今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、ガロプラの遠征部隊のルーキー「レギンデッツ(レギー)」について解説します。
レギンデッツはボーダーを襲撃したガロプラ遠征部隊の一員。
部隊内では若手で実力・経験ともに未熟ながら、襲撃では何故かトリオン兵の指揮を取らされ、一人で焦りまくっていた不遇なオカッパです。
結果的にストーリー進行に多大な貢献を果たし、葦原先生から「最優秀かませ犬」の称号を獲得していました。
本記事ではそんなレギンデッツのプロフィールや強さ、作中での活躍を深掘りしていこうと思います。
ワールドトリガー、レギンデッツのプロフィール(声優含む)
いじられまくりの最優秀かませ犬
所属 | ガロプラ |
年齢 | 17歳 |
誕生日 | 不明 |
身長 | 171cm |
血液型 | 不明 |
星座 | 不明 |
職業 | 不明 |
好きなもの | 隊長の奥さんが作ったシチュー、りんご、賭けカード(弱い) |
声優 | 村瀬歩 |
レギンデッツは神の国アフトクラトルの属国ガロプラから玄界(地球)に送り込まれた遠征部隊の一員。
オカッパ頭の生意気そうな雰囲気の少年で、遠征部隊の中では最も未熟な印象が強いキャラクターです。
仲間からの愛称は「レギー」。
幼い頃にガロプラがアフトクラトルから侵攻を受け、ハイレインたちがガロプラを蹂躙する様を目の当たりにしているため、アフトクラトルに対しては特に強い恨みを抱いています。
ガロプラ編では準備万端で待ち構えていたボーダーに焦り、色々とやらかしてしまう不遇な役回り。
しかしその行動がストーリー進行に大きく貢献することになり、葦原先生からは「最優秀かませ犬」の称号を与えられていました。
名前の由来はキテレツ……しかし脇役
ガロプラ遠征部隊のメンバーは、藤子・F・不二雄先生の「キテレツ大百科」の登場人物の名前をもじって名付けられています。
その中でレギンデッツの名前は主人公キテレツに由来。
つまり、ガロプラメンバーの中で一番重要度の高いキャラクターなのか……と思いきや、後に真の重要人物は別にいることが判明(後述)。
レギンデッツは色々前面には出てくるものの、やはりただの脇役でしかなかったことが確定してしまいます。
ワールドトリガー、レギンデッツの強さ
ヒュースには瞬殺されたが決して弱くはない
トリオン | 7 |
攻撃 | 8 |
防御・援護 | 6 |
機動 | 8 |
技術 | 7 |
射程 | 4 |
指揮 | 5 |
特殊戦術 | 5 |
合計 | 50 |
これがレギンデッツのパラメーターです。
総合力ではガロプラ遠征部隊の中で一番下。
実際にガロプラ編ではヒュースに瞬殺されてしまったため、かませ犬の印象が先行していますが、数値だけ見れば決して弱い訳ではありません。
そもそも遠征部隊に選ばれる時点でエリートですしね。
A級隊員と比べるとやや劣るものの、B級上位グループぐらいの実力は十分にありそうな印象。
まあ、ワートリの実戦では個人技よりも連携、チーム戦術に重きが置かれていますから、その意味で言えば落ち着きのないレギンデッツは「弱くはないが強くもない」といったところでしょうね。
「描くのが非常に面倒」なトリガー・剣竜(テュガテール)
ガロプラ遠征メンバーは、一人一人がワンオフもののトリガーを保有しています。
レギンデッツのトリガーは近・中距離に対応した万能型トリガー。
剣竜(テュガテール)
竜の背骨のごとくうねるトリガーを背中から生やす。
苦無のような刃が両側についており、恐らくこれを鞭のように振るって攻撃するものと推測される。
とりあえず出すなりヒュースに瞬殺されたため、その能力の詳細は不明。
無茶苦茶描くのが面倒くさいらしく、スタッフからもう二度と出てこないんじゃないかと心配されていましたが、葦原先生は「たぶん出てくる」とコメントしています。
ワールドトリガー、レギンデッツの活躍?
戦線維持から犬の散歩まで大活躍
ガロプラ編でのレギンデッツは良くも悪くも大活躍でした。
襲撃当初は、副隊長のコスケロとともにガトリン、ラタリコフ、ウェン・ソーの本部基地侵入を援護。
コスケロが三輪たちに発見され交戦に入った後は、トリオン兵の指揮を一任され、基地外部での戦線を維持していました。
当初は優勢に戦いを進めていたものの、万全の準備で待ち構えていたボーダーの反撃を受け、次第に劣勢に。
ここでレギンデッツはボーダーの戦力を分散させようと、一部の犬型トリオン兵を連れて市街地を狙うように見せかけますが、あっさり陽動と見抜かれ無視されてしまいます。
実はガロプラは玄界(地球)の恨みを買いたくなかったので市民は襲わないと決めていたのですが、迅の未来視でそのことを見抜かれてしまっていたのです。
ただ犬型トリオン兵を散歩させただけになってしまい焦るレギンデッツ。
彼はそこで、アフトクラトルへの帰還を望むヒュースと、ヒュースにランビリスを届けに来た林藤陽太郎と遭遇します。
アフトクラトルからヒュースの処分を命じられていたレギンデッツは、それに乗じて玄界の恨みをヒュースに向けようと画策。
しかしその企みはヒュースと陽太郎のコンビによって破られ、結果的にレギンデッツはヒュースがボーダーに協力する切っ掛けを作ることになります。
おかっぱ頭は実は影武者になるため?
遠征メンバーの中ではラタリコフと行動を共にすることが多いレギンデッツ。
ラタリコフが玄界の偵察を希望した際も、レギンデッツは彼と行動を共にしていました。
当初は単に同い年で仲が良いのかな、と思っていましたが、後にラタリコフは逃亡中のガロプラの第4王子であることが判明。
しかもラタリコフは王族時代はオカッパ頭であったのだとか。
作中で明言こそされていませんが、レギンデッツはラタリコフの護衛役であり、いざという時は彼の身代わりになる影武者役、ということなのでしょう。
名前が主人公(キテレツ)に由来しているのも、ラタリコフから目をそらすための偽装……?
いや、流石にそれは考え過ぎか。
ワールドトリガー、どこまでが狙ってのことなのか分かんなくて、怖い……
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