今回は「週刊少年ジャンプ」で連載中の剣戟ファンタジー「カグラバチ」より、妖術師組織「神奈備(かむなび)」について解説します。
神奈備は「国の脅威となるものの排除」を目的とした国家公認の妖術師組織。
斉廷戦争を終結に導いた妖刀とその契約者を管理しています。
秩序を維持する側の組織ですが、その中身は一枚岩ではなく、テロリストである「毘灼」の内通者も存在していて……
本記事では神奈備の概要と上層部メンバー、内通者や二部以降での組織の変化などを中心に深掘りしてまいります。
目次
「カグラバチ」神奈備とは?
国家公認の妖術師組織
神奈備とは作中に登場する国家公認の妖術師組織です。
一般的な妖術師はヤクザや企業に雇われていますが、神奈備は国(日本)に雇われ「国の脅威となるものの排除」を目的に行動しています。
斉廷戦争時に急設された「対妖術戦略陸軍」という組織が前身で、斉廷戦争を終結に導いた妖刀契約者たちを保護・幽閉しています(詳細は後述)。
三年前に毘灼により刀匠・六平国重が襲撃されて妖刀が奪われて以降は、妖刀契約者の警護に多くの人手をとられ、治安維持などに手が回らなくなっています。
妖刀の扱いなどを巡って組織内には六平派と反六平派が混在しており、六平派が独自に六平国重の隠居や息子の六平千鉱の存在を隠匿するなど、一枚岩の組織ではありません。
ちなみに名前の由来は神道における「神の宿る領域」。
前身は「対妖術戦略陸軍」
前述した通り、神奈備の前身は斉廷戦争時に急設された「対妖術戦略陸軍」。
これは妖術を用いて戦争を仕掛けてきた小国の民に対抗する為、それまで公になっていなかった日本の妖術師たちをまとめ上げたものです。
しかし小国の民は雫天石(だてんせき)と呼ばれる玄力を増幅させる鉱物を用い(小国の民以外が使うと反動で命を落とす)、日本を圧倒。
最終的に雫天石(だてんせき)を材料に六平国重が妖刀を生み出し、この妖刀が日本を勝利に導いた形です。
戦争終結後、組織は「神奈備」へと名前を変え、国家の治安維持を目的とした組織になったのですが、妖刀はその危険性から封印されることに。
漣家のような各地の有力な妖術師一族は神奈備に従わず、神奈備は十分にその役割を果たすことが出来ていない状況にありました。
「カグラバチ」神奈備の上層部(メンバー)
神奈備には多くの妖術師が所属していますが、ここでは上層部と呼ばれる幹部(九人存在しているらしいが登場していないキャラクターもいる)を紹介。
彼らはそれぞれ独自の精鋭部隊を抱えています。
嘉仙(長官)
引用元:『カグラバチ』公式サイト
神奈備の長官・嘉仙。
白羽織を着た巨躯の老人で、各地の妖術師たちが神奈備に従わず暴れ回っている現状を憂いています。
壱鬼
引用元:『カグラバチ』公式サイト
神奈備の長官補佐・壱鬼。
白羽織を着た小柄な老人で六平派。
若い頃に柴と薊を指導した人物。
夜弦
引用元:『カグラバチ』公式サイト
神奈備の長官補佐・夜弦。
白羽織を着た女性で、上二人を含めた白羽織の三人が、妖刀「真打」の封印に関わった。
亥猿
引用元:『カグラバチ』公式サイト
左右に生えた顎髭が特徴の男・亥猿。
反六平派。
区堂
口にマスクをした男・区堂。
六平派で、毘灼による本部襲撃時に漣伯理を庇って死亡。
十河
名前だけ判明。
薊奏士郎
引用元:『カグラバチ』公式サイト
六平国重と柴登吾の旧友・薊奏士郎。
上層部内では頭一つ抜けた戦闘能力の持ち主で、組織に隠れて千鉱に協力している。
神奈備の最高戦力・香刈緋雪に次ぐ実力者。
「カグラバチ」神奈備の内通者(裏切り者)
作中では、神奈備内にテロ組織「毘灼」に六平国重の隠居場所の情報を流した内通者の存在が示唆されていました。
この内通者については読者の間で様々な説が流れていましたが、その正体はなんと神奈備の長官である嘉仙でした(95話)。
嘉仙は各地の有力な妖術師一族が神奈備に従わない現状を憂い、妖刀に頼らず秩序を築くという方針に納得していませんでした。
そしてこの世界に秩序をもたらすためには妖刀の力が必要だと考え、毘灼と裏で手を組んでいたのです。
「カグラバチ」神奈備の今後(第二部)
第一部のラストで、毘灼による神奈備本部襲撃、嘉仙の裏切り、剣聖・曽我明無良の復活を経て、神奈備という組織は一度壊滅しました。
剣聖は嘉仙に神奈備という組織を自分と真打を軸に再編成するよう指示。
毘灼もそこに加わり、第二部では神奈備という組織が日本を支配し、主人公たちがそれに対抗する展開になるものと予想されます。







コメント