ワールドトリガー「月見蓮」～太刀川の幼馴染はダメンズウォーカー？　声優は？　妹の月見花緒とは～

　今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、高嶺の花なお姉さま「月見蓮（つきみれん）」について紹介します。

　ワールドトリガーは異世界からの侵略者「ネイバー」と、それに対抗する防衛機関「ボーダー」との戦いを描いたSFアクション群像劇です。

　月見蓮はオペレーターの中でも特に高い指揮能力を持つまとめ役。

　決して登場シーンの多いキャラクターではありませんが、ボーダーの中でも高い影響力を持つ重要人物となっています。

ワールドトリガー、月見蓮のプロフィール（声優含む）

引用元：ワールドトリガー.info

　月見はA級7位部隊三輪隊のオペレーターとして、実は第2話から声だけ登場していたキャラクターです（ご尊顔の登場は大規模侵攻編に入ってからとなります）。

　外見は、真ん中で分けた艶やかな黒髪と切れ長の瞳が印象的なクールな美女。

　実際、性格も見た目通りクールで常に冷静沈着。作中では全く動揺を見せたことがありません。

　お嬢様学校出身で、成績優秀かつ運動能力もかなりの高水準。見た目に反して体育会系という、天は二物も三物も与えたまさにパーフェクトレディ。

　美人揃いのボーダー隊員の中でもかなりの高嶺の花と認識されており、その高嶺の花っぷりたるやゴキブリの存在を知らないほど（ただし本人は虫全般が大の苦手なので、知らなくても全く影響なし）。

　月見はかつてA級1位部隊を率いた東春秋の戦術面での正統後継者とされています。

　旧東隊（第1期）のオペレーターをしながら色々と教えを受けたのでしょうね。

　A級隊員の中にも月見の戦術面での弟子が多数在籍しているそうですから、その影響力たるや相当なものでしょう。

　公式に弟子として確認されているのは幼馴染の太刀川とチームメイトの古寺だけですが、オペレーターの中にもいそうですよね。

※オペレーターのパラメーター合計にトリオンの値は含まれない。

　これが月見のパラメーターです。

　特に戦術、指揮の能力が高く、東の後継者に相応しい優秀なオペレーターと言えるでしょう。

　実際、アフトクラトルの大規模侵攻の際には、三輪隊だけでなく他部隊の指揮統率も行っており、オペレーターの中では別格の信頼を向けられていることが分かります。

　もちろん、あくまで戦術、指揮面で優れているというだけで、オペレーターとして月見が一番優秀というつもりはありませんけれどね。

　今のところ戦術、指揮面において月見のライバルとなりそうなオペレーターと言えば、A級2位冬島隊の真木理佐と、4位草壁隊の草壁早紀ぐらいでしょうか。

　2人ともまだ実際にオペレーターとして活躍しているシーンはありませんが、真木はいかにも切れ者といった雰囲気で他人を指揮することに長けていそうですし、草壁に至っては隊長です。

　今後、オペレーターの戦術能力比べみたいなものがあっても面白そうですね。

　実際、3人を比較してみると、（あくまで現段階の推測ですが）真木は分析や他人の尻を叩くことには長けていそうですが戦術面では未知数、草壁は機動戦に偏り過ぎている節がありますので、総合力では月見に分がありそうです。

　まあ、草壁や真木にはサイドエフェクト持ちという噂もありますし、だれが一番優秀ということもないのでしょうが。

　A級1位部隊太刀川隊隊長にしてNo.1アタッカーである太刀川慶は、月見の幼馴染で戦術面での弟子でもあります（太刀川は月見の1歳年上です）。

　作中ではこの2人の直接の絡みはまだありませんが、2人がボーダーに入隊した時期は現ボーダーが設立された4年前と同時期。

　太刀川はともかく、お嬢様である月見がそんな最初期からボーダーに所属する動機は薄そうですから、ダメ人間な太刀川を心配して一緒に入隊したんでしょうかね。

　ここで気になってくるのが、月見は何故三輪隊のオペレータ―をしているのかということです。

　太刀川隊のオペレーターでないのは、先にオペレーターがいたとか太刀川が尻を叩かれるのを嫌がって逃げたとか色々考えられます。

　しかしだとしても、月見ならもっと他に優秀な隊からスカウトがあったでしょうし、わざわざ三輪隊でなくとも……

　この理由は実のところとてもシンプル。
　月見には才能あるダメ男の面倒を見る習性があり、その意味で幼馴染である太刀川はもちろん、隊長である三輪のことが放っておけなかったのです。

　つまり……太刀川以上に三輪がダメ男だという可能性も……？

　ちなみに、完全に余談ではありますが月見蓮にはボーダー内に月見花緒という妹が在籍しています。

　そのビジュアルはお姉さん譲りの美形ですが、登場シーンは非常に残念。

　花緒はB級下位部隊吉里隊に在籍するアタッカーだったのですが、B級ランク戦初戦で主人公たち玉狛第二とぶつかり、空閑遊真に部隊全員が瞬殺されてしまいました。

　唯一のまともな登場シーンが遊真に首を狩られているところという……かわいいのにもったいない。