「ブラッククローバー」セッケ・ブロンザッザ~フッハが口癖の噛ませ犬、その強さ(魔法)と覚醒?~

 今回は少年ジャンプの大人気漫画「ブラッククローバー」から、「フッハ」が口癖のカッコつけ男「セッケ・ブロンザッザ」について解説します。

 セッケは主人公のアスタと同期の魔法騎士団員。

 入団試験では魔法の使えないアスタを引き立て役にしようとして返り討ちに遭い、その後も何度も登場しては良いところなしの噛ませ犬です。

 作中では色んな偶然が重なり王に勘違いされ、本人も望まぬ出世を遂げてしまうセッケ。

 本記事ではそんな彼のプロフィールや強さ(魔法)、覚醒の可能性を中心に解説してまいります。

「ブラッククローバー」セッケのプロフィール

基本プロフィール(誕生日、身長、声優など)

年齢16歳(初登場時)
誕生日4月22日
身長175cm
血液型B型
魔法属性青銅
好きなものカッコイイ雰囲気、ちょっとしたギャンブル
出身地平界
声優逢坂良太

 セッケ・ブロンザッザは主人公のアスタと同時に入団試験を受けた魔法騎士団員。

 魔法を使えないアスタを引き立て役にしようとしますが、逆に返り討ちに遭ってしまった噛ませ犬系の男です。

 ただ才能そのもの低くなく、その後しっかり魔法騎士団「翠緑の蟷螂」に所属し、作中で何度も登場し続けています。

 ヒマワリのような髪型が特徴のカッコつけ男で、「フッハ」という笑い方が特徴。

 名前の通りせこい男であり、美味しいところを上手くかすめ取ろうするタイプです。

 ナンパをする時でさえ最初は自分から行かず友人を行かせて様子を見ようとするなど、その姑息さは徹底していました。

勘違い系噛ませ犬

 当初はただのアスタを見下す噛ませ犬だったセッケですが、彼は幸運と悪運に取りつかれており、実力不相応な環境に追いやられていくことになります。

 白夜の魔眼編では王撰騎士団選出試験にジャックの気まぐれで出場したり、偶然国王を救って気に入られたり。

 本人も最初はそのことを喜んでいましたが、実力に見合わない評価を受けることは決して良いことばかりではなく、徐々に苦しんでいくことになります。


「ブラッククローバー」セッケの強さ(魔法)

 セッケの魔法属性は「青銅」。

 青銅製の造形物を錬成する汎用性の高い魔法です。

 実際、中々に器用でその才能は低くないのですが、基礎能力はさほど高くなく、また周りがとんでもない才能の持ち主ばかりなのでかすんでしまっています。

 以下は作中で使用した魔法。

<青銅創成魔法>

青銅の防護魔砲球(セッケマグナムキャノンボール)
砲塔のついた青銅製のバリアを錬成する攻防一体の魔法。
ただし発動前にアスタに切り裂かれたため、その威力のほどは不明。

青銅の流星魔車輪(セッケシューティングスター)
バイクっぽい謎の二輪車を生み出す魔法で、空を飛ぶこともできる。

<青銅呪詛魔法>

銅泥の毒蜥蜴(セッケポイズンリザード)
毒を生み出す青銅製の蜥蜴を操る魔法。

「ブラッククローバー」セッケと翠緑の蟷螂

 セッケは九つあるクローバー王国の魔法騎士団の一つ「翠緑の蟷螂」に所属しています。

 セッケたちが入団した年度の星獲得数は6位と評価は中の下。

 団長のジャック・ザリッパーを始めとして団員に平民が多いのが特徴だそうです。

 セッケは自分があまり評価の高くない「翠緑の蟷螂」に入団したことに関しては不満を漏らしていました。

 新人にもチャンスをくれてやろう枠とは言え、王撰騎士団選出試験に出してもらえていたり周囲からの評価は決して低くなかったものの、戦闘面では全くいいところ無し。

 ただアニメでは魔法騎士の救助を行い、その功績で星を授けられていたりと戦闘外では地味に団に貢献しているようです。


「ブラッククローバー」セッケの出世?

 セッケの転機はエルフたちが王宮を襲撃した白夜の魔眼編のラストです。

 彼は適当に逃げ回っていたところ、ヤミたちの戦闘に巻き込まれた国王を偶然救ってしまい、国王から滅茶苦茶感謝されることに。

 セッケが「覚醒したこのセッケの真の力を発揮すれば朝飯前ですよー!」と調子に乗ったこともそれに拍車をかけました。

 この功績によりセッケは国王の付き人に任じられたり、ユノに対抗する形で国王から一等上級魔導騎士に任じられていたりしますが、実力に見合わない地位に周囲からの目は冷たく、本人も居心地悪い思いをすることに。

 あげく、スペード王国編ではナハトが結成した精鋭部隊に加えられてしまい……

「ブラッククローバー」セッケの覚醒?

 噛ませ犬であるセッケですが、これまで彼は重要なシーンに何度も登場しており、ファンの間ではその覚醒に期待がかかっています。

 スペード王国編の最終バトルでは、最上位悪魔ルチフェロ相手に戦いを挑むユノやアスタたちの姿に、

「何で今まで」
「オレはつよくなろうとしなかった……!?」

「オマエみたいに……!」

 と悔し涙を流すセッケの姿が描かれています。

 ある意味それを認められたことはセッケにとって大きな成長ですが、この挫折を経て彼が真に覚醒することはあるのか……?



コメント

タイトルとURLをコピーしました