「ブラッククローバー」マルス~ダイヤモンド王国八輝将、その強さ、ファナとの過去、その後など~

 今回は少年ジャンプの大人気漫画「ブラッククローバー」から、ダイヤモンド王国の八輝将「マルス」について解説します。

 非道な魔導戦士実験の被験者で、当初は魔道具により洗脳され王国に良いように使われていました。

 アスタとの邂逅を経て洗脳が解けた後は、ダイヤモンド王国を平和な国へと立て直すために奔走しています。

 本記事ではそんなマルスのプロフィールや強さ、魔導戦士実験で犠牲にしてしまった幼馴染の少女ファナとの関係やその後を中心に解説してまいります。

「ブラッククローバー」マルスのプロフィール

基本プロフィール(年齢、誕生日、声優など)

年齢19歳(初登場時)
誕生日1月8日
身長170cm
血液型AB型
魔法属性鉱石(+炎)
好きなものファナ
出身地ダイヤモンド王国
声優梅原裕一郎

 マルスは八輝将と呼ばれるダイヤモンド王国の魔導戦士。

 一言で言えば物語序盤でこっちに寝返る強敵枠です。

 外見は逆立った髪と額の鉱石が特徴の筋肉質な青年。

 登場当初は無機質な機械のような性格でしたが、これは魔道具により洗脳され、かつ幼馴染の少女を自ら手にかけたことにより精神が壊れかけていたため。

 本来の性格は心優しく善良で、アスタとの邂逅により洗脳が解けてからは、本来の性格を取り戻して以降は、周囲にそのことが気づかれないよう人助けに奔走していました。

ダイヤモンド王国の魔導戦士

 ダイヤモンド王国は人工的に魔力の高い魔導士を育成する実験を行っており、マルスはそこで生み出された魔導戦士。

 彼ら魔導戦士は額に魔力を増幅する魔導石が埋め込まれており、魔導書無しでも魔法を操ることができます。

 実験は才能ある子どもたちを集め、厳しい競争に晒し、最後には互いに殺し合わせるという非人道的なもの。

 被験者は実験を主導する魔導学者モリスによって洗脳が為されており、マルスもその影響で性格が大きく変化していました。


「ブラッククローバー」マルスの強さ(魔法)

 マルスは実験で得た強力な魔力と、二属性の魔法を操る魔導士です。

 初登場時は精霊魔法に目覚める前のユノクラウスらを圧倒していました。

 ただその後、作中では登場キャラの強さのインフレが進んでいるため、あくまで序盤環境においては強力な魔導士、という印象ですね。

 マルス生来の魔法は鉱石魔法で、炎魔法はモリスにより幼馴染の魔導書の一部を移植され使えるようになったものです。

<鉱石創成魔法>

レーヴァテイン
鉱石で巨大な大剣を創り出して操るマルスのメイン攻撃魔法。

タロスの人形
鉱石で分身を創り出して戦わせる魔法。

タロスの人形群
鉱石の分身を大量に創り出す魔法。

ネメアの鎧
身体を鉱石の鎧で覆う魔法。

タイタンの重鎧
身体を巨大な鉱石の鎧で覆う魔法。

ハルパー
鉱石で創り出した大量の短剣を操る攻撃魔法。

<炎回復魔法>

不死鳥の羽衣(フェニックスのはごろも)
傷を負った箇所を炎で包んで癒す回復魔法。

「ブラッククローバー」マルスとファナ(過去)

 ファナはマルスと共に魔導戦士実験を受けていた幼馴染の少女です。

 同じ境遇の二人は共に外の世界を夢見ていましたが、魔導戦士実験の最終段階で彼らは被験者同士の殺し合いを強要されてしまいます。

 ファナはマルスを想い、自らマルスに討たれて勝ちを譲りました。

 その結果、マルスは魔導戦士実験を生き延びたものの、心が壊れかけてしまうことに。

 一方のファナは炎回復魔法の影響で奇跡的に息を吹き返した後、紆余曲折有りエルフ族のリヒト(パトリ)に拾われ、邪眼による転生でエルフの魂に肉体を乗っ取られてしまいました。


「ブラッククローバー」マルスの作中動向

 マルスの初登場はアスタやノエルがユノ、クラウス、ミモザと向かった魔宮探索。

 ロータスらと共に襲撃してきたマルスは当初、ユノやクラウスを圧倒。

 しかしアスタの反魔法、そしえ精霊シルフと契約したユノの精霊魔法によって敗北することになります。

 この時、マルスはアスタの反魔法の影響で洗脳が解けていました。

 その後、マルスは八輝将としてラドロスと共に魔女の森に侵攻。

 恩師ファルゼンと再会し、彼を救うためダイヤモンド王国に反旗を翻します。

 さらにそこで禁術魔法により肉体を乗っ取られたファナと再会し、アスタと共闘してファナの肉体をエルフの支配から解放。

 ラドロスの洗脳も解け、マルスはモリスに牛耳られたダイヤモンド王国を平和国家に改革するため帰還していきました。

 なお、ファナはダイヤモンド王国には連れて行かず、再会を約束してファルゼンの元に残っています。

「ブラッククローバー」マルスのその後

 マルスはダイヤモンド王国への帰還後、国王を操り国を実質的に牛耳っていたモリスを告発。

 その結果、モリスは一部の八輝将を連れてスペード王国へ亡命していきました。

 ダイヤモンド王国は無事に平和に向かっていくかと思われましたが、その後モリスの科学力を得たスペード王国は戦力を大幅に強化。

 これがスペード王国の周辺諸国への大規模侵攻を招く一因となり、ダイヤモンド王国の魔導士たちはスペード王国が送り込んだたった一人の悪魔憑きにより壊滅状態に陥ってしまいます。

 その後、ダイヤモンド王国は領土のほとんどをスペード王国に支配されることに。

 マルスについては何も語られていないので恐らく生きてはいると思われますが、アスタたちが「漆黒の三極性」を倒すまでの半年間、相当厳しい状況に追い詰められていたものと考えられます。



コメント

タイトルとURLをコピーしました