「葬送のフリーレン」レーヴェ~影なる戦士の指揮官、その強さと過去、目的や登場話~

 今回は「週刊少年サンデー」で連載中の大人気ファンタジー「葬送のフリーレン」から、影なる戦士の指揮官「レーヴェ」について解説します。

 レーヴェとは帝都編で登場した影なる戦士の指揮官。

 影なる戦士とは魔力の隠匿に特化した戦士で構成される対魔法使い専門の帝国の特務機関ですが、既に公式には組織は解体されていて、彼らは帝国の制御を離れ独断で国家のために活動しています。

 作中ではゼーリエ暗殺を企図するなど、その大胆な目的に注目が集まるレーヴェ。

 本記事ではこれまでに判明したレーヴェのプロフィールや強さなどを中心に解説してまいります。

「葬送のフリーレン」レーヴェのプロフィール

基本プロフィール

 レーヴェは帝国の特務機関「影なる戦士」の指揮官です。

 外見は顔の右半分に大きな傷跡があり右目を眼帯で覆った初老の男性。

 クールで常に感情を表に出すことなく落ち着き払っています。

 表向きの身分は帝国最北端ロルベーア領の総督で「影なる戦士」としての立場は部外者には秘匿されています。

 名前の由来はドイツ語で「獅子」。

影なる戦士とは?

 レーヴェが指揮官を務める影なる戦士とは魔力の隠匿に特化した戦士たちで構成される対魔法使い専門の特務機関です。

 多くの魔法使いを抱える帝国には、その反乱を防ぐため対魔法使い専門の特務機関がいくつか存在していますが、公式に存在が認められているのは魔導特務隊のみ。

 また影なる戦士は16年前に先代皇帝の勅命で組織自体が解体されています。

 解体の理由は、影なる戦士では現場指揮官に大きな権限が委ねられており、指揮系統が不明瞭であったため。

 指揮官によっては帝国トップの意思とは無関係に動いてしまうこともあったようです。

 レーヴェたち現存する影なる戦士はその亡霊。

 自らの意思で、帝国トップの意思にさえ逆らって、帝国を守るために活動しています。


「葬送のフリーレン」レーヴェの強さ(過去)

 今のところレーヴェの具体的な戦闘シーンはありませんが、彼は作中最強格の実力を持つ戦士であると考えられます。

 影なる戦士は対魔法使い戦に特化した戦士で、フリーレンたち魔法使いにとっては天敵。

 実際レーヴェは20年前、三人の大魔法使いの一人であり、南側諸国に戦乱をもたらした大逆の魔女ミーヌスを討ち取っています。

 大魔法使いと言えばゼーリエと同格の存在。

 ミーヌスを討ち取ったレーヴェがどれほど破格の強さを有しているのかは明らかです。

「葬送のフリーレン」レーヴェの登場話

 レーヴェの初登場は126話。

 同話から始まったゼーリエ暗殺を阻止する任務を請け負った帝国編において、ゼーリエ暗殺を企図した者として登場します。

 126話では任務に備え身だしなみを整える姿、そして127話では遠距離からフリーレンと互いに探り合う姿が描かれていました。

 その素性が語られたのが129話。

 帝都に潜む影なる戦士シュリットと接触し、帝都内の影なる戦士たちにゼーリエ暗殺の任務を伝え、彼らには邪魔者の排除を命じ動き出しました。


「葬送のフリーレン」レーヴェの目的は?

独断でゼーリエ暗殺を企図

 レーヴェは帝国トップの意思とは無関係に、独断でゼーリエ暗殺を企図しています。

 ですが彼が何故ゼーリエを暗殺しようとしているのか、その理由は不明。

 ゼーリエは作中最強格の化け物で、例え殺せたとしても影なる戦士側の被害は甚大なものとなる筈です。

 また大陸魔法協会のトップでもあり、彼女がいなくなれば大陸に大きな混乱が発生するでしょう。

 帝国トップと連動して勢力を拡大しようとしているならまだしも、独断でゼーリエを殺したとしても帝国に理があるとは思えません。

目的はこの世界から魔法を無くすこと?

 139話ではレーヴェがゼーリエ暗殺の理由をほんの僅かですが語っています。

 影なる戦士の神父クレマティスの質問に対し、レーヴェは一言こう答えました。

「この世界から、魔法を無くす」

 しかし帝国は約千年前、大魔法使いフランメの働きかけにより人類で初めて魔法の研究を始めた国で、魔法の軍事転用にも積極的。

 魔法は帝国の力そのものであり、魔法を無くすことがとうてい帝国のためになるとは考えにくいですが、レーヴェの真意やいかに……?

【まとめ】「葬送のフリーレン」キャラクター一覧



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