ワールドトリガー「ミラ」～サディスティックワープ女、噂の結婚相手は？　声優は～

　今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、敵国アフトクラトルから侵攻してきた紅一点「ミラ」について紹介します。

　ワールドトリガーは異世界からの侵略者「ネイバー」と、それに対抗する防衛機関「ボーダー」との戦いを描いたSFアクション群像劇です。

　ミラは強大な力を持つ侵攻者、敵役でありながら、その端正なルックスとクールな性格から人気の高いキャラクター。カバー裏で明かされたその意外な結婚相手でも話題になりましたね。

ワールドトリガー、ミラのプロフィール（声優含む）

引用元：ワールドトリガー.info

　ミラは大規模侵攻編で登場した敵国アフトクラトルの遠征部隊の1人で、ブラックトリガーを持つエリートにして部隊の紅一点。

　外見はボブカットのクールな雰囲気の美女で、デザインイメージは「悪魔」だそうです。

　性格は見た目通り寡黙で沈着冷静。上司（主人？）であるハイレインには従順で、ハイレインの命令で仲間であったエネドラを容赦なく殺害しています（エネドラの命令違反、素行不良が原因）。

　ワープ能力を持つブラックトリガーの適合者であり、その高い機動力を駆使して大規模侵攻編では主にハイレインたちのサポートに回っていました。

　大規模侵攻編ではアフトクラトルから貴重なブラックトリガーが4本も遠征に使用されていますが、それが可能だったのはミラというブラックトリガーの回収役あってのことだと言われています。

　アフトクラトルでは、ミラとそのブラックトリガーの組み合わせはかなり有名のようです。

　ワープ、そして微笑からの「釘っぽい」攻撃でアフトクラトル全土を震え上がらせており、「ワープ女が来るぞ」と言えば子供がわがままを言わなくなるのだとか。

　まるきりなまはげ扱いですね。

　ちなみに、そういった扱いを（意外にも）ミラは結構気にしているそうです。

　これがミラのパラメーターです。ブラックトリガーの使い手らしく、ノーマルトリガーとは隔絶した能力を保有していますね。

　ただし、トリオン量、防御・援護、機動力の値は優れていますが、それ以外の値は控え目で、直接的な戦闘力はそれほど高くないことが見て取れます。

　それこそワープからの奇襲が無ければ、A級隊員なら十分に1対1で渡り合える水準でしょう。

　ミラの本領はあくまでワープによるサポートと奇襲。

　大規模侵攻編でミラがあまり前線に出てこなかったのも頷けますね（後半はハイレインの補佐のために出ずっぱりでしたけど）。

窓の影（スピラスキア）
空間を操り、影のようなワープゲートを自在に開閉できるブラックトリガー。
ワープゲートを大きくするほど消費するトリオン量が増大し、開閉に時間がかかる。
攻撃力はそれほど高くないが、ゲートから釘のようなものを出して攻撃することもできる。

　これがミラの保有するブラックトリガーです。

　単純に自分や味方を転送するだけでなく、味方の攻撃を転送して奇襲したり、敵の攻撃をゲートで反射したりと、その使用方法は実に多種多様。

　本当に敵に回すと厄介なタイプの能力です。

　なお、ワープ可能な範囲はミラ本人が目視可能な範囲に限られ、その範囲外にワープするにはビーコンが必要になるようです（味方にはビーコンを持たせているのでしょう）。

　ブラックトリガーの使い手はアフトクラトルでも希少であり、アフトクラトルの貴族にとって、それを自陣に取り込むことは勢力拡大を図る上で非常に重要な意味を持つと考えられます。

　既にミラは四大領主ハイレインの配下ではありますが、その結びつきをより強固なものにするため、ハイレイン本人、あるいはその弟のランバネインと結婚することが予定されています。

　完璧な政略結婚ですが、ミラ本人としては特に異存はない様子。
　ハイレインは29歳、弟のランバネインは24歳と、どちらとも年齢の釣りあいは取れていますしね。

　ただ、未だにどちらと結婚するか決まっていないところが少し気になるところ。

　ハイレインは領主ですから、他に結婚相手の候補がいるのであれば、そちらを優先する可能性があるとして、まだミラがどちらと結婚するか決まっていないということは考えられます。

　しかしハイレインも29歳。彼らに地球の常識を当てはめて良いのか分かりませんが、貴族ならもうとっくに結婚していて良い年齢です。

　コミックスカバー裏の解説で、「たぶん二人（ハイレインとラインバネイン）とも内心ビビっている」という記載がありましたが、まさかミラが怖くて兄弟で押し付け合っているなんてことは……