「ハイキュー‼」渡親治(わたりしんじ)~青葉城西のトスが上げれるリベロ(何話?)、そのプロフィールや活躍など~

 今回は週刊少年ジャンプの傑作バレーマンガ「ハイキュー‼」から、青葉城西のリベロ「渡 親治(わたり しんじ)」について解説します。

 渡親治は及川徹率いる青葉城西の2年生リベロ。

 モブっぽい坊主頭でリベロとしてレシーブ力は並ですが、セッター並のトスの技術を持つ青葉城西の飛び道具的存在です。

 烏野のリベロ西谷も感化され、後にそのトスの技術を取り入れています。

 本記事ではそんな渡親治のプロフィールや人間関係、作中での活躍を中心に解説してまいります。

「ハイキュー‼」渡親治のプロフィール

基本プロフィール(身長、誕生日、声優など)

所属青葉城西高校2年6組
ポジションリベロ
誕生日4月3日
身長171.2cm
体重62.5kg
最高到達点290cm
好物ゆでたまご(カチカチ茹で)
最近の悩みもっと筋肉つけたい
声優ランズベリー・アーサー

 渡親治は”大王様”こと及川徹率いる宮城県の強豪・青葉城西高校のリベロです。

 外見は坊主頭で真面目そうなモブっぽい少年。

 青葉城西高校のメンバーの中では比較的口数が少なく大人しいタイプで、正しく縁の下の力持ち的雰囲気を漂わせています。

 しっかり相手の情報を集めてから試合に臨むスタイルのようで、おまけ漫画では春高予選敗北後のその日に、早くも次に向けて烏野や伊達工の映像をみていたほど。

 作者の古舘先生からは何故か「絶対動物と一緒に育ってきたと思う。」とコメントされています。

セッターとしても動ける攻撃的リベロ

パワー2
バネ4
スタミナ3
頭脳4
テクニック3
スピード3

※表は最低1~最高5の5段階評価

 渡親治のポジションは守備専門のリベロ。

 ただ彼は守備力そのものはリベロとしては並で、スーパーリベロの西谷夜久辺りには遠く及ばず、作中では普通にサービスエースやスパイクを決められるシーンも多くみられます。

 ただあくまでトップクラスのリベロと比べればというだけで、決して下手なわけではなく、日向の初期の移動攻撃をノーブロック戦法でキレイにレシーブし、チームに勢いをつけたことも。

 渡親治の最大の武器はセッターでありながら高度なトスの技術を有していること。

 烏養コーチ「元々セッターだったのかもしれない。若しくはそれに近い練習を積んでいるか…トスの技術が並じゃない…」と高く評価していました。

 及川がレシーブをしたときなどは彼に代わってトスを上げ、攻撃を補完しています。


「ハイキュー‼」渡親治の活躍(トス、何話?)

IH予選準決勝で及川へ見事なトス

 渡親治の見せ場と言えば、烏野高校とのIH予選準決勝。

 序盤からレシーブにトスにとフル回転する渡でしたが、原作61話(アニメ1期23話)ではアタックラインの後ろから踏み切って見事なトスを上げ、及川のバックアタックを演出しています。

 このプレーは最終セットで烏野に青葉城西の地力の高さを見せつけるものであり、試合の流れを引き寄せるものでした。

 その後、日向と影山の変人速攻(移動攻撃)で流れを変えようとする烏野でしたが、ブロックを捨てた青葉城西はこれを見事に渡がレシーブ(原作63話、アニメ1期23話)。

 IH予選での青葉城西の勝利には、この渡の活躍が非常に大きく貢献したと言えるでしょう。

天才リベロ西谷も感化される

 渡本人が一番目立ち、活躍したのはIH予選で、残念ながらその後の春高予選では京谷など他の選手にスポットが当たったこともあり、あまり見せ場らしい見せ場はありませんでした。

 ただその春高予選の最初のプレーで(原作129話、アニメ2期20話)、西谷が渡のお株を奪う見事なトスを上げ、東峰が強烈なスパイク。

 目の前でそれを決められた渡の存在が間接的に目立った形です。

 ちなみにこの西谷のトスはその後の試合で何度も使われ、烏野の新たな武器となっています。


「ハイキュー‼」渡親治と青葉城西

 渡親治は青葉城西のメンバーの中では自己主張が薄く、あまり目立った存在ではありません。

 ただ決して関係性が薄いわけではなく、周囲からの信頼はかなり厚い模様。

 そもそもリベロのトスアップと言う特殊なプレーを実現するには、チームメイトとの連携や信頼が不可欠。

 渡が及川のバックアタックにトスを上げた際も、その意を汲んだ岩泉が囮となってその攻撃を援護していました。

 また変人速攻に対しブロックを捨ててディグ(スパイクレシーブ)で対応しようという判断も、渡のレシーブを信頼していなければできない判断です。

「ハイキュー‼」渡親治のその後(進路)

 渡親治は高校卒業後にバレーは引退。

 現在は地元宮城を離れ神奈川の水族館で働いています。

 青葉城西メンバーとの関係性は地元を離れた後も続いているようで、2021年の東京オリンピックでは矢巾松川花巻らと共にアルゼンチンに帰化した及川の活躍を観戦していました。

【まとめ】「ハイキュー‼」キャラクター一覧



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