今回は少年ジャンプの大人気漫画「ブラッククローバー」から、クローバー王国最強の女傑「メレオレオナ・ヴァーミリオン」について解説します。
メレオレオナは魔法騎士団「紅蓮の獅子王」団長・フエゴレオンの姉であり、彼が負傷で退場していた間団長代理を務めた女性。
そのあまりに苛烈で強烈なキャラクターと強さによって敵味方から畏怖を集めた女傑であり、ファンからは主に「アネゴレオン」の愛称で呼ばれています。
本記事では強すぎる女・メレオレオナのプロフィールや本編での活躍を存分に語ってみようと思います。
「ブラッククローバー」メレオレオナのプロフィール
基本プロフィール(年齢、誕生日、身長、血液型、声優など)
年齢 | 32歳(初登場時) |
誕生日 | 7月26日 |
身長 | 178cm |
血液型 | O型 |
魔法属性 | 炎 |
好きなもの | 温泉で酒を呑むこと、ジビエ料理 |
出身地 | 王貴界 |
声優 | 皆川純子 |
メレオレオナは魔法騎士団「紅蓮の獅子王」団長であるフエゴレオンの姉で、フエゴレオンが白夜の魔眼の襲撃で意識不明の重体となった際、一時的に団長代理を務めた人物です。
性格は一言で言うなら苛烈極まりない女傑。
元々実力的にはフエゴレオンより上と目されていましたが、地位や名誉に全く興味がなく、普段は強魔地帯を巡ってひたすら自分を鍛え続けています。
非常に奔放苛烈な暴君ではありますが、向上心のある者に対しては面倒見が良く、意外と団員たちからは慕われていました。
弟・フエゴレオンとの関係
メレオレオナの弟であるフエゴレオンは、彼女とは正反対な理知的な高潔な人格者。
フエゴレオンは姉の強さを、メレオレオナは弟の人間性を誰より高く評価しているのですが、方針の違いから反発・衝突することも珍しくありません。
それが顕在化した一例が「焔血の火曜日」。
メレオレオナは、ひ弱な犯罪者の相手などしていられるか、と魔導書を授かっても魔法騎士団に所属せず、強魔地帯を巡ることを宣言していました。
このことが真面目なフエゴレオンの逆鱗に触れ、壮絶な姉弟喧嘩に発展したそうです。
喧嘩はしつつも互いに認め合う。
二人の関係は姉弟というより、一種のライバル関係に近いのかもしれません。
ファンからはほぼ「アネゴレオン」としか呼ばれない
メレオレオナはその名前が非常に呼びにくいため、ファンからは大抵「アネゴレオン」の愛称で呼ばれています。
この「アネゴレオン」とは作中でヤミ団長がメレオレオナに使っているあだ名。
こちらも決して呼びやすい訳ではありませんが、本名よりも語感が彼女の本質にマッチしている印象ですね。
「ブラッククローバー」メレオレオナの強さ(魔法・技)
マナゾーンを使いこなす最強の女傑
メレオレオナは近接格闘型の炎属性魔導士で、卓越したマナゾーンの使い手です。
マナゾーンとは魔導士にとって基礎魔法の極致と言えるマナスキンの上位版。
マナスキン
魔力による身体能力向上技術の極致。
マナゾーン
周囲の魔を味方につけ、自由自在に操れる状態。
その領域内では本来の自分以上の魔力放出をどこからでも仕掛けられる。
また、感知能力も向上し、宙も自在に動けるようになる。
この技術により極限まで高められた魔法と白兵戦能力こそがメレオレオナの強さの秘密。
作中ではメレオレオナ以外にもマナゾーンを習得した魔導士が出てきますが、彼女はとにかくこのマナゾーンを徹底的に突き詰めている印象ですね。
作中でメレオレオナが使用する魔法(技)は次の通り。
<炎魔法>
灼熱腕(カリドゥス・ブラキウム)
水や炎さえ燃やし尽くす灼熱の拳。
基本的にメレオレオナが使用する技はこの一つで、炎を拳に纏ったガチンコスタイル。
上位版として、マナゾーン全開状態で使用される「灼熱腕 煉獄」「灼熱腕 煉獄・深淵」が存在します。
魔神をその身一つで叩き伏せた「業火の化身」
スペード王国編突入後は、半年間の修行を経てメレオレオナは更なる力を獲得しています。
業火の化身
自身を魔そのものと化し、炎の化身へと変貌する魔法。
この状態ではメレオレオナのあらゆる能力が格段に向上する。
この状態のメレオレオナはまさに魔の化身。
スペード王国が復活させた古の魔神をパンチ一発でのけぞらせ、「灼熱腕 煉獄・深淵」により地に叩き伏せるという凄まじい力を見せつけてくれました。
「ブラッククローバー」メレオレオナの活躍
初登場で団長代理就任、温泉合宿へ(105話)
メレオレオナの初登場は105話。
フエゴレオンが重傷を負って昏睡状態となったことを受け、「炎の獅子王」の団長代理に就任します。
登場するなり団員たちに強烈な喝を入れ、温泉合宿を宣言。
他騎士団の若手・アスタやノエル、ユノ、それどころか団長のヤミやシャーロットたちまで強引に引き連れ、火山地帯へと向かいます。
そこで若手団員たちは白夜の魔眼との戦いに備え魔法の基礎であるマナスキンを習得(アスタは魔力が無いので習得できませんでしたけど)。
暴君にしか見えないメレオレオナの意外な指導力の高さが垣間見えました。
白夜の魔眼との戦いでは王撰騎士団団長として先頭に立つ
転生したエルフたち「白夜の魔眼」との戦いでは、王撰騎士団(ロイヤルナイツ)団長に選ばれ魔法騎士を率いていました。
敵の幹部「三魔眼」の一人、不実のライアをその実力で圧倒。
転生エルフ4人がライアに合流し5対1と圧倒的不利な状況に陥った後も、倒れることなく食い下がっていました。
気絶し一時戦線を離脱していましたが、復帰したフエゴレオンに負けてなるものかと張り合い「三魔眼」の一人、絶望のヴェットを撃破。
その凄まじい回復速度に周囲から畏怖を集めていました。
修行の成果「業火の化身」を試すため、ナハトの誘いに乗る
「白夜の魔眼」との戦い最終盤で、言霊の悪魔ザグレドに自らの攻撃が全く通用しなかったメレオレオナ。
彼女はアスタたちがハート王国で半年間修行を積んでいる間、ユルティム火山で溶岩を浴びながら更なる力を求めて修行を積んでいました。
そして習得した新たな力こそが「炎魔法 業火の化身」。
ナハトからヤミ団長とヴァンジャンス団長がスペード王国に攫われ、救出作戦を行うことを聞くと、
「あの腑抜け共が攫われたことは」
「どうでもいいが……」
「攫った相手には興味があるな」
修行の成果を試すためスペード王国との戦いに参戦したメレオレオナ。
彼女は復活した古の魔神を叩き伏せる大活躍を見せます。
その後、ヤミ団長やヴァンジャンス団長らとともに不完全ながら顕現した最上位悪魔ルチフェロと交戦。
ルチフェロの圧倒的な力を前に食い下がり、時間を稼いでアスタたちの決戦につなぐことに成功していました。
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