今回は魔物食という異色のテーマを扱う人気作「ダンジョン飯」から、「へんたいトールマンちゃん」の愛称でおなじみの美少女エルフ「ミーシル」について解説します。
ミーシルはエルフによる迷宮制圧のスペシャリスト・カナリア隊に所属する隊員であり囚人の一人。
副長フラメラの部隊に所属していて登場シーンは終盤のごく僅かですが、そのかわいいビジュアルで一部ファンから根強い人気を誇っています。
本記事ではそんなミーシルのプロフィールや過去(罪状)、作中での活躍などを中心に解説してまいります。
「ダンジョン飯」ミーシルのプロフィール
基本プロフィール
種族 | エルフ |
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
出身地 | 不明 |
家族構成 | 不明 |
体格 | 不明 |
好物 | 不明 |
苦手 | 不明 |
声優 | ー |
ミーシルは迷宮制圧のスペシャリスト・カナリア隊に所属する隊員であり囚人の一人です。
外見は金髪ロングヘアに青い瞳の小柄な美少女エルフ。
隊長ミスルンではなく副長フラメラの部隊に所属しているモブエルフの一人で、登場シーンは終盤のごく一部ですが、その小動物的なかわいいビジュアルからファンの間でコアな人気を誇っています。
特にラクガキ本(デイドリーム・アワー)に描かれたアリス風バニー姿が刺さったファンは多い模様。
詳しい人物像は不明ですが、言動は無邪気で幼い見た目相応の普通の少女です。
仲間と共に大量の使い魔を操る魔術師
ミーシルの詳しい能力は不明ですが、作中ではフラメラ隊の仲間と共に鳥型の使い魔を大量に操っていました。
使い魔は偵察から戦闘までこなせる便利な魔術(フレキが得意としている)ですが、使い魔と意識を共有するため使用中は術者の動きが制限され、ダメージなどの感覚がフィードバックされる扱いの難しい魔術。
フラメラ隊の隊員はこの使い魔を協力して大量に操ることを得意としているようで、作中では大量の鳥型使い魔を結合させ、一匹の巨大な使い魔として扱っていました(詳細は後述)。
ミーシルが他にどんな魔術を使えるのかは不明。
また動きにくそうな長いローブを纏っていることから、白兵戦は不得手と予想されます。
「ダンジョン飯」ミーシルの過去(罪状は?)
カナリア隊の任務は極めて危険なものであり、そのため隊員は名家出身の看守と古代魔術に関わった罪人で編成されています。
ただ最近は隊員不足で大した罪を犯していない者が採用されることも多く、ミーシルもそんな一人。
設定資料によるとミーシルの罪は古代魔術に関する知識の伝聞、詐欺。
殺人、傷害、殺人教唆、古代魔術品の違法売買などを犯したミスルン隊の罪人たちと比べれば明らかに軽微な内容であり、ミーシル本人も罪の意識は薄いとのことです。
「ダンジョン飯」ミーシルとフラメラ
イラストや作中での描写を見ると、ミーシルは副長のフラメラにとても懐いている印象があります。
フラメラはミーシルの直接の看守ではなく、ミーシルを担当しているのはフラメラの相棒のエリケ(ただし設定資料の組織図ではフラメラがミーシルの看守となっていた)。
キツイ性格でいつも怒っている印象のあるフラメラですが、そんな彼女にミーシルは「やったよ副長!」ととてもフランクな態度。
またワールドガイドのフラメラの紹介ページでは、ぷりぷりと怒るフラメラを甘えるように宥めているミーシルの姿が描かれています。
作者によると、ミーシルは打算的なので王族の一員であるフラメラにすり寄ればいいことがあるかもと考えているようです。
「ダンジョン飯」ミーシルとパラサイトアタック
ミーシルの最大の活躍シーンと言えば79話「寄生虫」で描かれた大量の鳥型使い魔を操ってのライオス一行との対決です。
仲間と共に大量の使い魔を操りライオスたちを監視していたミーシルですが、チルチャックとイヅツミに気づかれ捕獲に舵を切ります。
大量の使い魔を結合させ一匹の大きな鳥へと姿を変えた使い魔は、ライオス一行を一飲みし、捕獲に成功。
しかしその後、ライオスたちが寄生虫に着想を得たパラサイトアタックで使い魔の身体の中を荒らしまわり、使い魔と感覚を共有していたミーシルたちはダメージを受けて涙目。
さらにその後、迷宮の主となったマルシルが作ったコアトルに使い魔が食べられてしまい、ライオスたちを取り逃がしてしまいます。
「ダンジョン飯」へんたいトールマンちゃんとは?
ミーシルは本編で名前が明かされておらず、当初ファンの間では「へんたいトールマンちゃん」の愛称で親しまれていました。
その愛称の由来となったのが96話「ファリン4」でのミーシルの発言。
キメラとなったファリン(=ファリゴン)のドラゴン部分を食べる食事会に現れたライオスに、人々は悪魔喰い、三つ首のライオス、迷宮の主、魔王ライオスなどと好き勝手に呼びかけます。
最終的に「悪食王」が彼の終生の呼び名となるのですが、この時ミーシルがポツリと発言していたのが「へんたいトールマン」というもの。
そのいかにも恨み骨髄といった態度がかわいらしく、本名が判明するまで彼女の呼称は「へんたいトールマンちゃん」となっていたのです
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