今回は「ジャンプ+」で連載中の恋と希望のダークファンタジー「エクソシストを堕とせない」より、バーバヤーガの器「リサ(ヴァシリサ)」について解説します。
リサ(ヴァシリサ)はイムリの旧い友人であり、魔女のバーバヤーガの器となった少女。
過去にイムリと関わったことで処刑されてしまい、世界を変えるために憤怒の魔女となりました。
イムリ本人を恨んではいませんが、その怒りはイムリでも止めることが出来ず……
本記事ではそんなリサ(ヴァシリサ)のプロフィールや元ネタ、登場話を中心に解説してまいります。
目次
「エクソシストを堕とせない」リサのプロフィール
基本プロフィール
リサは本作のヒロイン・愛月イムリの旧い友人でフルネームは「ヴァシリサ」。
古の魔女バーバヤーガの現在の器となった少女です。
根は内向的で要領が悪い、ごく普通の少女。
当時娼婦として働いていたイムリの同僚でもあり、イムリに憧れて彼女の髪型を真似たりしていました。
イムリに特別な感情を抱く旧い友人
リサは人間だった頃(バーバヤーガの器となる前)、娼館で働いていました。
勿論好きで働いていたわけではなく、遠い国から逃げてきて(その記憶も失っていた)行き場もなく、仕方なく身をやつしていた形です。
そして当時その娼館で一緒に働いていたのが、当時サタンの任務に従事していたイムリ。
リサは自分と違ってはきはきとしたイムリに憧れ、彼女に友情だけではない特別な感情を抱いていました。
実際、イムリから誘った形ですが肉体関係もあったようです。
しかし最終的に、リサはイムリの任務に巻き込まれる形で魔女狩りに遭い、命を落としてバーバヤーガの器となっています(恐らくそれを含めてサタンの計画)。
「エクソシストを堕とせない」リサとバーバヤーガ
リサはバーバヤーガの器です。
バーバヤーガは元々スラヴ民話に伝わる魔女で、本作においては教会に踏みにじられた魂が寄り集まった憤怒の魔女。
ヴィルギリウスたちサバトの魔女が復活させようとしていた存在です。
かつてリサは故郷の森の中でバーバヤーガに助けられ、彼女と契約を結びました(詳しい契約内容は不明)。
リサの物語は故郷で男もあてがわれめでたしめでたしで終わる筈だったのですが、彼女はその男といても幸せになれないと逃げ出し、異国で娼婦になり果てます。
そして魔女狩りに遭って命を落とし、女を苦しめるこの世界を変えるべくバーバヤーガの新たな器となったのです。
「エクソシストを堕とせない」リサの元ネタ
リサ(=ヴァシリサ)の元ネタはロシアの民話「うるわしのワシリーサ」。
話の内容としては母親を病気で亡くした少女が、母の形見の人形のお陰で継母の嫌がらせなどを切り抜けて幸せになるというお話。
この話にはバーバヤーガが登場し、ワシリーサに味方して継母とその娘たちを焼き殺しています(バーバヤーガはこの他にも様々な物語に登場している)。
最終的にワシリーサは王様(王子様?)と結婚して幸せに暮らすことになるのですが、「エクソシストを堕とせない」のリサは物語の少女とは違い、その結末から逃げ出して魔女となってしまいました。
「エクソシストを堕とせない」リサの登場話
バーバヤーガとして宣戦布告
リサの初登場は憤怒編102話。
実は彼女は黒猫の姿で2話から度々登場していました。
リサはかつて魔女狩りに遭って殺されたイムリの旧い友人でしたが、その頃と変わらぬ姿で現れ、現在はバーバヤーガの器となっていると説明。
103話でその力を振るい世界に宣戦布告を行います。
全ての教会組織の解散とあらゆる政治議会を女のみにするという過激で稚拙な要求を突きつけ、サバトの魔女たちでさえ彼女にはついていけないと離反者がでるような有様でした。
イムリとの過去
リサとイムリの過去が語られたのは110~114話。
かつて二人が同じ娼館で働いて頃の様子が、リサの記憶を追体験する形で描かれています。
当時のイムリはサタンの命令でアンジェロという聖職者を排除するために活動しており、リサはそれに巻き込まれる形で魔女狩りに遭って命を落としています。
ただ実際にはこれはリサをバーバヤーガの器とするためのサタンの策略の一環で、リサ自身もそのことを理解していました。
しかしそれを理解した上で、リサは自分を利用したサタンを利用しかえしてやると心に決め、バーバヤーガの新たな器となったのです。




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