今回は少年ジャンプの大人気漫画「ブラッククローバー」から、アスタに想いを寄せられる美人シスター「シスター・リリー」について解説します。
シスター・リリーはアスタとユノが育てられた孤児院のシスター。
事あるごとにアスタから告白され、プロポーズされては断り続けている年上のお姉さんキャラです。
物語序盤から登場していますが、実はその正体は謎だらけのシスター・リリー。
本記事ではそんな彼女のプロフィールや強さ(魔法)、作中での活躍を中心に解説してまいります。
「ブラッククローバー」シスター・リリーのプロフィール
基本プロフィール(年齢、誕生日、身長、血液型、声優など)
年齢 | 26歳(初登場時) |
誕生日 | 7月2日 |
身長 | 160cm |
血液型 | A型 |
魔法属性 | 水 |
好きなもの | ホットココア、教会の子供たち |
出身地 | 不明 |
声優 | 久保田未夢 |
本名はリリー・アクアリア。
黒髪と左目下の泣きボクロが特徴のおっとりした雰囲気のお姉さんです。
非常に心優しく温和な女性ですが、やんちゃな子供たちを育てているためか、必要とあらば(魔法による)鉄拳制裁も辞さない女傑。
生まれや何故シスターになったかなど、詳しい経歴は不明ですが、物語が始まる5年ほど前に恵外界ハージ村のシスターとなったようです。
貴族クラスの魔力を有しており、元は良い所のお嬢様だったのでは、と噂されていますね。
アスタに想いを寄せられるが……
シスター・リリーは主人公であるアスタに好意をよせられています。
アスタはことあるごとに「結婚してください!」と告白していますが、脈は皆無。
「私はみんなのシスターだから……」
宗教上の理由云々というのもあるのかもしれませんが、そもそも全くアスタを恋愛対象と見ていません。
アスタの想いは非常に真っ直ぐで男らしく、好感の持てるものですが、それが報われることはありませんでした。
「ブラッククローバー」シスター・リリーの強さ(魔法)
シスター・リリーは魔法騎士ではありませんが、貴族クラスの魔法の使い手です。
この世界の人間は誰でも魔法を使えますが、その強さは才能や血統に大きく左右され、一般的に王族、貴族は魔力が強く、下民は魔力が弱いとされています(正確には魔力の強い血統が高い地位についた)。
しかしシスター・リリーは下民が住む恵外界ハージ村の住民でありながら、エルフも認めるほどの強力な魔法の使い手。
前述した、彼女が良い所のお嬢様だったのだろうと噂される理由はここにあります。
シスター・リリーの魔法属性は「水」。
今のところ名前が判明している使用魔法は一種類のみとなっています。
水創成魔法:愛の聖拳突き
水で作られた巨大な拳で敵を殴り飛ばす攻撃魔法。
また、名称こそ不明ですがこの他に回復魔法を使用している描写もあり(幼い頃、大ケガをしたアスタを治療していた)、魔法使いとして中々多才なようです。
「ブラッククローバー」シスター・リリーの活躍
シスター・リリーの役柄はアスタとユノのお姉さん役であり、偶に再会したアスタに告白され、フッて、しつこいアスタに鉄拳制裁を食らわすというもの。
日常・ギャグパートがメインのキャラクターでしたが、白夜の魔眼編でハージ村がエルフの襲撃を受けた際には、子供たちを庇って自ら戦っていました。
毒草魔法を使ってハージ村の住民たちを皆殺しにしようとするエルフの男。
シスター・リリーは子供たちを守るため「愛の正拳突き」でエルフに立ち向かいます。
エルフからも「多少はまともな魔法だ」と認められたシスター・リリーの攻撃でしたが、流石に人間を遥かに凌ぐ魔力を持つエルフ相手では通用しません。
それでもシスター・リリーは怯むことなくエルフに立ち向かい、結果としてアスタとユノが救援に訪れるまでの時間稼ぎに成功したのでした。
「ブラッククローバー」シスター・リリーの正体?
前述したとおり、シスター・リリーには貴族出身ではないかという噂が流れています。
その根拠は「貴族クラスの魔法の使い手」というだけで、作中で確たる情報が語られたことはありません。
ただ、平民や下民出身でも優れた魔法の使い手は存在しますが、それはごく少数。
そうした使い手も、生まれによる魔力量の少なさをセンスや修練で補っているタイプがほとんどです。
しかしシスター・リリーはそうしたセンスに優れたタイプではありませんから、やはりそこそこ良い所の生まれ(=貴族)である可能性が高そうですね。
「水」属性ということは、王族であるノエル(=シルヴァ家)と関係していそうですが、ノエルとシスターは互いに面識が内容でしたから、この可能性は保留。
見た目だけなら、フィンラルの婚約者(候補)のフィーネスと似通っているので、そちらと何か繋がりがある可能性もありそうですね。
「ブラッククローバー」シスター・リリーが聖騎士化
最終章に突入し、ついにその正体を露にし、アスタに襲い掛かった魔法帝ユリウス……いえ、ルシウス・ゾククラティス。
その場にいたシスター・リリーは、ルシウスの霊魂魔法によって最上位悪魔・ベルゼブブを受肉させられ、その魂を変質させられてしまいます。
悪魔憑きでありながら、霊魂魔法によって魂を浄化されたその姿はまるで天使。
ルシウスはそれを、悪魔の力と人の知恵を併せ持つ上位生命体・聖騎士(パラディン)と呼んでいました。
聖騎士と化したシスター・リリーはルシウスの忠実な下僕。
ゼルゼブブの「空間魔法」を操り、アスタを助けようとしたノエル、ミモザ、ネロを阻んだだけでなく、「空間魔法:聖魔掌握」により、空間ごとアスタを消し飛ばしてしまいました。
現在のシスター・リリーはルシウスの忠実な下僕として、彼の命令に従い邪魔者を排除しようとしています。
ただ、元のシスターの意識を失ったわけではなく、ルシウスに対する絶対的な忠誠心を植え付けられた状態。
ルシウスが正しいと思いながらも、アスタを殺したくないという感情も同時に存在しています。
今後、シスター・リリーがどうなるのか……要注目です。
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