今回は「週刊少年サンデー」で連載中の大人気ファンタジー「葬送のフリーレン」に登場する魔法について一覧形式で紹介したいと思います。
この作品は魔法収集が趣味の魔法使いが主人公ということもあり、作中に登場する魔法は非常に多種多彩。
よく分からない民間魔法まで含めれば全てを網羅するのは極めて困難です。
本記事では現時点で登場している魔法について、魔法使いの魔法から僧侶の使う女神の魔法、魔族の魔法、民間魔法まで、可能な範囲で解説していきたいと思います(随時更新予定)。
- 魔法使いが使う魔法(攻撃・防御魔法など)
- 人を殺す魔法/魔族を殺す魔法(ゾルトラーク)
- 花弁を鋼鉄に変える魔法(ジュベラード)
- 石を弾丸に変える魔法(ドラガーテ)
- 大地を操る魔法(バルグラント)
- 氷の矢を放つ魔法(ネフティーア)
- 水を操る魔法(リームシュトローア)
- 竜巻を起こす魔法(ヴァルドゴーゼ)
- 風を業火に変える魔法(ダオスドルグ)
- 裁きの光を放つ魔法(カタストラーヴィア)
- 破滅の雷を放つ魔法(ジュドラジルム)
- 地獄の業火を出す魔法(ヴォルザンベル)
- 大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)
- 黒金の翼を操る魔法(ディガドナハト)
- 髪を操る魔法(名称不明)
- 見た者を拘束する魔法(ソルガニール)
- 霧を晴らす魔法(エリルフラーテ)
- 呪い返しの魔法(ミスティルジーラ)
- 魔法を譲渡する魔法(フィーアヴェリア)
- 宝箱を判別する魔法(ミークハイト)
- 防御魔法
- 飛行魔法
- 分身魔法(名称不明)
- 精神魔法(精神操作魔法)
- 温かいお茶が出てくる魔法
- 銅像の錆を綺麗に取る魔法
- 甘い葡萄を酸っぱい葡萄に変える魔法
- 花畑を出す魔法
- 服が透けて見える魔法
- かき氷が出てくる魔法
- 底なし沼から引っこ抜く魔法
- 失くした装飾品を探す魔法
- カビを消滅させる魔法
- しつこい油汚れを取る魔法
- 鳥を捕まえる魔法
- 高速で移動する魔法(ジルヴェーア)
- 命懸けで宝物庫の扉を閉じる魔法
- 服の汚れをきれいさっぱり落とす魔法
- 背中の痒い部分を掻く魔法
- 赤リンゴを青リンゴに変える魔法
- 卵を割った時に殻が入らなくなる魔法
- 早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法
- パンケーキを上手にひっくり返す魔法
- 紙飛行機を遠くに飛ばす魔法
- 体がポカポカする魔法
- 死ぬまで一つの記憶を消す魔法
- 音を本に記録する魔法
- 生き物を氷締めにする魔法
- 人肌に温める魔法
魔法使いが使う魔法(攻撃・防御魔法など)
人を殺す魔法/魔族を殺す魔法(ゾルトラーク)
大魔族「腐敗の賢老クヴァール」が開発した史上初の貫通魔法。
防御魔法や装備の魔法耐性を貫くことから「人を殺す魔法」と呼ばれていたが、あまりに強すぎたこの魔法は人類によって解析が進み、防御魔法もこれに対応。
現在は一般攻撃魔法として広く人類に使われている。
なお、フリーレンとフェルンが使うのは更に改良が加えられた「魔族を殺す魔法」。
花弁を鋼鉄に変える魔法(ジュベラード)
花弁を鋼鉄の刃に変える攻撃魔法。
花弁がないと使えない。(使用者:シャルフ)
石を弾丸に変える魔法(ドラガーテ)
石を弾丸として撃ちだす攻撃魔法。
燃費が非常に良さそう。(使用者:エーレ)
大地を操る魔法(バルグラント)
大地を操り地形を変えたり大質量で敵を圧し潰す魔法。
攻防ともに使える万能魔法。(使用者:リヒター)
氷の矢を放つ魔法(ネフティーア)
氷の矢を放つ攻撃魔法。
実は攻撃力はあまり高くない。(使用者:ラヴィーネ)
攻撃魔法以外にもラヴィーネは氷による拘束など様々な氷結魔法を使用。
水を操る魔法(リームシュトローア)
水を操る魔法全般。
水がないと使えないが、雨中などでは無敵。(使用者:カンネ)
ラヴィーネの氷結魔法とのコンビネーションは抜群。
竜巻を起こす魔法(ヴァルドゴーゼ)
派手な攻撃魔法その①。(使用者:デンケン)
風を業火に変える魔法(ダオスドルグ)
派手な攻撃魔法その②。(使用者:デンケン)
裁きの光を放つ魔法(カタストラーヴィア)
派手な攻撃魔法その③。(使用者:デンケン)
デンケンが使う魔法は派手で厨二病っぽい魔法が多い。
破滅の雷を放つ魔法(ジュドラジルム)
フリーレンが自分の複製体との戦いで使った攻撃魔法①(使用者:フリーレン)
地獄の業火を出す魔法(ヴォルザンベル)
フリーレンが自分の複製体との戦いで使った攻撃魔法②(使用者:フリーレン)
普段は一般攻撃魔法しか使わないが、複製体(水鏡の魔物)との戦いでは目くらましのためかやたら派手な魔法を使っていた。
大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)
不可視の斬撃を飛ばす魔法。
使用者が切れると思ったものは何でも切れるが、切れないと思ったものは切れない。
頭のおかしい奴が使わないと全然大したことのない魔法。(使用者:ユーベル)
黒金の翼を操る魔法(ディガドナハト)
背中から黒金の翼を生やし、操る攻防一体の魔法。(使用者:ゲナウ)
使用時に額に手をあてるポーズも含め、作中一厨二っぽい魔法。
髪を操る魔法(名称不明)
髪を操る攻防一体の強力な魔法。(使用者:ゼンゼ)
代償ではないが膨大な量の髪の手入れは地獄らしい。
見た者を拘束する魔法(ソルガニール)
全身を視界に収めた相手を拘束する魔法。(使用者:ヴィアベル、ユーベル)
ユーベルはヴィアベルに共感することでこれを習得した。
霧を晴らす魔法(エリルフラーテ)
霧を晴らすだけのマニアックな魔法。(使用者:メトーデ)
作中では魔法の霧を操る魔族に対抗して使用された。
呪い返しの魔法(ミスティルジーラ)
人類では解析不能な魔族の「呪い」問答無用で反射する原始的な魔法。
習得には100年もの時間がかかるとされている。(使用者:ゼーリエ、デンケン)
魔法を譲渡する魔法(フィーアヴェリア)
自身の習得している魔法を他者に譲り渡す魔法。
使用者はその魔法を使えなくなる(再習得は可能)。
1級魔法使いとなった者へ与える特権授与のために使われていた。(使用者:ゼーリエ)
宝箱を判別する魔法(ミークハイト)
宝箱がミミックかどうか判別する魔法。
ただしその判別精度99%なので、結局1%の確率にかけて痛い目を見る魔法使いも存在する。(使用者:フリーレン、フェルン)
防御魔法
空中に六角形の魔法の盾を作り出す魔法。
防御性能は非常に高いが、魔力消費が大きい。
飛行魔法
文字通り空を飛ぶ魔法。
元は魔族の魔法で、今でも原理は良く分かっていない。
比較的新しい魔法で、約40年前までは人類は空を飛ぶことができなかった。
分身魔法(名称不明)
使用者の実体のある分身を作り出す魔法。
できることの範囲は使用者次第だが、1級魔法使い試験では試験会場に一度も来ず分身に試験を受けさせ合格した者もいる。(使用者:ラント)
精神魔法(精神操作魔法)
他者の記憶を覗き、その精神を操作する魔法全般。
魔族のように人類と精神構造がかけ離れた生物には通用しない。
女神の魔法
僧侶が使う魔法。
原理が分かっておらず、使用には聖典と資質が必要。
天地創造の女神がもたらした聖典に暗号のような形で記されており、人類は長い時間をかけて隠された魔法を見いだしてきたが、未だ全体の3%程度しか発見されていないとされている。
なお、女神の魔法に資質を持つものは、呪いなどに強い耐性を持つ。
回復魔法(名称不明)
傷や毒、病気などを癒す魔法。
実は女神の魔法の中でも高度な部類の魔法らしい。(使用者:ザイン、ハイター)
病気の判別
病気の判別をする魔法。(使用者:フリーレン)
この他、毒の解析などをする魔法もあり、回復魔法の一部と考えられる。
女神の三槍
目覚めの解呪
呪いにより眠った者を目覚めさせる魔法。(使用者:ザイン)
無補給無酸素状態でも生存できる魔法
結界に閉じ込められた状態で2か月は持つらしい。(使用者:ハイター)
勇者のパーティーには化け物しかいない。
魔力探知(名称不明)
対象の魔力や魔法を探知(逆探知)して追跡する魔法。(使用者:ザイン、ロレ)
魔法使いも探知はできるが、僧侶の方がより得意な模様。
捕縛の聖呪
対象の魔力操作を封印する魔法。(使用者:ロレ)
フィアラトール
時間を遡る謎の魔法。
フリーレンの精神をヒンメルたちと旅していた時代に転移させた。
魔族の魔法
魔族は長い寿命の中で一つの魔法の研究に生涯を捧げる種族。
魔族の魔法は人類の魔法体系では解明できないものも多く、熟練の魔法使いにまるでおとぎ話に出てくるの魔法のようだと言わしめたらしい。
血を操る魔法(バルテーリエ)
自身の血を操る攻防一体の魔法。
負傷や欠損した肉体の一部を血で補うこともできる。(使用者:リュグナー)
模倣する魔法(エアフアーゼン)
魔力の流れを視認し、記憶することで他人の動きを模倣する魔法。
これにより使用者は熟練の戦士の技を模倣することができる、(使用者:リーニエ)
魔力の糸(名称不明)
極めて強度の高い魔力の糸を生み出す魔法。
ただし魔力の糸が切れないならそれを操る腕を切ればいい。(使用者:ドラート)
服従させる魔法(アゼリューゼ)
天秤に自分の魂と相手の魂を乗せ、魔力が少ない方を問答無用で支配できる魔法。
相手の魔力が自分より多い場合、相手に支配されてしまうリスクをはらんでいる分、その効果は絶大。(使用者:断頭台のアウラ)
霧を操る魔法(ネベラドーラ)
視界を塞ぎ魔力探知を妨害するトリッキーな魔法。(使用者:神技のレヴォルテの配下)
攻撃を旋風に変える魔法(メドロジュバルト)
攻撃を旋風に変えて飛ばす攻撃魔法。(使用者:神技のレヴォルテの配下)
万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)
万物を黄金に変える最強の呪い。
女神の魔法でも解呪できず、直接敵を黄金に変えるだけでなく、マントを黄金に変えて防御や攻撃に使うこともできる。(使用者:黄金郷のマハト)
空間転移(名称不明)
触れたものを空間転移させる魔法。
人類の魔法体系では実在すら証明されていなかった。(使用者:残影のツァルト)
楽園へと導く魔法(アンシレーシエラ)
最も幸せな幻影を見せる精神操作魔法。
人類の精神操作魔法は精神構造の違う魔族には効果が薄いが、魔族のそれは人類に普通に通じてしまう。(使用者:奇跡のグラオザーム)
民間魔法
以下は、民間に伝わるマニアックな魔法の数々。
中には一般に伝わっていないだけで、実用的な魔法も存在しています。
温かいお茶が出てくる魔法
かぼちゃ収穫の報酬。(原作3話に登場)
銅像の錆を綺麗に取る魔法
フリーレンが旅の途中で集めた魔法。(原作3話に登場)
甘い葡萄を酸っぱい葡萄に変える魔法
フリーレンが旅の途中で集めた魔法。(原作3話に登場)
花畑を出す魔法
師匠のフランメが一番好きだった魔法。(原作3話に登場)
服が透けて見える魔法
紅鏡竜の巣にあった魔法。(原作11話に登場)
かき氷が出てくる魔法
シロップを出す魔法はない。(原作11話に登場)
底なし沼から引っこ抜く魔法
フリーレンがザインを助けた魔法。(原作27話に登場)
失くした装飾品を探す魔法
大切な思い出の指輪を見つけた魔法。(原作30話に登場)
カビを消滅させる魔法
伝説級の魔法。(原作35話に登場)
しつこい油汚れを取る魔法
伝説級の魔法。(原作35話に登場)
鳥を捕まえる魔法
1級魔法使い試験一次試験で役に立つ。(原作40話に登場)
高速で移動する魔法(ジルヴェーア)
南側諸国の山岳民族に伝わる民間魔法。
目にもとまらぬ速度で動けるため普通に凄い。(使用者:ラオフェン)
命懸けで宝物庫の扉を閉じる魔法
1級魔法使い試験の二次試験でフリーレンの複製体が使用。(原作52話に登場)
服の汚れをきれいさっぱり落とす魔法
フェルンが1級魔法使いの特権として受け取る。(原作60話に登場)
背中の痒い部分を掻く魔法
南の勇者の像を磨いた報酬。(原作63話に登場)
赤リンゴを青リンゴに変える魔法
貴族の宝剣を取り戻した報酬。(原作64話に登場)
卵を割った時に殻が入らなくなる魔法
メトーデがフリーレンを撫でまわすために渡した魔法。(原作73話に登場)
早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法
竜の群れを倒した報酬。(原作77話に登場)
パンケーキを上手にひっくり返す魔法
端を襲う魔物を倒した報酬。(原作79話に登場)
紙飛行機を遠くに飛ばす魔法
ゴーレムの正体を突き止めた報酬。(原作105話に登場)
体がポカポカする魔法
帝国の没落貴族の財宝を取り戻す手伝いをした報酬。
ただし上半身裸で過ごせるほどではない。(原作122話に登場)
<以下は短編小説「奏送」に登場した魔法>
死ぬまで一つの記憶を消す魔法
音楽都市に住まう老女が自分自身にかけた魔法。
音を本に記録する魔法
「死ぬまで一つの記憶を消す魔法」を解除した報酬。
生き物を氷締めにする魔法
死体にだけ襲い掛かる魔物の相手をするさいに使用した魔法。
人肌に温める魔法
生き締めにした生き物を元に戻す魔法。
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