今回は少年ジャンプの大人気漫画「ブラッククローバー」から、暑苦しいエリートパイセン「クラウス・リュネット」について解説します。
クラウスは9つあるクローバー王国魔法騎士団の一つ「金色の夜明け」に所属する魔法騎士。
ユノやミモザの先輩で非常にエリート意識が強く、アスタたちを見下していました。
しかし作中でアスタに感化され、あっという間に彼らをかわいがる暑苦しい先輩へと変貌。
本記事ではそんなクラウスのプロフィールや強さ(魔法)、作中での活躍を中心に解説してまいります。
「ブラッククローバー」クラウスのプロフィール
基本プロフィール(誕生日、身長、声優など)
年齢 | 18歳(初登場時) |
誕生日 | 4月19日 |
身長 | 176cm |
血液型 | A型 |
魔法属性 | 鋼 |
好きなもの | 読書、建築鑑賞 |
出身地 | 王貴界 |
声優 | 寺島拓篤 |
クラウス・リュネットはクローバー王国の魔法騎士団の一つ「金色の夜明け」に所属する魔導士。
ユノやミモザたちの先輩にあたり、作中ではしばしば彼らと行動を共にしています。
外見は銀髪メガネの気難しそうな雰囲気の青年。
見た目通り非常に生真面目な性格をしています。
エリート意識が強く登場当初は周囲を見下すような言動が目立ったものの、根は非常に善良な青年で感化されやすく、一度認めた相手には駄々甘になる傾向も。
一部ファンからは劇場版ジャイアンなどと揶揄されることもあります。
エリート嫌味キャラからただのいいやつに
前述した通り初登場時のクラウスはエリート嫌味キャラで、下民出身のユノやアスタはもちろん、王族ながら「黒の暴牛」に所属しているノエルのことさえ見下していました。
ただ魔宮探索で彼らに救われると、
「すまなかった!!」
「下民だのとオマエらを認めなかった自分が恥ずかしい…!」
「オマエ達はクローバー王国の素晴らしい魔法騎士だ…!」
と、アスタとユノを抱きしめながら素直に謝罪。
以降はアスタたちを認め、彼らの良き先輩として接しています。
「ブラッククローバー」クラウスの強さ(魔法)
硬さに優れた鋼魔法の使い手
クラウスは硬さに優れた鋼魔法の使い手です。
非常に応用力の高い優秀な魔法ですが、作中では鋼の硬さが通用しない理不尽な敵が多数登場するため、クラウスの魔法が通用しないことも多々。
ただ彼は粘り強く仲間との連携に長けた戦い方で強敵との戦いを何度も潜り抜けています。
以下は作中で使用した魔法。
<鋼魔法>
施貫の烈槍
巨大な鋼のランスを放つ攻撃魔法。
<鋼創成魔法>
鋼城の鎧壁
鋼鉄の壁を作り出す防御魔法。
旋貫の激槍
回転するランスを放つ攻撃魔法。
また、名称不明ですがマルス戦では鋼を使った拘束魔法も使用していました。
この他にも他者との連携魔法もいくつか見せており、
神鳴の矢
ロイヤルナイツ選抜試験で見せたラック、プーリとの連携。
超速攻撃魔法だが、撃った後のコントロールが効かないという欠点も。
玻璃の機動要塞
エルフ転生時に仲間のエルフと共に発動。
硝子のシールドを持ったドリル付き戦車を生み出す。
アスタに触発され肉体を鍛える
魔宮探索編以降、クラウスは魔法が使えない代わりに肉体を鍛えたアスタに触発され、筋トレに目覚めています。
魔導士なのに何故そっちにと思われましたが、筋肉と鋼は相性が良かったのか、あるいは筋トレによって肉体だけでなく精神も鍛えられたのか鋼魔法の強度も向上。
また純粋に肉体の耐久力が向上し、強敵相手の粘り腰と生存能力が増しています。
「ブラッククローバー」クラウスとアスタ
当初アスタをろくな魔法も使えない下民と見下していたクラウス。
その後、アスタが反魔法を使用してクラウスを救った際も、ただ幸運に恵まれて反魔法を手にしただけと認めようとはしませんでした。
しかしアスタの鍛え抜かれた肉体と決意を見、彼を本物の魔法騎士と認めて以降は、途端にアスタをかわいがるようになります。
白夜の魔眼編でアスタが攫われた際には憎まれ口を叩きながら心配。
アスタが無事に救出された際は、ヒロイン役のノエルに先んじて彼を抱きしめて喜んでいました。
アニメ版ではその過保護ぶりが更に強調された演出が多くなっています。
「ブラッククローバー」クラウスの活躍(動向)
クラウスは作中では優秀な魔導士ではあるものの、飛び抜けたところがなく、苦戦、善戦した上での敗北を繰り返しています。
魔宮探索ではマルスに敗北。
ロイヤルナイツ選抜試験では確かな成長は見せたものの、「水色の幻鹿」団長のリルの前に二回戦敗退。
白夜の魔眼編では他の「金色の夜明け」のメンバー同様にエルフ化して王宮を襲っています。
スペード王国の襲来を受け、ゼノンの部下の悪魔憑きと戦った際はボロボロになりながらも仲間の援護を受けて辛勝し、ヴァンジャンス団長の治癒を受けて生き延びていました。
あまり良いところはないように見えますが、敵はいずれもその時点でかなり上位に位置する格上ばかりですから、彼ら相手に食い下がり生き延びているだけで十分に優秀と言えるでしょうね。
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