「エクソシストを堕とせない」バーバヤーガ~その伝承(元ネタ)と登場話、魔王サタンとの関係と強さ(能力)など~

 今回は「ジャンプ+」で連載中の恋と希望のダークファンタジー「エクソシストを堕とせない」より、古の魔女「バーバヤーガ」について解説します。

 バーバヤーガは教会に踏みにじられた魂が寄り集まり魔女となった神への反逆者。

 ヴィルギリウスたちサバトが復活を目論んでいた存在です。

 ただし作中では魔王サタンの策謀によりヴィルギリウスは彼女の制御に失敗してしまい……

 本記事ではそんなバーバヤーガのプロフィールや元ネタ、登場話を中心に解説してまいります。

「エクソシストを堕とせない」バーバヤーガのプロフィール

基本プロフィール

 バーバヤーガはヴィルギリウスたちサバトの魔女が復活させようとしていた古の魔女。

 名前の元ネタはスラヴ伝承の魔女ですが(後述)、その名前は形を安定させるためのもので、この作品に登場するバーバヤーガは伝承のそれとは全くの別物です。

 彼女の始まりは「優しさ」。

 神の名の下に罪人とされた人々が残酷に処刑された時代、彼女はそれを哀れみ、処刑された魂を一人一人癒そうとしました。

 始めは上手く行っていましたが、踏みにじられた魂はあまりにも多く、数多の魂が持つ怒りに感化され、いつしか彼女は魔女となったそうです。

 そして彼女は神を殺すための力を得るため、魔王に取引を持ちかけました。

 現在、バーバヤーガは約束の日、七つの魔王の力を以って蘇り、神の道そのものに戦いを挑む反逆者として伝わっています。

イムリの古い友人の姿で顕現

 102話において、バーバヤーガはイムリの旧い友人ヴァシリサ(リサ)の姿でもって復活を果たします。

 しかし復活したバーバヤーガは、ヴィルギリウスが考えていたような純粋な神への反逆者ではなく、神と教会によって刷り込まれた「女」にかけられた「イヴ」の呪いを解放し、女の権利を拡大する存在として顕現。

 世界に対し、教会組織の解散とあらゆる政治議会において全議席を女にすることを訴えました。

 バーバヤーガの当初の主人格はとっくに失われていて、今のバーバヤーガは教会の被害者だろうが男を救う気など全くなかったのです。

 ヴィルギリウスはそのことを事前に察していて、バーバヤーガをコントロールするつもりでいたのですが失敗。

 サバトの魔女たちも、バーバヤーガを支持するかどうかで二分されることになります。


「エクソシストを堕とせない」バーバヤーガの元ネタ

 バーバヤーガの元ネタは、前述した通りスラヴ民話に登場する魔女。

 骨と皮だけに痩せこけた老婆の姿をしており、森の中の一軒家に住んでいます。

 その家は鶏の足の上に建っていて、色んな所に人間の髑髏が飾られているのだとか。

 人を襲う魔女として描かれることが多いですが、礼儀正しく接すれば主人公たちを助ける存在として描かれることも少なくありません。

 起源はスラヴ神話の冬の神格的存在で、スラヴ民族がキリスト教に改宗していく中で、北の凍てつく冬は魔女として描かれるようになったのではと言われています。

「エクソシストを堕とせない」バーバヤーガの強さ(能力)

 バーバヤーガは極めて強力な力を持つ魔女ですが、作中での復活は完全なものではなく、その力の全容は今のところ謎に包まれています。

 ただいくら彼女が強力な魔女で、仮に七つの魔王の断片を宿して完全な形で復活したとしても、その力は流石に魔王には及ばないだろうと作中で推察されています。

 バーバヤーガにヴィルギリウスたちに期待されていたのは、恐らく単純な力の大小ではなく、神の道への改革者という性質だったのでしょう。

 バーバヤーガの力が際立って見えるのは、彼女の復活時点で神父くんがその力を失っているからで、もし神父くんが万全の状態であったなら、バーバヤーガは彼に叩き潰され簡単に鎮圧されていたものと思われます。


「エクソシストを堕とせない」バーバヤーガの登場話

 バーバヤーガの初登場は64~65話。

 ヴィルギリウスたち魔女の拠点を発見し、襲撃をかけて彼らを制圧したダニエル率いる神父くん、ダンテミハイルレアバーバラのエクソシスト部隊。

 ピンチに陥ったヴィルギリウスは不完全な状態ながらバーバヤーガを呼び出そうとし、黒猫の姿で現れたバーバヤーガはその力の一端を披露し、神父くんたちからヴィルギリウスたちを逃がすことに成功します。

 その後、バーバヤーガ本人が復活し登場したのが102話。

 イムリのかつての友人ヴァシリサの姿で現れたバーバヤーガは、イヴの呪いの象徴としてイムリを勧誘。

 その後、バーバヤーガは全世界に向けてその力を示し、女性だけを救わんとする自らの主張を突きつけました。

「エクソシストを堕とせない」バーバヤーガとサタン

 バーバヤーガは魔王サタンと深い繋がりを持っており、彼女の行動は今のところサタンの思惑通りであることが分かっています。

 元々、バーバヤーガが神を殺すための取引を持ちかけた魔王こそがサタンであり、彼はその際にバーバヤーガに内容は不明ですが助言を授けたそう。

 バーバヤーガはその助言を元に他の魔王とも取引し、その断片を元に復活を果たしています。

 現在、バーバヤーガの復活はサタンの断片を持たない不完全なもので、その行動は間接的にサタンにコントロールされています。

 サタンはバーバヤーガを利用して何かを企んでいるようですが、果たしてそれが如何なるものか……

【まとめ】「エクソシストを堕とせない」キャラクター一覧



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