今回は「ジャンプ＋」で連載中のダークファンタジー「ケントゥリア」より、骨使いの女「ザナ」について解説します。
ザナは予言者エルストリがディアナ殺害のために集めた異能者の一人。
弟を人質に取られやむを得ず協力させられていたため、戦闘中にエルストリを裏切り逃亡しています。
弟を救うことはできず今後どうなるのかに注目が集まるザナ。
本記事ではそんなザナのプロフィールや強さ（異能）、登場話を中心に解説してまいります。
目次
「ケントゥリア」ザナのプロフィール
引用元：林士兵
基本プロフィール
ザナは予言者エルストリが「予言の子」ディアナ抹殺のために集めた異能者の一人です。
外見は異能の影響で目が黒く染まっており、口元を隠す布がトレードマークのお姉さん。
性格は常識人であまり戦いを好まないタイプで、エルストリに目を付けられさえしなければ家族と故郷の村で平穏に暮らしていたのではないでしょうか。
弟を人質に取られユリアン襲撃に加わる
ザナがエルストリに協力していたのは、自ら望んでのことではなく弟を人質に取られていた為です。
ザナたちの役割はディアナを守るユリアンの足止め。
ザナたちがユリアンを足止めしている間に、エルストリ率いる本命がディアナを殺害するという計画でした。
ただエルストリは最初からザナたちがユリアンに勝てるとは思っておらず、それどころか口封じのためにザナたちがユリアンに殺されることさえ期待していました。
「ケントゥリア」ザナの過去（弟）
ザナの故郷は時々異能持ちが生まれ、住民たちは王の遠縁とも噂される村でした。
ザナはそんな村に生まれた異能持ちの一人。
昔から異能持ちは利用価値が高く、外部から狙われることが多かったため、ザナの故郷では成人すると目の周りに刺青を入れたり目の中を染める風習があります。
これは異能持ちの証である目の周りの模様を模していて、村人の誰が異能持ちなのか区別できなくする狙いがありました。
ザナには異能を持たない弟がいて、姉弟仲は非常に良好。
弟はザナとお揃いにするため、成人したら目の中を染めたいと語っていましたが……
「ケントゥリア」ザナの強さ（異能）
ザナの異能は自身の骨を自在に操るというもの。
イメージで言うと「NARUTO」の君麻呂が近いでしょうか。
硬化させた骨を全身から槍や鞭のように伸ばして敵を攻撃する戦い方を得意としています。
肉体の一部に骨を鎧のように集中させ防御に使うことも出来る攻防一体の異能。
異能自体は汎用性が高く強力ですが、ユリアンクラスと比べれば実力はかなり劣っていて、他の異能者と協力して複数人で襲い掛かっても時間稼ぎしか出来ていませんでした。
「ケントゥリア」ザナの登場話
ディアナ殺害のために集められた異能者
ザナの初登場は33話。
ディアナ抹殺のためにエルストリや魔女たちが集めた一団の中に、彼女の姿がありました（この時点ではセリフはなく、名前も判明していない）。
ザナの再登場はエルストリの一派がユリアンたちに襲撃を仕掛けた42話。
ザナは斧使いのリゥや獣化の異能を持つトロゾらとともにユリアンの足止め（可能なら殺害）を担当します。
ただ所詮寄せ集めのザナたちでは碌な連携も取れず、ユリアンに勝てないことはすぐにわかりました。
そこでザナはユリアンに自らの事情を話し、見逃してくれと懇願します。
逃亡するも弟は助からず……
人質に取られた弟と助けたいというザナの言葉を信じ、彼女を見逃したユリアン。
ザナはエルストリを裏切り、弟を救出するために戦場から離脱します。
しかし追手として送り込まれた黒騎士オルトロスにより弟は殺されてしまい、失意のザナも絶体絶命のピンチに陥ってしまいました。
そこにエルストリたちの追跡を振り切ったユリアンたちが現れ、ザナは辛うじて難を逃れたのですが……
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