文豪ストレイドッグス「国木田独歩」~理想主義者で現実主義者、その理想の女性像、異能力、過去は~

 今回は大人気漫画「文豪ストレイドッグス」から、武装探偵社のツッコミ担当「国木田 独歩(くにきだ どっぽ)」を紹介させていただきます。

 国木田独歩はその外見からもうかがえるように、武装探偵社の社員としては常識人で苦労人。太宰をはじめとした自由人たちに振り回され、作中でも両腕を切断されたり生死不明となって死亡説が流れたりと散々な目に遭っています。

 今回はそんな国木田のちょっと変わった一面、魅力を中心に語ってまいります。

文豪ストレイドッグス、国木田独歩のプロフィール(声優含む)

基本プロフィール(年齢、身長、誕生日、声優など)

年齢22歳
身長189cm
体重78kg
誕生日8月30日
血液型A型
好きなもの手帳、魚釣り、鰹のたたき
嫌いなもの予定外、権威
声優細谷佳正

 国木田独歩は武装探偵社の社員で、恐らく最もまっとうに業務をこなしているだろう男。
 明確な記述はありませんが、コミック19話の表紙から武装探偵社の初期メンバーであることがうかがえます。

 外見は後ろ髪を一房だけ伸ばした、メガネの理知的かつ堅物そうな男性。ただし細身ではありますが長身で、その体格は意外にがっちりしています。

 性格は理知的で堅実。やや神経質で予定が乱れることを嫌っており、秒単位で自分のスケジュールを決めて行動しているようです。
 また、仕事に私情を持ち込むことを良しとせず、何事にも冷徹かつ容赦のない態度で臨むことが多いですね。

 ただし決して薄情なわけではなく、厳しい言葉も相手への思いやりの裏返しであることが多いので、周囲からは理想主義者、ロマンチストと思われています

 作中では武装探偵社で社長不在時のまとめ役やツッコミ役を担うことが多く、同時に太宰や乱歩といった自由人に振り回される苦労人でもありますね。

手帳に書かれた理想の女性とは?

 さて、国木田の最大の特徴と言えば「理想」と表紙に書かれた手帳です。

 国木田はこの手帳を常に持ち歩いており、そこには「理想であり我が人生の道標」が書きつけられているのだとか。
 太宰曰く「予定表」。人生の予定表を作っているとか、実に国木田らしいですね。

 そこには国木田の「理想の女性」についても書かれていて、具体的な容姿や性格などについては触れられていませんでしたが、結婚は6年後の28歳の時、出会うのは今から4年後と決まっているそうです。

 ……何か、世の20代女性が理想の結婚語ってるみたいで、何とも言い難いものがありますね。


文豪ストレイドッグス、国木田独歩の異能力、強さ

異能力:独歩吟客(どっぽぎんかく)

 武装探偵社と言えば異能力ですが、国木田の異能力はその中でも特に汎用性、利便性に優れたものとなっています。

異能力:独歩吟客(どっぽぎんかく)
手帳のページを消費することで、そこに書かれた言葉の物を具象化できる。
制限として、手帳よりも大きなものは具象化できない。

 拳銃からライトまで、実に多種多様な物を具象化できる非常に「便利」な異能力です。

 咄嗟の場面では文字を書くタイムラグが発生すること、また手帳が手元にないと異能力を発現できないというリスクはありますが、国木田はこれを、予め名前を書いた手帳のページをいくつか服に仕込んでおくことでカバーしています。

 しかし、この異能力は非常に便利でこそありますが、あくまで小型の物をいつでも取り出せるだけの力でしかなく、他の異能者と比べ特異性という点で劣っていることは否めないでしょう。

実は武闘派、芥川とも互角に渡り合う強さ

 結局のところ国木田の本領は、単に異能力を持っているということでなく、その異能力を十全に使いこなす知性、体術といった基礎スペックの高さにあるのでしょう。

 太宰や乱歩といった異常者の影に隠れがちですが、国木田は見た目通りのインテリで、その知識量や頭の回転の速さは一流の域にあります。

 また身体能力や体術においても優れており、特に投げ技については「相手の力が強いほど、俺の投げ技は威力を増す」と相当な自信を持っている様子。
 作中でもスーパーヘビー級の大男やマフィアのリーダーを投げ飛ばし、あの「芥川龍之介」とも、ごく短時間ではありますが互角に渡り合っています

 ちなみに師匠は社長の福沢諭吉らしいですが、国木田も福沢には手も足も出ないそうです。
 武術の達人って言葉はもう、フィクションの世界だと何でもありのマジックワードですね(苦笑)。


文豪ストレイドッグス、国木田独歩の過去と魅力

前職は数学教師だが……

 武装探偵社に入る以前、国木田は数学の教師をしていたことが判明しています。
 このあたりは、実際の文豪「国木田独歩」と同じですね。

 ただ、国木田は当時のことを語ろうとせず「思い出したくもない」と発言しています。

 予め人生の予定表を持ち歩いているほどの国木田です。教師を辞めたことも、武装探偵社に入ったことも、元々の予定表に記されていたはずがなく、彼にとっては不本意な出来事だったのは言うまでもありません。

 では何故国木田は教師を辞め、そしてそれを語ろうとしないのか。

 ここから先は想像ですが、国木田は元々、世界中の人が犯罪に巻き込まれることなく平和に過ごせる日が来ることを願っていたほどのロマンチスト。教職にもその理想を投影していたに違いありません。

 そして嫌いなものにある「権威」。これが国木田の「理想」と対立してしまったのではないでしょうか。

 国木田が「理想」を捨てたとは思えません。だから、「理想」を守るために不本意ながら教師の道を捨てた、恐らくはそうした出来事があったのでしょう。

現実主義者にして理想主義者

 国木田の魅力とは現実主義者としての側面、理想主義者としての側面、その二つを併せ持ち、地に足をつけて前に進もうとする人間らしさでしょう。

 文豪ストレイドッグスは、基本的にその在り方からしてぶっ飛んだ登場人物が多く、ある意味浮世離れしています。
 国木田にもある種、浮世離れした側面がないとは言いませんが、彼はそんな自分を律し、現実をしっかりと見据えようとしています。

 そんな現実主義者、そして常識人であろうとする国木田の在り方が、この物語を引き締め、読者にとって感情移入しやすいものにしているような気がします。



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