「ブラッククローバー」ミモザ~アスタに恋するかわいい天然少女、その魔法(技)、兄との関係、テティアに似ている理由~

 今回は少年ジャンプの大人気漫画「ブラッククローバー」から、アスタに恋する天然お嬢様系ヒロイン「ミモザ・ヴァーミリオン」ついて解説します。

 ミモザは魔法騎士団「金色の夜明け」の所属するユノの同期生。

 ノエルらと同じ王族出身のエリートで、やや天然で失礼なところはあるものの、誰であれ分け隔てなく接する優しい少女です。

 作中では主人公アスタに恋をし、ヒロインの一人に名乗りを上げたミモザ。

 本記事では彼女のプロフィールや魔法、人間関係などを中心にその魅力を深掘りしてまいります。

「ブラッククローバー」ミモザのプロフィール

基本プロフィール(年齢、誕生日、身長、血液型、声優など)

年齢15歳(初登場時)
誕生日8月26日
身長158cm
血液型O型
魔法属性植物
好きなもの甘いお菓子とそれに合った紅茶
出身地王貴界
声優西明日香

 ミモザは魔法騎士団「金色の夜明け」に所属している魔導士でユノの同期。

 王家の一つであるヴァーミリオン家の出身で、ノエルフエゴレオン、レオポルドらとは従兄弟同士となります。

 外見は緩くウェーブのかかった金髪をロングヘアにしたおっとりした雰囲気の美少女。

 普段はローブ姿であまりスタイルが目立ちませんが、作者から実は女性キャラで一番の巨乳であることが明かされています。

 中々の天然おっとり系お嬢様で、基本的には誰にでも優しい誠実な性格をしていますが、同時に悪気なく相手の地雷を踏み荒らすことが多く、ノエルから「天然失礼」と呼ばれたことも。

 作中では主人公・アスタに恋をするヒロインの一人でもあります。

作中での成長と活躍

 ミモザはアスタ、ノエル、ラックが命じられた魔宮探索の際に、ユノ、クラウスとともに「金色の夜明け」からの応援として登場します(第11話)。

 登場当初から高度な探索・回復魔法を使いこなす優秀な魔導士でしたが、攻撃能力はなく、不測の事態への対応力がないという欠点がありました。

 魔宮探索後はアスタの横に並んで戦いたいと攻撃魔法も習得しますが、本質的に戦いに向いていないのか個人での戦闘能力は他のメンバーに比べると低め。

 その反面、ヒーラーとしての素養は一流で、ハート王国での修行後は致命傷さえ瞬時に完全回復させる唯一無二の使い手へと成長し、仲間の窮地を救っていました。


「ブラッククローバー」ミモザの魔法

 ミモザは植物魔法の使い手で、回復や索敵・探査といったサポートのスペシャリストです。

 特に回復魔法に関しては種類が多く、その回復能力も作中で大きく成長していきました。

 作中でミモザが使用している魔法は次の通り。

植物創成魔法・魔花の道標
植物で周辺の構造物や地形の模型を創り出す探査魔法。
内部の魔力反応なども把握できる。

植物回復魔法・夢癒の花籠
基本的な回復魔法で、植物の籠で対象を包んで傷を癒す。

植物回復魔法・姫癒の花衣
夢癒の花籠より上位の回復魔法。
治癒の際はミモザが植物の衣を身に纏う。

植物魔法・魔砲の花
ミモザが魔宮探索後に習得した攻撃魔法。
巨大な花を生み出し、そこからビームを放つ。

操魔可草
蔓のように成長して自在に操ることができる。
主に対象の動きを阻害する目的で使われる。

植物回復魔法・姫癒の花楽園
ハート王国での修行後に身に着けた広範囲回復魔法。

植物究極魔法・花姫の夢想郷
エルフの秘術によって身に着けた最上位の回復魔法。
致死の傷を負った者さえ瞬時に完全回復させる。

「ブラッククローバー」ミモザとアスタ

 魔宮探索編でアスタに命を救われて以降、ミモザはアスタに想いを寄せています。

 好意を自覚した直後は真っ赤になってアスタから逃げ出してしまいましたが、その後はかなり積極的にアスタにアタック。

 そのアタックは単に話しかけたりソフトな身体的接触に留まらず、物理的にその巨乳でアスタの顔面を押し潰したことさえありました。

 一方、アスタの側はシスター・リリー一筋なためミモザの好意を全く気にしておらず、今のところミモザの想いが報われる気配はありません。

 まあ、それはノエルを始めとした他のヒロイン候補も同じことなので、ミモザにチャンスが無いわけでもないのですが……

 とりあえずアタックとラブコメ強度はミモザが一番強い。


「ブラッククローバー」ミモザと兄・キルシュ

 基本的には誰にでも優しいミモザですが、そんな彼女の慈愛にも一人だけ例外がいます。

 それがミモザの兄であり魔法騎士団「珊瑚の孔雀」副団長のキルシュ・ヴァーミリオン。

 キルシュは魔導士としての実力は確かですが、とてつもないナルシストであり、ミモザに毛嫌いされています。

 その嫌悪感たるや、普段は決して汚い言葉を使わないミモザが、

「消えてほしい」
「気持ちワルイ」
「正直負けろ」

 と発言するほど。

 大抵の人間から「気持ち悪い」とウザがられているキルシュですが、本質的には決して悪い人間ではなく、ロイヤルナイツ選抜試験を経てそうしたウザさも軽減していくことになります。

 影の王宮突入時には、ミモザの突入の後押しをし、ミモザから珍しく、

『アスタさんを守れる……!』
『グッジョブですわお兄様っ!』

 と感謝されていました。

「ブラッククローバー」ミモザとテティアは似ている?

 ミモザと言えば、テティアに似ていることでも話題になっていました。

 テティアは初代魔法帝ルミエルの妹であり、エルフの長リヒトと結ばれた女性。

 本人も強力な風魔法の使い手だったようです。

 このテティアの姿は非常にミモザそっくりで、当時の記憶持つエルフでさえ、ミモザにテティアの面影を見たほど。

 このことに関し、当時は何かの伏線かとファンの間で色々と考察がなされていましたが……一先ず2人に関しては「似ている以上の意味はない」と考えられます。

 ミモザは初代魔法帝の血統に連なる王族ですから、祖先であるテティアに似ているのはある意味自然なこと。

 転生とか出生の秘密とか、そうした特殊な事情があるわけではないようです。



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