LV5だったアイズを圧倒したものの、LV6上位のフィンには及ばない程度の強さ。
しかしその後、魔石により大幅に強化されたレヴィスはフィンを圧倒するほどのスペックを手にしていました。
魔石を吸収するだけで成長できるというのがどれだけチートか良く分かりますね。
能力値だけならオッタル以上?
最終的にレヴィスの実力は、アイズ曰く「能力値だけならオッタルより上」と言われるまでに。
オッタルはLV7でも最上位、総合力ではLV8、9にも匹敵しうる化け物ですから、それを能力値だけとは言え上回っているというのは凄いですよね。
ただこれはあくまでアイズの所感。
アイズがオッタルの実力を本当に理解しているかは怪しいところですから、実際にはレヴィスの能力はせいぜいオッタルと同程度かやや及ばない程度だろう、というのが作中での活躍を見た感想です。
それでもLV7の上位ぐらいのスペックは間違いなくありますし、十分強いんですけどね。
なお、そんなレヴィスも最終的にモンスター特攻を持つアイズのスキル「復讐姫(アヴェンジャー)」により、魔石を砕かれて死亡しています。
「ダンまち」レヴィスの正体(目的)
レヴィスの正体、目的は最後まで謎に包まれていました。
恐らく精霊勢力の一派で、何者かに肉体を乗っ取られた怪人。
そしてアイズ(アリア)に強い執着を抱いているというところまでは分かっていますが、結局その詳しい素性や目的は明かされずじまいです。
いかにも主要キャラとして登場したレヴィスがこれほど雑に退場した理由。
それは彼女の正体が物語の途中で変更されたためだと言われています。
「ダンまち」レヴィスとアリーゼ
当初予定されていたレヴィスの正体は、かつてリューが所属していた「アストレア・ファミリア」の団長アリーゼ、彼女が何者かに肉体を乗っ取られたもの、という設定でした。
赤髪と緑の目から、そうだろうと予想していたファンも多かったと聞きます。
闇派閥との決戦にリューを参加させるトリガーとして、このような設定にしていたそうですが、直前に大森先生がこの案を没に。
あまりにそれは鬼畜だろうと、リューのメンタルを考慮しての判断だそうです。
その結果、レヴィスの正体が消化しきれないままになってしまったということのようですね。
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