「ハイキュー‼」赤葦京治~木兎の保護者から宇内天満のアシスタントに、その涙、名言、声優、その後の進路など~

 今回は週刊少年ジャンプの傑作バレーマンガ「ハイキュー‼」から、梟谷のエース木兎を支える名セッターにしてツッコミ役「赤葦 京治(あかあし けいじ)」について解説します。

 赤葦は全国屈指の強豪校梟谷学園で、2年生ながら正セッターと副主将を務める優秀なキャラクターです。
 全国トップクラスの天才たちと比べれば実力では一歩劣りはしますが、その冷静さとエースに対する献身的な態度は梟谷を支える重要な柱でした。

 本記事ではそんな赤葦の活躍を、相方木兎との関係や名言、そして意外なその後の進路なども含めて語っていくことにします。

「ハイキュー‼」赤葦京治ってどんな奴?(声優含む)

基本プロフィール(身長、誕生日、声優など)

所属梟谷学園高校2年6組
ポジションセッター
誕生日12月5日
身長182.3cm
体重70.7kg
最高到達点327cm
好物菜の花からし和え
最近の悩みもうちょっとパワーをつけたい
声優逢坂良太

 赤葦は全国屈指の強豪校、梟谷学園の副主将、セッターとして東京遠征合宿から登場したキャラクターです。

 外見はやや太めの眉と鋭い目つきが特徴で、その言動は非常に冷静沈着
 ボケ担当の自由人エース木兎に対しては遠慮なくツッコミ、時にスルーして放置したりと一見するとぞんざいに扱っているかのようにも見えます。

 しかし実際は非常に献身的で義理堅く真面目
 精神的に不安定で面倒くさい木兎を上手くコントロールして支えているのが赤葦なのです。

 ほとんど表情が変わらないので冷めているかと思われがちですが、根っこのところはスポーツ選手らしく負けず嫌いで、いいプレーが出ればニヤリと笑う普通の少年。
 意図して感情を表に出さないようにコントロールしているだけなんです。

 とても頭が良く、真面目で面倒見が良い赤葦ですが、時にそれが行き過ぎて逆に変人扱いされることも。

 スピンオフ「ハイキュー部‼」では、そんな赤葦の愉快な一面を見ることができますよ。

常に練習での100%を引き出す正確なセッティング

パワー3
バネ4
スタミナ4
頭脳4
テクニック4
スピード4

※最低1~最大5の5段階評価

 これが赤葦のパラメーターです。
 パワー以外の評価が全て平均を上回っているという、非常にバランスがよく優秀な能力をしていますね。

 2年生ながら梟谷学園で正セッターを務めるだけあり、正確なトス、セッティングには定評があります。

 ただ、影山宮侑のような全国トップクラスの天才セッターと比べるとその技術は一段劣り、そのことは赤葦自身も自覚しています。

 しかし赤葦の本領は、そうした単純な技術やゲームメイクではなく、どんな状況でも練習で培った100%を試合で発揮できるという安定感

 自分を凡人と評する赤葦ですが、チームにとってはムラのある天才より、安定した秀才の方がありがたい存在でしょうね(ムラのある天才がエースである梟谷にとってはなおのこと)。

 とは言え、その安定感も決して完璧ではなく、時に空回りして不調に陥ることもないわけではないのです(詳細は後述)。


「ハイキュー‼」赤葦京治と木兎光太郎

木兎の世話係でツッコミ役

 繰り返しますが、赤葦は、梟谷学園の末っ子型(3年で主将だけど)エース木兎の世話係でツッコミ役です。

 普段は木兎の適当な発言に「それは無理です」と冷静にツッコみ、時にスルーして放置しているだけのように見える赤葦。

 しかし実際には、精神的に不安定でムラのある木兎を上手くコントロールして、極力ベストな状態を維持できるよう常に気を配っています

 木兎の対処に関して超高速で様々な思考を巡らせる赤葦のその様は、もはや一種の名人芸と言っても過言ではないでしょう。

 普通であれば、こんな面倒くさい木兎の面倒を見るなんて御免でしょうが、赤葦は木兎のことをスター選手として心から尊敬し、一緒にプレーできることを喜んでいます。

「絶好調の木兎さんは、見ていてとても気持ちが良いですから」

 だから他の人間が嫌がって逃げ出す木兎のしつこい練習にもチームで唯一付き合っているし、こんな男前なセリフが言えるんでしょうね。

冷静な男も偶には不調に陥り泣くことがある

 春高準々決勝、狢坂戦では木兎と赤葦が相手から徹底的に狙われます。

 しかし木兎は絶好調でそれを飛び越え、一方で赤葦はツーアタック失敗やトスが低くなったりと、どんどん不調に陥っていきます。

「……俺が影山や宮侑のようであれば」

 普段は決してしない思考に陥る赤葦。
 そしてとうとう彼はベンチに下げられてしまいます。

 ベンチから味方の活躍を眺める赤葦は、自分が試合をコントロールできるつもりでいたと思いあがりに気づき、冷静さを取り戻します

「なんて烏滸がましい……!」

「スターを前にして俺にできる事は“いつも通り”の供給だけです」

 調子を取り戻した赤葦、そして「ただのエース」に成長した木兎の活躍もあり、梟谷学園はこの試合に勝利します。

 試合後、当初空回りしていたことを反省し、一人落ち込む赤葦に木兎が話しかけます。

「赤葦反省中? 後悔中?」
「反省中なら邪魔しねぇけど!」

「試合中に余計なことを考えました……!」

「理由分かってんなら大丈夫じゃん。次対策できる」

「……はい……‼」

 木兎の母親のように言われる赤葦ですが、やはり木兎は先輩で、赤葦も普通の少年だったのだなと感じさせる場面でした。


「ハイキュー‼」赤葦京治の活躍、名言、その後の進路

「いつも通り」を供給する気遣いセッターの活躍と名言

 赤葦がもっとも木兎の世話係らしく活躍したのが春高予選の音駒戦です。

「では、何も考えずにクロスを打ってください」
「ただ気持ちよく」
「道は作りますので」

 いつも通り不調に陥った木兎を、いつも通りに立ち直らせる赤葦のなんと頼れることか。
 このセリフを見て赤葦イケメン過ぎると感動した読者は多かったようです。

「嫉妬も憧れも試合中は不要」

 空回りした自身の不調を、自らの意思で立て直したその心の強さ。
 折れない強さより、そこから立ち上がれる強さこそが尊いと感じさせてくれた瞬間です。

「あああ」
「ちょっとやってみたい」

 狢坂戦終盤、様々な攻撃の選択肢が浮かぶ中、それまでの安全策、100%のトスではなく、120%のトスを選択した赤葦。

 彼が自分の殻を破った瞬間でした。

卒業後は大手出版社に勤務、何故か小さな巨人「宇内天満」の担当編集に

 卒業後、赤葦はバレーを辞めて大手出版社に就職しています。

 そして何と、漫画家になった小さな巨人「宇内天満」の担当編集者として再登場を果たしたのです。

 実は元々は文芸希望だったそうですがそれが叶わず、週刊少年漫画誌の編集に回され宇内の担当をすることになったのだとか。

 ちなみに宇内は「メテオアタック」というバレーマンガを描いているそうです。

 宇内も(というか漫画家全般に言えることか?)メンタルの浮き沈みが意外に激しく、漫画家として色々と迷走しているようで、それを上手く赤葦が支えてコントロールしていました。

 赤葦はきっと、こうやって人を支えることに喜びを感じる人間なんでしょうね。



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