今回はヤンマガ本誌で連載中の図書館お仕事コメディ「税金で買った本」から、図書館に出没する「タヌキ」について解説します。
このタヌキとは符号や異名などではなく、文字通りの獣であり野生動物。
本作では図書館にやってくる意外な利用者として「タヌキ」にスポットが当てられたことがあります。
一発ネタでありながらこの「タヌキ」、その愛くるしさで人気投票では躍進。
本記事ではそんな「タヌキ」の概要や元ネタ、登場話を中心に解説してまいります。
目次
「税金で買った本」タヌキのプロフィール
基本プロフィール
タヌキはそのまま主人公の石平くんたちが働く図書館に出没する野生のタヌキ。
人のあだ名とかではなく、同じヤンマガで連載している「雨と君と」に登場する人語を理解するなんちゃってタヌキですらなく、本当に普通のタヌキです。
本来タヌキは臆病で警戒心が強い生き物なのですが、このタヌキは人が住む棲みついているため人を恐れることがなく、のんびりとした性格をしています。
どんくさくて愛嬌があり、追い詰められるとすぐ気絶してしまう無害なタイプです(現実のタヌキは攻撃してくることもあるので近づかないように)。
図書館に出没する野生動物
このタヌキは図書館に出没する野生動物。
普段は図書館付近の公園などに住みついていて、何故か図書館を気に入って自動ドアから入り込もうとし、警備員の堀井さんによく追い返されているそうです。
勿論、野生動物なので本を読むわけではなく、本当に図書館の環境を気に入っているのかは不明ですが、作中では執拗に図書館に入り込もうとする姿が描かれています。
ちなみに言うまでもありませんが、タヌキを始めとした野生動物は糞尿被害や本を齧られたりするリスクがあるため、図書館への立ち入りは禁止されています。
「税金で買った本」タヌキと人気投票
タヌキは登場回こそ少ないものの中々の読者人気を獲得しています。
第1回人気投票では何と17位。
さらにその下には乙田や玉森さんといった大学生コンビ、宮部さんや梨原さんといった初期からの図書館職員までランクインしているので、中々のものですよね。
「税金で買った本」タヌキの元ネタ
このタヌキには恐らく元ネタが存在します。
石平くんたちが働く図書館のモデルとされているのが市立所沢図書館なのですが、この周辺は自然豊かでよくタヌキなどの野生動物が目撃されています。
特に図書館の直ぐ近くにある航空記念公園にはタヌキが棲みついており、タヌキ出没注意の看板などが立てられていました。
恐らくこのタヌキはそうしたモデルとなった図書館の環境と、富山県の図書館にカモシカが迷い込んだエピソードが元となって生み出されたものだと思われます。
「税金で買った本」タヌキの登場話(何話)
「どうぶつえほん」(120話・初登場)
タヌキの初登場話でありメインエピソードが120話の「どうぶつえほん」。
ある日、石平くんは図書館でバイト中、図書館の中にシレッと居座っているタヌキを発見します。
図書館に動物っていていいのか?
初歩的な疑問を抱き、早瀬丸さんに質問した石平くんでしたが答えは勿論NO。
盲導犬などの例外を除いて動物の来館は断られています。
事情を聞いた早瀬丸さんはすぐに警備員の堀井さんを呼んでタヌキを図書館の外に追い出します。
その日の帰り道、石平くんはその日の出来事を白井さんと話しながら、動物が追い出されるのは少し可哀想な気がするな、と感想を口にします。
それに白井さんは感情的には理解を示しつつも、現実の動物は本に興味がないし、図書館の環境は彼らにとって過ごしやすいものではないと言い、大人しく退館頂くのが互いのためと言います。
しかしその時、タヌキがひょっこり現れ、閉館した図書館に入ろうとする姿を見て呆気にとられる二人。
石平くんはタヌキが図書館にいても面白いと思うよ、と素直な感想を口にしたのでした。
「自治体広報SNS活用法」(125話)
タヌキの再登場は125話「自治体広報SNS活用法」。
茉莉野たち若手女性職員を中心に図書館でもSNS運用を始めることになったお話です。
話の内容としてはいつも通り茉莉野が狩ら回る話なのですが、その中で山本さんが偶然図書館の庭の木に登っていたタヌキを見つけ、これを投稿したところ大バズリ。
作中でもタヌキは人気者のようです。



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