今回は少年ジャンプの大人気漫画「ブラッククローバー」から、最年少の魔法騎士団団長「リル・ボワモルティエ」について解説します。
リルは9つあるクローバー王国魔法騎士団の一つ「水色の幻鹿」の団長。
魔力を絵の具に変え属性に縛られない変幻自在の魔法を操る絵画魔法の使い手です。
作中ではチャーミー(大人ver.)に恋心を抱いているリル。
本気ではそんな彼のプロフィールや強さ(魔法)、裏切り(エルフ化)、チャーミーとの関係などを中心に解説してまいります。
「ブラッククローバー」リルのプロフィール
基本プロフィール(年齢、誕生日、身長、血液型、声優など)
年齢 | 19歳(初登場時) |
誕生日 | 3月16日 |
身長 | 165cm |
血液型 | AB型 |
魔法属性 | 絵画 |
好きなもの | 絵を描くこと、じいやが淹れるお茶とワッフル |
出身地 | 不明(かなり裕福) |
声優 | 花江夏樹 |
リル・ボワモルティエはクローバー王国の魔法騎士団の一つ「水色の幻鹿」の団長です。
外見は絵筆のように髪を逆立たせた無邪気で純真そうな少年。
誰にでも分け隔てなく接するフランクで素直な性格をしており、立場は違うものの年の近いアスタとは良好な関係を築いています。
19歳で魔法騎士団団長に上り詰めた天才ですが、最年少ということもありクセの強い団長たちの間では中々気苦労が絶えない模様。
ただしリル本人が天然なため、場を和ませようと余計な顔真似をしてはしばしば空気を悪化させています。
魔導書を手にし暴走していた過去
リルは魔導書を授与された直後、異常な創作意欲に憑りつかれ、引きこもって魔法で絵を描いてばかりいました。
リルが書いた絵は魔法となって暴走し、家族でさえリルに手が付けられず困り果てていました。
誰も自分を理解してくれないとより内にこもってしまうリル。
そんな彼を引っぱたき、諭してくれたのが付き人だった”じいや”さんでした。
じいやによって他人の痛みを知ったリルは、じいやの勧めでリルが思う存分力を振るえるキャンバス、魔法騎士団への入団を決意します。
リルは周囲の魔導士たちに創作意欲を刺激され、じいやに最高の一枚を見せたいと励んだ結果、最年少団長にまで上り詰めました。
「ブラッククローバー」リルの強さ(魔法)
属性の縛りが存在しない万能の絵画魔法
リルは魔力を絵の具に変え、描いた絵を魔法として具現化する絵画魔法の使い手です。
様々な属性や効果を再現することができる万能の魔法であり、同時に複数の属性を再現したり相手の弱点属性で攻撃したりと、出来ることは非常に多岐に渡ります。
以下は作中でリルが使用した魔法。
<絵画魔法>
レストリクシオンの泉
出現させた泉の中に敵を引きずり込む。
炎と氷の双嵐
炎と氷の二重属性攻撃魔法。
神の戯れ
男神が出現し雷を放つ攻撃魔法。
幻竜ヴィーヴルの叫び
鳥の下半身を持つ女性の姿をしたドラゴンが出現しブレスを放つ攻撃魔法。
四ツ首のリンドヴルム
四ツ首の大蛇が出現し放つ、四属性の攻撃魔法(火・水・雷・毒)。
スー・テランの巨人の豪腕
地面から巨人の腕を出現させて殴りつける攻撃魔法。
熱をはらんだ氷の侵略
熱をはらんだ氷で敵を包む意味不明な攻撃魔法。
黄昏のヴァルハラ
戦乙女舞うヴァルハラ宮殿を出現させ、発動中に範囲内の仲間の魔力を上げ、どんなダメージを負おうと死なないようにする(数分間だけ無敵)。
ただし魔法が終わると受けたダメージが戻ってしまうので、致命傷を受けると死ぬ。
後半は主に援護役として活躍
万能の属性に高い魔力を併せ持った天才リルですが、やはりそれぞれの属性を極めた一線級の魔導士たちと比べると、その分野では一歩及ばない模様。
正面きってのぶつかり合いでは勝てないシーンも多く見られます。
色々できることは凄いけれど、突出したものがない印象ですね。
そのため物語が後半に進むにつれ、リルは仲間の援護役に徹することが多くなっていきます。
味方の力を引き上げ、敵の力を削ぐ援護役としての能力は作中でも随一であり(最終章で援護役としても理不尽な才能を見せた王子もいましたが)、ヴァニカ戦のシャーロットなどリルの援護を受けた魔法騎士団長は強敵相手にその実力を遺憾なく発揮していました。
「ブラッククローバー」リルの裏切り(エルフ化)
白夜の魔眼編でリルは、転生魔法の発動によりエルフの「リラ」に意識を乗っ取られ、一時的にアスタたちと敵対しています。
ライアと特に仲が良く、懐いていたみたいです。
リラは元々「落書魔法」の使い手で、リルと近いタイプの魔法使い。
ただリラは「絵画魔法」を「僕の昔の落書魔法より色々描ける」と評しており、他のエルフ転生者はエルフ化してパワーアップしていたようですが、リラに関しては逆にリルの魔法を十全に使いこなせてはいなかったようですね。
「ブラッククローバー」リルとチャーミー(恋)
リルは黒の暴牛のチャーミーに恋をしています。
その切っ掛けはリルが前述のエルフ化でリラに意識を乗っ取られた際、彼女に吹っ飛ばされて救われたことが切っ掛けです。
自分を救ってくれた女性に相応しい男になろうと、リルはより一層修行に励むこととなるのですが、実はリルは自分の憧れの女性がチャーミーだとは認識していません。
というのも普段のチャーミーはチンチクリンのちびっ子。
しかしエルフ化したリルと戦った時のチャーミーは、ドワーフの血が発現し大人の姿に変化していました。
アスタがそれはチャーミーのことだと指摘してもリルは全く信じようとしません。
ちなみにリルとチャーミーはハート王国で共に修行をした仲であり、普段は普通に友達として仲良くしています。
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